ダブルクロス『鋼の歌姫は眠らない』


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鳴神(なるかみ)ミサキキャラシート(PL:かあねりあん)
獄城(ごくじょう)玲於奈(れおな)キャラシート(PL:ぽぽ)
永倉(ながくら)文吾(ぶんご)キャラシート(PL:中村)

【Index】

オープニング1:鳴神ミサキ
オープニング2:獄城玲於奈・永倉文吾

ミドルフェイズ1「なら大丈夫だ。ぼくたちはチーム!」
ミドルフェイズ2「ええやん、シンプルで」
ミドルフェイズ3「あんたは、あんたのままでいい。」

クライマックス
バックトラック

エンディング1:「要は元気に生きていてくれ、ということだ」
エンディング2:「ぼくの友達にもね。夢のために立ち上がるって決めた子がいるんだ」

【プリプレイ】


GM:早速はじめていきまーす!
GM:ではまず自己紹介から!
永倉文吾:おねしゃす!
ねり:よろしくお願いしまーす!
鳴神ミサキ:名前!
獄城 玲於奈:お願いします
鳴神ミサキ:よろしくお願いしまーす!
GM:よろしくおねがいします!
GM:キャラシURLをはってから自己紹介という流れでお願いします
GM:PC番号順で!
GM:鳴神ちゃんからお願いします
鳴神ミサキ:イエース!
鳴神ミサキhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1tvW5QIM
鳴神ミサキ:鳴神(なるかみ)ミサキ、中学生!
鳴神ミサキ:電気体質と物体形成能力を持ったUGNチルドレンです。
鳴神ミサキ:体質制御の訓練が長引いて中学生になるまで学校に通えず、
鳴神ミサキ:学校に行ったり、友達に会ったりするのが楽しみな女の子!
鳴神ミサキ:ちなみに成績は良くない。天真爛漫な性格とわがままボディが売り!
GM:わがままボディ!中学生でわがままボディだと……?
鳴神ミサキ:たゆんとかぽよんとか。しちゃうんだ、ぜ!
鳴神ミサキ:性能は射撃。達成値をあの手この手で稼ぎつつ必中の電撃を叩き込みます。
鳴神ミサキ:さらに侵蝕率100以上になると《ポルターガイスト》でリミッター解除!
鳴神ミサキ:カバーリングとバディムーヴも完備。お小遣いも少し持っている。
GM:お小遣いまで完備!
鳴神ミサキ:がんばるぞー! よろしくお願いします!
GM:よろしくおねがいします!

PC1:鳴神ミサキ
シナリオロイス:RIN
あなたは電力不足に陥っているRINに遭遇する。
彼女の身体は機械で駆動しているそうだ。
RINを助けたあなたは懐かれた。
そして、「もう一つ助けてほしいことがある」と懇願される。
所属しているバンドの解散ライブを守って欲しい、と。
GM:というわけでその電気体質等を使ってバンド少女を助けてあげてください。
GM:特典は……その子に懐かれます
鳴神ミサキ:アイ・サー!
鳴神ミサキ:アッシュタイムズ……なくなっちゃうの……?
GM:なくなっちゃいますね……!最後に華をしっかりもたせてあげよう!というセッションです。
鳴神ミサキ:おんがくせいのちがいってやつかな……。一肌脱いじゃうか!
GM:まぁ解散理由は追々分かる可能性もあるかもです!
GM:では改めてPC2、獄城さん自己紹介お願いします~
獄城 玲於奈https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY68250QIM
獄城 玲於奈:”ヘカトンケイル”獄城玲於奈や
獄城 玲於奈:仕事はヤクザの用心棒…とか、まあ色々。
獄城 玲於奈:金になるんやったら何でもやるで。
獄城 玲於奈:ウチの強みはタフネスかなー
GM:タフネスで金儲け!
獄城 玲於奈:ショボい銃弾とかは効かへんしね
獄城 玲於奈:楽して儲かる、これがサイコーやねえ
GM:今回はどうかな……!
獄城 玲於奈:暴力で金が貰えるとかがわかりやすうてええよね
獄城 玲於奈:ふふ、期待してるでー
獄城 玲於奈:普通にタフやけどロボのへカトンに乗れば耐久力はさらにアップ
獄城 玲於奈:適当にぶん殴るだけでもそこそこの火力
獄城 玲於奈:ま、任せといてな
GM:はーい、よろしくおねがいします!
GM:PC2,PC3はハンドアウト一緒なのでまた後で!
GM:ではPC3、永倉くん自己紹介お願いします~
永倉文吾https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY9Izu9AIM
永倉文吾:永倉文吾(ながくらぶんご)です。
永倉文吾:半年前に日本のN市という街である事件に巻き込まれて
永倉文吾:何の因果かペルーに売り飛ばされ
永倉文吾:ペルーのある村でゲリラの戦禍に巻き込まれそこで半年間ゲリラ兵士として戦っていた元フリーターの23歳です
GM:一文の内容が濃すぎる
永倉文吾:その経験が結構辛かったらしく、昔は明るいバカだったけど今はちょっと暗めで落ち着いた性格になりました。
永倉文吾:えげつない借金を抱えているのでなんとか借金を解消できるよう日々頑張っています
GM:永倉くん……がんばってね……
永倉文吾:性能としてはクライマックス特化のサイレン+フェイタルヒット+勝利の女神型
永倉文吾:クライマックスではえげつないシーン攻撃を使えますがミドルではショボショボです。ミドル戦闘がないといいな
永倉文吾:でも意思4、精神6で生き字引を持ってるので情報収集はそれなりにできます。
永倉文吾:そんな感じの子です。よろしくおねがいします。
GM:はい!よろしくおねがいします!
GM:では二人のハンドアウト!

PC2&3:興津和沙&永倉文吾
シナリオロイス:愛染リツキ
あなたは知り合いの愛染リツキから依頼を受ける。
不調な自分の代わりに知り合いの歌手を助けてほしい、と。
報酬額は一人に対して「100万」だ。
GM:100万ですってよ、奥さん!
獄城 玲於奈:大金だ
獄城 玲於奈:ヤッタネ
獄城 玲於奈:パチンコより儲かる
永倉文吾:やったぜ。15日一回800万円の利子を払わないといけないからその1/8も助けてもらえる!
永倉文吾:利子がえぐい
GM:利子……
鳴神ミサキ:えぐい……!
GM:ではこのメンバーでやっていきます!よろしくおねがいします!
永倉文吾:おねがいします!
鳴神ミサキ:よろしくお願いします!
獄城 玲於奈:おねがいしまーす
GM:ではトレーラーを張って、自己紹介パート終了とします!


■トレーラー 「アッシュタイムズ」というロックバンドの解散ライブが行われる。
バンドの歌手は、RINという少女。

一見すると分からないが、彼女の体は鋼鉄で出来ている。
レネゲイドビーイングとして身体を持つに至らなかった存在が、機械の体で生活しているような状態。

そして、解散ライブの準備中、FHセル「エンド・オーダー」からの襲撃予告が発表された。
RINの身体に使用されている技術を簒奪する目的だそうだ。

最終ライブの成功は、君たちに掛かっている。

ダブルクロス The 3rd Edition『鋼の歌姫は眠らない』

ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。



◆オープニング1:鳴神ミサキ

GM:鳴神ちゃんは登場をお願いします。
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+2(1D10->2)した(侵蝕値:37->39)


GM:その日、君は楽しい学校が終わり、帰り道を歩いていた。
鳴神ミサキ:「かーえろかえろ、おうちにかえろ」
GM:ふと、電柱の影に何者かがうずくまっているの発見する。
RIN:「うーん……困ったなぁ」
鳴神ミサキ:「きょお~の夜のご予定は~……お?」
RIN:「昨日充電忘れていたみたいだなぁ……うーん……」
RIN:「こんなところに偶然ちょうどよく人が通りかかるわけ……ん?」
鳴神ミサキ:反射的に全身のレネゲイドが励起する。パリッと、体表を電気が走る。
鳴神ミサキ:すぐに臨戦態勢に入る、戦闘向けのチルドレンの癖みたいなものだ。
鳴神ミサキ:「……おねーさん、どこか具合でも悪いの?」
RIN:「うん、電力が足りなくて……」
RIN:「って通じないか」
鳴神ミサキ:「そっか。それじゃ救急……なんですと?」
鳴神ミサキ:「でん、りょく?」
RIN:「んー、説明が難しいんだけど、電気が足りなくて調子が悪いって言ったら伝わるかな?」
鳴神ミサキ:「でんきがたりない。」オウム返しだ。
鳴神ミサキ:(電気が足りなくて具合が悪くなる……?)
RIN:「うーむ……」
鳴神ミサキ:「あー、もしかして、あれか。おねーさん体に機械が入ってたりするのかな」
RIN:「! そうそう、まさにそれ!」
RIN:「正確には機械に私が入ってるんだけど」
鳴神ミサキ:「えっ」
鳴神ミサキ:(わ……わかりかけてたのがまたわからなくなった!)
RIN:「えと、とにかく機械が関係しているのは証拠あるよ」
RIN:そういって、うなじのあたりを触ってからそちらに見せます。
RIN:皮膚のカバーのようなものが外れ、なんらかの端子の差込口がずらりと並んでいます。
鳴神ミサキ:「わお」
RIN:「最悪、モバイルバッテリーでも持っていたらそれで充電できるんだけど、持ってたりする……?」
RIN:USB端子などなど、見覚えのある端子も見えるはずだ
鳴神ミサキ:(まるでアニメのサイボーグとか、そんなんみたいだ……)
鳴神ミサキ:(これ、正直に答えたら教官とかに怒られる気がするけど……おねーさんも困ってるんだよなぁ……)
鳴神ミサキ:(うーんうーん…………よし、決めた)
鳴神ミサキ:「ぼく、そういうの持ってないんだ。……こういうことできるから」
鳴神ミサキ:片手でピースを作って見せる。人差し指と中指の間に、パチッと電気が弾ける。
RIN:「わっ、え、すごい」
鳴神ミサキ:「体質なんだ。……ぼく、こういうやつだから」ちょうど二人を包むくらいの範囲に《ワーディング》。
RIN:「あ、なるほど……オーヴァード」
RIN:「じゃあ包み隠さずこちらも話すね。私はレネゲイドビーイング……のなり損ない、みたいなもの」
鳴神ミサキ:「なりそこない……?」
RIN:「……っと」ちょっとしかめっ面をして、頭を抑える。
RIN:「ごめん、とりあえず充電、お願いしても良い?」
RIN:「……そろそろ、きついみたいだ」
鳴神ミサキ:「……わかった。そのかわり、《ワーディング》とかエフェクトの使用とか、あとで支部に報告しなきゃだから」
鳴神ミサキ:「ちゃんと話してほしいな」
RIN:「うん、もちろんだとも」
鳴神ミサキ:警戒は解かないまま、彼女のうなじに手を触れて。
鳴神ミサキ:規格と電圧を読み取って、生体電流を調整して。
鳴神ミサキ:「じゃ、行くよ」
鳴神ミサキ:《人間発電機》
鳴神ミサキ:給電を開始する。
RIN:「あーーーー、そうそうそんな感じ。生き返る~~」
鳴神ミサキ:「お風呂じゃないんだから……」
RIN:「ふふ、ありがとう」
鳴神ミサキ:「おやすいごよう……とは言えないんだけど。助けになったなら、よかったよ」
RIN:「いやー、ここで動作停止しちゃったら本当に困るところだったから、助かるよ!」
RIN:「現世に舞い降りた天使かな、君は!」
鳴神ミサキ:「いやいやいや。褒めても電気しか出ないよ!」
鳴神ミサキ:「……動作停止ってことは、体、けっこうメカだったりするの?」
RIN:「……脳以外はほとんどそうだと思ってもらっていいよ」
RIN:「私はレネゲイドビーイングとして、完全に形をなすことができず存在を維持することも難しかった存在」
RIN:「それを機械で補っているんだ。だから、機械に私が入っている感じ」
鳴神ミサキ:「……そうなんだ」そんな相手に会うのは初めてだ。どう応えれば良いのやら……
RIN:「と、とにかく、レネゲイドビーイングであれ、人であれ、どちらでもなくとも!」
RIN:「お礼は大事だと思うから、お礼がしたい!」
RIN:「私ができることは歌を歌うことしか無いから、ぜひライブに来てほしいんだけど……」
鳴神ミサキ:「やや、いいよこのくらい。どっちかって言うと、お礼より支部に来てもらって事情を──」
鳴神ミサキ:「──ライブ?」
鳴神ミサキ:お礼と意気込む彼女の顔をまじまじと見て。
鳴神ミサキ:ふと、思い立って、空いた片手でスマホを取り出して。
鳴神ミサキ:音楽プレーヤーに入れてある、とある曲のアルバムアートに目を落とし。
鳴神ミサキ:もう一度、眼前の女性に目を向けて。
RIN:「ん?」
鳴神ミサキ:「……ま さ か」
鳴神ミサキ:「いや、まさか」
鳴神ミサキ:「いやいや、まさか……?」スマホの画面を見せる。
RIN:「ふふん」得意げそう
鳴神ミサキ:『アッシュタイムズ』の一曲と、アルバムアート……CDのジャケットが表示されている。
鳴神ミサキ:「まさかまさか……」
RIN:「いや、まぁちょっと前の『時の人』って感じだから誇れるほどではないんだけど……」
鳴神ミサキ:「……RINだー!?」アルバムアートには、まさに眼前の女性が写っている!
RIN:「そうでーす」ピース!
鳴神ミサキ:「うおお……本物だ……出会ってしまったぞ……」
鳴神ミサキ:「……ぐわーっ色紙の用意がない!」
RIN:「そんなに感激してもらえるとは、嬉しいな」ちょっと照れくさそう
鳴神ミサキ:「だってだって。つべでPV見てから配信されてる曲がーっと買って」
鳴神ミサキ:「全部スマホにぶち込んであるもん。学校にもアッシュタイムズのファンいるよ!」
RIN:「あ、そうなんだ。嬉しいな」
鳴神ミサキ:「RINがこんな身近にいたなんて……この国も広いようでせまいぜ……」
RIN:「そっかー、救世主が私のファンだったかー」
RIN:「ちなみにお名前を聞いても?」
鳴神ミサキ:「ぅおっす!」
鳴神ミサキ:「鳴神ミサキ。中学生で……」
鳴神ミサキ:「……N市UGN、第十支部のチルドレン」
RIN:「あ、UGNチルドレン!?」
RIN:「……ちょっと、厚かましいんだけど、お願い事してもいい?」
鳴神ミサキ:「そうなので……おねがいごと?」首を傾ける。
RIN:「私のライブを、守って欲しいんだ」
RIN:「解散ライブ。実は最後のライブになってしまうんだけど、それを壊そうとする輩がいる」
RIN:「FHセル『エンド・オーダー』」
鳴神ミサキ:「あ、本当に解散するんだ……そっかあ…………って」
RIN:「私の機械の身体を狙って、ライブを襲撃しようとしてるみたいなんだ」
RIN:「どうか、助けてほしい!」
鳴神ミサキ:「……そっか。警察沙汰じゃ済まないね、それは」
RIN:「ライブの優待チケットと、あとでサインと、それから……」
RIN:「とびっきりの歌を君に届けてみせるから!」
RIN:「お願いします!」
鳴神ミサキ:「………」本来なら、自分ひとりで決めていい範疇の話ではない。
鳴神ミサキ:しかし、だ。
鳴神ミサキ:「ねえ、RIN」
RIN:「んー?」
鳴神ミサキ:「歌は好き? ……ライブは、アッシュタイムズは、好き?」
RIN:「……全部、好きだよ」
鳴神ミサキ:その答えに目を細め。
鳴神ミサキ:「わかった」
RIN:「ほんと!?」
鳴神ミサキ:「ぼくは、UGNの人間だから勝手に動くことはできないけど……」
鳴神ミサキ:「支部に話は通すし、その中でぼくにできる全部をやることにする。もちろん、対策班にも立候補する!」
鳴神ミサキ:「……きみの好きを、ぼくは守るよ」
RIN:「ありがとう」
RIN:「すごい心強いよ。それじゃあーー」
RIN:「よろしく頼むね。ミサキ」手を差し出して、握手を求めるように。
鳴神ミサキ:「うん。こちらこそよろしく、RIN」その手を握り返す。
鳴神ミサキ:(そうだとも。ぼくは戦える。きっと守って見せるから──)
鳴神ミサキ:かつての出会いを脳裏に呼び起こして、今一度、心を決めた。

GM:シーン終了。ロイスの取得が可能です。
鳴神ミサキ:RINに ●尽力/感激 でロイスを取得します。処理は以上!

◆オープニング2:獄城玲於奈・永倉文吾

GM:獄城さんと永倉くんは登場をお願いします。
永倉文吾:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 7[7]+32 → 39

獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+7(1d10->7)(侵蝕値:42->49)


GM:君たちはクラブ・キングの所属する店の一室。防音性の高い個室に通されていた。
GM:それぞれの知り合いである、愛染リツキに「依頼がある」と連絡されて呼び出されたのである。
獄城玲於奈:「えらい高そうな店やねえ」
獄城玲於奈:キョロキョロ部屋の見ている
獄城玲於奈:「リッキーて意外と金持ちなん?」
愛染リツキ:「部屋に関しては伝手、というやつだ。ふたりとも呼び出してすまんな」
永倉文吾:「俺とリツキくんの仲だ。気にすることはない。」
永倉文吾:昏さを帯びた目で、リツキくんを見据えながら言う
愛染リツキ:「……永倉、ちょっとイメチェンしたか?」
愛染リツキ:「最近連絡も取れなかったし……」
永倉文吾:「海外に流されてから、色々あったからね。」
永倉文吾:「いつまでも、呉下の阿蒙じゃいられなかったんだ。」
獄城玲於奈:「永倉ァ?!」
永倉文吾:片耳を抑える
獄城玲於奈:「永倉て、あの永倉?捕まえたら億もらえる永倉?」
永倉文吾:「言っとくけど」
永倉文吾:「その賞金はもうかかってないからな。」
獄城玲於奈:「それは、まあ流石になー」
永倉文吾:「あれは3日間の祭りの時
永倉文吾:だけの話だ。」
愛染リツキ:「そうだな、あれは大変だった」
永倉文吾:「で」
獄城玲於奈:「半年くらい前やったもんな」
獄城玲於奈:「まあ手配書とは雰囲気違うけど。まあええか」
永倉文吾:「今回の仕事というのは、その時の借りを返せるようなものなのかな、リツキくん」
愛染リツキ:「そうだな。切った張ったにはなるからな……そこは素直にすまないと思う」
愛染リツキ:「率直に言えば、ライブ会場の警備だ」
獄城玲於奈:「ウチとしては借りより金やけどね」
獄城玲於奈:「けーびの仕事って儲かんの?」
愛染リツキ:「知り合いの歌手の解散ライブに目をつけている、FHセルがいるらしい」
永倉文吾:「………普通は、時給1000円あればいい方だが」
愛染リツキ:「普通のライブ警備はどうか知らないが……」
愛染リツキ:「今回は、100万だ」
獄城玲於奈:「え?うそやろ?」
愛染リツキ:「全額、俺が出す」
獄城玲於奈:「ひゃく?ホンマにひゃく?」
獄城玲於奈:「あとで一万とかナシやで?」
永倉文吾:「……」
獄城玲於奈:「いやー、リッキーも太っ腹やね」
獄城玲於奈:「ん?なんや黙ってからに」
愛染リツキ:「英語を学んだおかげで、米国の株とか貿易に手を出したりとか、あとは日々の依頼で金を稼げたからな」
獄城玲於奈:「百万やで?」
永倉文吾:「ああ、少し考え事をしてた。」
永倉文吾:「つまり、どこかの筋の仲介というわけではなく、リツキくん個人の依頼ということでいいのか?」
愛染リツキ:「そうなる」
永倉文吾:「君がそれをする理由は?」
愛染リツキ:「……幼馴染のようなものだ。昔、同じドクターに調整してもらっていた」仕込み刃のある腕をさすりながら。
愛染リツキ:「そして俺がいければいいんだが、最近この刃が不調でな。無理しすぎたらしい」
永倉文吾:「その歌手もオーヴァード、或いはそれに近い存在ということだな。」
愛染リツキ:「レネゲイドビーイングの成り損ない……と本人は自称しているが、ようは一つの生命を機械で維持している状態だ」
永倉文吾:「それで、解散ライブを開けるほどの歌手になったのか」
獄城玲於奈:「ふーん」
永倉文吾:「立派なものだ」
獄城玲於奈:「ま、不思議生命いうたらFHに狙われんのも納得や」
永倉文吾:「未知の技術ならば、それを取り込もうとするやつらもいるだろうしな。」
獄城玲於奈:「けーび言うより、その場で倒してもうた方が後腐れ無さそうやけど」
獄城玲於奈:「当然一般の客もおるよね」
愛染リツキ:「あぁ、おそらくだが……」
愛染リツキ:「敵は襲撃の拠点を作ると思う。そこを叩ければベストだな」
永倉文吾:「了解だ。」
永倉文吾:「俺は、この仕事を受けようと思うが」
愛染リツキ:「まぁ手段については任せるよ。ただ、一般の客は巻きこないでほしい。彼女の大事なファンだ」
永倉文吾:「獄城、あんたはどうする?」
獄城玲於奈:「百万やで?断る理由あらへんよね」
愛染リツキ:「そうか。助かるよ」
愛染リツキ:「二人に頼んで良かった。恩に着る」
獄城玲於奈:「まあ任せとき」
永倉文吾:「恩は、俺のほうが大きいからね。」
永倉文吾:と言って
永倉文吾:「ああ、でも二つほど確認させてもらっていいか?」
愛染リツキ:「あぁ、構わない」
永倉文吾:「万一、そのライブ会場に敵が来なかった場合だが」
永倉文吾:「この時は、俺は報酬は無しで構わない。タダ働きで大金を得ると怒る人がいるからね。」
愛染リツキ:「わかった。ただ、敵が来る来ないに関わらず、」
愛染リツキ:「敵を見つけて倒した場合は、しっかり報酬を受け取ってもらうぞ」
永倉文吾:「勿論、働いた分はちゃんと報酬をもらうよ。」
獄城玲於奈:「二人ともマジメか?」
永倉文吾:「友人とは言え、仕事に関してはちゃんと線を引くもんだ。」
永倉文吾:「それに、もう一つの質問はあんたにも関係がある。」
永倉文吾:と言ってリツキくんに視線を向ける
永倉文吾:「リツキくんは最近グローバルに活躍してるようで、それは大変結構だが」
永倉文吾:「報酬の単位は、『円』だよな?」
愛染リツキ:「円だよ」
愛染リツキ:「さすがにそこで換金の手間を取らせるつもりはないさ」
永倉文吾:「なら、よし」
永倉文吾:と頬を綻ばせる。久々にあった友人への冗談だ。
永倉文吾:「じゃあ、改めて、仕事を受けさせてもらう。」
永倉文吾:「警備対象との顔合わせ等の手筈は、リツキくんが整えてくれるのか?」
愛染リツキ:「……あー、そうか。そうなるか」
永倉文吾:「……会場の構造やライブのスケジュールの把握が出来ないと警護は難しいし」
愛染リツキ:「いや、わかってるさ。二人のことは伝えておく」
永倉文吾:「面識のない俺たちがいきなり警護を申し出たらそれは痛いファン扱いされるってことは、わかってるよな。」
永倉文吾:「宜しく頼む。」
永倉文吾:「そこから先は、俺達に任せてくれ」
獄城玲於奈:「敵の情報はあるん?」
獄城玲於奈:「相手の顔とか解ると楽やしね」
愛染リツキ:「FHセル『エンド・オーダー』。おそらく、先程二人が考えたように」
愛染リツキ:「RINの身体の特殊性に目をつけている」
愛染リツキ:「あとは機械と人間の融合がなんとか……すまんな、ここまでしか情報がない」
永倉文吾:「とっかかりがあるだけでも十分だ」
獄城玲於奈:「ま、名前がわかれば上出来やね」
永倉文吾:「楽をできる分には越したことはないが、こっから先は俺達の仕事ってことだ。」
永倉文吾:「そうだろ、獄城」
獄城玲於奈:「ま、そういう事」
獄城玲於奈:「リッキーは心配せんと結果を待っとったらええよ」
愛染リツキ:「助かるよ。……あいつの歌、ちゃんと届けさせてやりたいんだ」どこか憧憬と気恥ずかしさを併せ持った表情で。
永倉文吾:「リツキくんの分まで、働いてみせるよ。」
永倉文吾:「そのために、まずは対象とのコントクトの場の設定、任せるよ」
愛染リツキ:「……はっ。痛いところをつくな。永倉のそういう直球なところは変わってなくて安心したよ」
愛染リツキ:「……久々に、気合入れて、連絡とるか」
愛染リツキ:そうつぶやいたリツキの言葉は、君たちに聞こえたかはわからない。ただ、
愛染リツキ:一つ確かなことは、これよりライブを守るために人々が動き出す、ということだ。
GM:シーン終了。ロイス取得が可能!
永倉文吾:友人/愛染リツキ/誠意○/不安
永倉文吾:以上で
獄城玲於奈:依頼人/愛染リツキ/意外と金持ち○/マジメか!/ロイス
獄城玲於奈:以上で

◆ミドルフェイズ1「なら大丈夫だ。ぼくたちはチーム!」


永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+9(1d10->9)した(侵蝕値:39->48)
永倉文吾:よっし
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+10(1D10->10)した(侵蝕値:39->49)
鳴神ミサキ:うおーっ
GM:あ、全員登場でお願いします
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+3(1d10->3)(侵蝕値:49->52)

GM:君たちは個人の依頼、またはUGNの仕事としてライブ会場の前に来ていた。
GM:まだライブが開かれる当時ではないが、
GM:当日
GM:警備の下見として、集合場所はここがいいだろうということになった。
GM:もちろん、RINもこの場にいる。
RIN:「皆さんお疲れ様。私のためにこんなに来てもらってありがとう」
RIN:「獄城さんと永倉さん、二人のことも腐れ縁から聞いているよ」
永倉文吾:「それは、話が疾くて助かる。」
永倉文吾:「で、そちらは?」
永倉文吾:ミサキさんたちの方に視線を向ける
RIN:「こちらはUGNの人たち」
鳴神ミサキ:「ぼくは、第十支部のチルドレン“エレクトリッガー”鳴神ミサキ! よろしくね!」
鳴神ミサキ:「えーっと……」スマホに二人のデータを呼び出して。
鳴神ミサキ:「“ヘカトンケイル”さんに……“ペルーの守護者”……さん?」
鳴神ミサキ:(なんでペルー?)
永倉文吾:「その綽名に関しては気にしないでくれ」
永倉文吾:「馬鹿な連中が面白だって大仰な名をつけただけだ。」
獄城玲於奈:「いや、おかしいいやろ」
獄城玲於奈:「馬鹿な連中がつけへんやろ」
獄城玲於奈:「こう、もっと何かええ感じのヤツあるんとちゃうの?」
永倉文吾:「半年前までは"小太歳"と呼ばれたこともあったし、"Mr.8億円"と名乗ったこともあった。」
永倉文吾:「まあ、好きなように呼んでくれればいい。名前を使ってもらえるのが一番ありがたくはあるが」
永倉文吾:昏い目でミサキさんの方を見ながら言います
鳴神ミサキ:「お、おう。それじゃあ、ナガクラさんね」
鳴神ミサキ:「で、“ヘカトンケイル”さんの方は……?」
獄城玲於奈:「あ、ウチ?」
獄城玲於奈:「獄城玲於奈な、まあレオナでもええしゴクジョーさんでもええよ」
獄城玲於奈:「んじゃミサキチとブンブン。よろしゅうな」
鳴神ミサキ:「じゃあ、レオナさん! うん、ぼくはミサキチでいいよ!」
鳴神ミサキ:「うお。ホープヒルズの人ってことは……」データに目をやって。
鳴神ミサキ:「……ウデキキなんだ! 頼れそう!」
永倉文吾:「あそこに住んでる奴らと知って、そういう評を下すやつもいるんだな」
永倉文吾:と、行って
永倉文吾:「仕事の話に移っていいか?」
永倉文吾:と静かな声を出します。
獄城玲於奈:(ウデキキ?新手の食べモンの名前か?)
RIN:「どうぞ」
永倉文吾:「俺達は、こちらの友人筋からライブの護衛を依頼されたわけだが」
獄城玲於奈:(ワイキキとかトンテキとかの新しいやつかな)
永倉文吾:「UGNも、同じく彼女の護衛が今回の目的、ということでいいか?」
鳴神ミサキ:「うん。RINから直接依頼を受けてね。ぼく以外にも警備員のカッコウで人が来てるけど……」
永倉文吾:「わかった。だが、一つの現場に命令系統の違う二つの組織が入っているのは混乱を招く原因となる。」
永倉文吾:「UGNとの合同任務になるなら、俺はその指揮下に入りたいと思う」
永倉文吾:「獄城はどうだ?」
獄城玲於奈:「正直、指揮下とかややこしいのは面倒やけど。作戦をそっちが考えるんやったら別にかまへん」
獄城玲於奈:「ただ雇い主はリッキーやからな」
獄城玲於奈:「どっちかを優先するんやったら雇い主の考えやな」
獄城玲於奈:「それに反してないんやったら協力は別に問題ないでー」
永倉文吾:こくりと頷く
永倉文吾:「俺達の目的はRINをライブ終了時まで守り抜くことだ。」
鳴神ミサキ:「ぼくが……じゃないや。UGNが受けた依頼は──」
鳴神ミサキ:「──『エンド・オーダー』から狙われてるRINを守ること。そして、このライブを守ること」
鳴神ミサキ:「……同じ、かな」
永倉文吾:「だな。」
RIN:「リツキが依頼をだしていたのはびっくりしたけど、同じ目的の人が守ってくれるのはありがたいね」
永倉文吾:「そっちからすれば、好きに使える手足が増えたものと考えてくれればありがたい。」
永倉文吾:「俺たちを信用出来るのなら、だが」
鳴神ミサキ:「手足だなんて……RINの友達から依頼を受けたんでしょ?」
鳴神ミサキ:「なら大丈夫だ。ぼくたちはチーム!」
RIN:「うん、連帯感は必要だね。バンドにしても、何に取り組むにしても」
永倉文吾:「では、俺たちが指揮下に入るということで合意してもらえたということでいいな。」
獄城玲於奈:「物言いが堅苦しいなあ」
獄城玲於奈:「ま、仲良うやるのはええと思うよ」
鳴神ミサキ:「基本的に、ここで自由に動ける戦力はぼくとナガクラさんとレオナさんだけになると思うから……」
鳴神ミサキ:「本当に当てにするよ。がんばろうね!」
永倉文吾:「微力は尽くすさ」

GM:シーン終了。ロイス取得と購入可能です!
獄城玲於奈:ブンブン/永倉文吾/真面目そう○/ペルー?
獄城玲於奈:ミサキチ/鳴神ミサキ/明るい○/ウデキキ?
永倉文吾:ご近所/獄城玲於奈/有意○/不安
永倉文吾:同行者/鳴神ミサキ/信用○/隔意
永倉文吾:ボデマ
永倉文吾:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[1,6] → 6

永倉文吾:買えない、以上!
鳴神ミサキ:レオナさんに ●連帯感/ウデキキ?、 ナガクラさんに ●連帯感/ペルー? で取得しましょ。
鳴神ミサキ:お買い物はこちらもボデマ!
鳴神ミサキ:1dx+2>=12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 1[1]+2 → 3 → ファンブル

鳴神ミサキ:アバーッ
永倉文吾:どんまい!
獄城玲於奈:戦闘用きぐるみ
獄城玲於奈:2dx+4>=14
DoubleCross : (2R10+4[10]>=14) → 7[3,7]+4 → 11 → 失敗

獄城玲於奈:財産3点使用で購入します
鳴神ミサキ:《バディムーヴ》。その達成値に+3!
獄城玲於奈:あ助かります
獄城玲於奈:ヤッター
鳴神ミサキ:忘れがちなバディムーヴ!
永倉文吾:すごいぜ
獄城玲於奈:戦闘用きぐるみ(うさぎ) つまり バニースーツだ!
鳴神ミサキ:なっ
鳴神ミサキ:えっちだぜ……

◆ミドルフェイズ2「ええやん、シンプルで」

GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーは永倉くん、他登場自由。
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+8(1D10->8)した(侵蝕値:49->57)
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+2(1d10->2)した(侵蝕値:48->50)
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+5(1d10->5)(侵蝕値:52->57)
GM:情報項目はこんな感じ!
いずれも技能は《情報:噂話/UGN》
ロックバンド「アッシュタイムズ」について:難易度7
FHセル「エンド・オーダー」について:難易度7
RINについて:難易度7 
襲撃計画について:難易度7
永倉文吾:ふむふむ
永倉文吾:何をやりたいとかあります?
鳴神ミサキ:アッシュタイムズから行ってみようかな!
獄城玲於奈:エンドオーダーいってみようかな
永倉文吾:じゃあ、襲撃計画について
獄城玲於奈:一応元FHだし
永倉文吾:襲撃計画について:難易度7
永倉文吾:生き字引を使います。能力訓練:精神も
永倉文吾:7dx+4>=7
DoubleCross : (7R10+4[10]>=7) → 10[2,3,8,8,8,10,10]+8[2,8]+4 → 22 → 成功

永倉文吾:らっくしょう!
GM:すごい
鳴神ミサキ:ノイマンパワー……
鳴神ミサキ:アッシュタイムズについて、情報:UGNでコネ起動!
鳴神ミサキ:(1+2)dx+2>=7
DoubleCross : (3R10+2[10]>=7) → 4[2,2,4]+2 → 6 → 失敗

鳴神ミサキ:ぐぇー。財産1入れて成功に。
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼を使用
獄城玲於奈:ダイス+2個
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+1(侵蝕値:57->58)
永倉文吾:あ、自分にはバディムーブができない!
獄城玲於奈:4dx>=7
DoubleCross : (4R10[10]>=7) → 6[3,4,4,6] → 6 → 失敗

GM:おしいのが続く
獄城玲於奈:財産1点
鳴神ミサキ:バディムーヴはチルドレンの嗜み……
鳴神ミサキ:獄城さんはお金持ちなのだなぁ
GM:では情報公開していきまーす
獄城玲於奈:ここは財産で
獄城玲於奈:防具にお金をかけるからね
永倉文吾:しゃーす
ロックバンド「アッシュタイムズ」について:
一時期一世を風靡したロックバンド。今も根強い人気はある。しかし、結婚や病気の療養、家業の跡継ぎなど、メンバーがそれぞれの道に歩みだすタイミングが重なったため、解散に踏み切った。近々解散ライブが行われる予定。
FHセル「エンド・オーダー」について:
不老不死を目指し、機械技術とレネゲイド、そして人との完全な融合を手段として掲げるセル。RINの身体に使用されている技術に目をつけた。機械兵の生産に余念がない。
獄城玲於奈:獄城玲於奈の財産を-1(財産:11->10)
襲撃計画について:
ライブ会場の裏にある小さな山に襲撃拠点を構える予定。そこから部隊でライブ会場を襲い、混乱の最中にRINを奪取する計画。機械兵・ライカの指揮によって計画は遂行される。襲撃前に拠点を叩くことが、被害をださない最良の方法だ。
GM:また、次のシーンから以下の情報項目が追加されます
機械兵・ライカについて:難易度8
GM:情報関連は以上でーす
永倉文吾:はーい。

GM:解散ライブが行われる会場の楽屋。
GM:一通り会場の下見も終えた君たちは、楽屋で仕事に関する話をすることにしたのだ。
鳴神ミサキ:「むむむ……」スマホとにらめっこ。
永倉文吾:「……悩んでるなら課金はしないほうがいいぞ?」
獄城玲於奈:「えー?逆とちゃう?」
獄城玲於奈:「悩んでんねんのやったら課金やって」
獄城玲於奈:「限定キャラは次いつくるか解らんのやしね」
鳴神ミサキ:「ソシャゲじゃないよっ! お仕事中にはしない……」
鳴神ミサキ:「や、そうじゃなく」置いといて、の所作。
RIN:「そうじゃなく?」
鳴神ミサキ:「RINを狙うのにライブを襲う、っていうのがピンと来なくてさ」
永倉文吾:「確かにな」
鳴神ミサキ:「RINだけ狙い撃ちにすれば済む話じゃん? こないだみたいに一人でいる所をさ」
鳴神ミサキ:「それで、アッシュタイムズにも何かあるのかなーって支部のデータ漁ったんだけど……」
鳴神ミサキ:「R案件ネタはなんもないね。メンバーみんなにプライベートな事情があっての解散、なんだね」
獄城玲於奈:「ほーん」
獄城玲於奈:「ま、バンドの解散てそんなもんかもなー」
鳴神ミサキ:「……ケンカじゃなくて良かった、ってのは収穫だったかな」
鳴神ミサキ:なくなっちゃうの残念だなぁぁ~、と伸びる。
RIN:「ふふっ、そう言ってもらえるのは嬉しいね」
獄城玲於奈:「解散ライブできるんやからファンもしっかりおるんやろ?自信持ったらええんとちゃう?」
鳴神ミサキ:ファンでーす、と手をひらひら。
RIN:「いやぁ、いつになっても自信などつかないさ」
RIN:「ここまでこれたのも奇跡のようなものだと思っているよ」
RIN:「謙虚な姿勢、とかではなく単にそういう性分なんだろうね」
鳴神ミサキ:「我らが歌姫は控えめですなぁ」
永倉文吾:「で」
永倉文吾:その歌姫が紡いできた小さな奇跡を潰そうとしてる「エンド・オーダー」ってのは、どんな連中なんだ?」
永倉文吾:獄城さんの方を見ながら言います
獄城玲於奈:「え?こっちに振るん?ま、元FHやから知らん事もないんやけどね」
獄城玲於奈:「ま、そんな特別なセルってワケやないんやけどね」
獄城玲於奈:「目標はふろーふしやったかな」
獄城玲於奈:「よくある長生き健康セルの一つやね」
獄城玲於奈:「で手段が機械化とレネゲイド技術や」
獄城玲於奈:「うん!長生き健康系のど真ん中!っちゅう感じ!懐かしいわあ」
永倉文吾:「科学についてのことはよくわからんが、アプローチの方向性としては理解できなくはないな。」
鳴神ミサキ:「機械化で、健康ねぇ……」道端にうずくまったRINの姿を思い出す。
獄城玲於奈:「ま、そういうセルがようさんあるからFHは武器とかロボとかおもろいモン作るんやけどね」
獄城玲於奈:「性能がええんよ、あっちのは」
永倉文吾:「ということは、やつらの主力もそのたぐいか」
獄城玲於奈:「まあ、それでも身内の技術だけやと頭打ちやからなー」
獄城玲於奈:「その辺が狙いとちゃう?」
鳴神ミサキ:「……あ、もしかして機械化兵?」
鳴神ミサキ:「第七支部がしょっちゅうやり合ってるやつだ」
鳴神ミサキ:そういうことか、と顔を顰める。
永倉文吾:「なにか、得心がいったのか?」
鳴神ミサキ:「えっと……」当事者を見て。
鳴神ミサキ:「RIN、言ってもいい?」
RIN:「構わないよ」
鳴神ミサキ:「RINの体は、機械なんだ。レネゲイドビーイングが機械の体に宿ってるんだって」
鳴神ミサキ:「『エンドオーダー』の長生き健康アプローチと、ドンピシャリだね」
永倉文吾:「リツキくんは、機械で生命を維持している状態だと言っていたな。」
永倉文吾:「確かに、奴らが狙う価値がある存在だ。」
永倉文吾:「……さきに鳴神が案じた、わざわざが奴らがライブに乗じて襲撃をしようとする理由だが」
鳴神ミサキ:「うん」
永倉文吾:「現状では主に二つの理由が考えられる。」
永倉文吾:「一つは揺動だ。人が多く集まる場所で騒ぎを起こせば相応の混乱が起こる。」
永倉文吾:「混乱だけなら、俺達なら《ワーディング》でも対処ができるかも知れないが」
永倉文吾:「そうなれば逃げ遅れた人間にも相当な被害が出るだろう。」
永倉文吾:「もう一つは、機械兵の試験だろうな」
永倉文吾:「UGNが警戒してる拠点を襲撃しそこで一定の成果を挙げることができれば、他のセルへの売り込みにもなる。」
永倉文吾:「不老不死というのは通常なら決して届きようのない人類の夢だ。そこに手を伸ばそうとするなら相応の資金が必要だろうさ」
RIN:「前者は困るけど……後者の可能性も高そうだね」
永倉文吾:こくりと頷く
永倉文吾:「つまり、奴らは今回の仕事は隠密ではなく、宣伝として出来るだけ派手にやろうとしている。」
獄城玲於奈:「つまり程々の護衛が付きそうな相手と思われたーちう事?」
永倉文吾:「そういうことだ。」
獄城玲於奈:「うーん舐められたもんやねえ」
鳴神ミサキ:「ぼくらが出てくる所まで織り込み済みってわけ。そんで、ぶっ潰せるって思ってるわけか」
獄城玲於奈:ニヤニヤ笑う
永倉文吾:「そうだ。だから、やりやすい。」
永倉文吾:そう言って地図を広げます。
永倉文吾:「ここ最近の物流や人の流れを俯瞰すると、やつらが相応の準備を持って襲撃を実行しようとしていることは想像に難くない。」
永倉文吾:「そして、その拠点を作るならば地形としてはこの辺りになるだろう。」
獄城玲於奈:「フカン…」
永倉文吾:ライブ会場の裏にある小さな山やその他いくつかの点に印をつける
獄城玲於奈:「フカンね、うんワカルー」
永倉文吾:「理解が疾くて助かる。」
永倉文吾:「今すぐ、拠点を襲撃すれば、おそらく壊滅は容易だ。だが、そうなると奴らは目的をRINの回収という一点に絞ってくるかも知れない。」
獄城玲於奈:「ナルホドなー。つまり?」
永倉文吾:「ここはあえて、敵を泳がせる。」
永倉文吾:「奴らが準備を整えたところで、再起を測れないレベルまで叩き潰す。」
永倉文吾:「RINを護衛する点だけなら、それが一番効率のいい手段だと思うが、どうだ」
永倉文吾:と鳴神さんに昏い目を向けながら言います
鳴神ミサキ:「……敵の動きを待つっていうのはアブナいけど、こっちは敵の拠点を完全に絞り込めてない」
鳴神ミサキ:「これをいっこずつ潰してたら、その間に動かれる」地図の点を指でなぞって。
獄城玲於奈:「ふむふむ」
鳴神ミサキ:「だから、ナガクラさんの言うことは全部妥当だと思う。付け加えるなら……」
永倉文吾:「言ってくれ。最初に言った通り俺たちは最終的にはUGNの判断に従う」
鳴神ミサキ:「これだけ準備した襲撃計画なら、リーダーがいるよね。仕掛けるならそいつを押さえなきゃダメだと思う」
鳴神ミサキ:「そいつのシッポを掴まないうちに動くのは、危険かな……」
永倉文吾:「名前だけなら、あたりがついている。」
獄城玲於奈:「なるほどなー」
鳴神ミサキ:「ホント?」
永倉文吾:「まだ、詳しくは掴めていないから、さっきは説明から省いたが」
永倉文吾:「今回の襲撃は、ライカと呼ばれる機械兵の指揮によって行われる可能性が高い」
永倉文吾:「方針については、こいつの情報を掴んだから改めて検討する。」
永倉文吾:「そういうことでいいか、鳴神」
鳴神ミサキ:「うん。こっちが動かないうちは、敵はライブが始まるまで動かないだろうし」
鳴神ミサキ:「まだ時間はある。向こうが準備をするってんなら、こっちもしっかり整えてやろう」
鳴神ミサキ:「そんでもって、潰す。二度とRINを、RINの好きを狙ったりできないように」
永倉文吾:「了解だ。だが、こちらの意図を悟られぬよう、常に警戒を絶やさしていないという姿勢は取り続けておきたい。」
獄城玲於奈:「ま、要するに」
永倉文吾:「それについては、UGNの人員任せる」
獄城玲於奈:「敵のボスをやっつけるでOKやな?」
鳴神ミサキ:「そ。ボスらしきやつの名前がやっとわかったとこ」
獄城玲於奈:「ええやん、シンプルで」

GM:ロイス取得と購入が可能です!
永倉文吾:ロイス保留!
永倉文吾:ボデマ!
永倉文吾:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[1,5] → 5

永倉文吾:ダメダメのダメ
永倉文吾:以上!
獄城玲於奈:ロイスは保留します
獄城玲於奈:クリスタルシールド
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼を使用
獄城玲於奈:ダイス+2個
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+1(侵蝕値:58->59)
獄城玲於奈:4dx+4>25
DoubleCross : (4R10+4[10]>25) → 8[2,6,8,8]+4 → 12 → 失敗

獄城玲於奈:あ
鳴神ミサキ:ムーヴしてお金出せば行けるかな?
獄城玲於奈:バディくださいませbbか
獄城玲於奈:ですね
鳴神ミサキ:イエース! 《バディムーヴ》!
獄城玲於奈:お金は10あるので
獄城玲於奈:ヤッター
獄城玲於奈:財産10点とバディで25
獄城玲於奈:獄城玲於奈の財産を-10(財産:10->0)
鳴神ミサキ:こちらもロイスは保留。購入はボデマ。
鳴神ミサキ:1dx+2>=12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 2[2]+2 → 4 → 失敗

鳴神ミサキ:全然ダメだな!以上です。
獄城玲於奈:皆のことはカバーするぜ
鳴神ミサキ:頼りになりすぎる……バニーのおねえさん……

◆ミドルフェイズ3「あんたは、あんたのままでいい。」

GM:情報収集シーンです。永倉くんがシーンプレイヤー。ほかは登場自由!
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+7(1D10->7)した(侵蝕値:57->64)
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+1(1d10->1)(侵蝕値:59->60)
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+2(1d10->2)した(侵蝕値:51->53)

永倉文吾:か、かるい…!!
鳴神ミサキ:おもい……近付くポルターガイスト……
永倉文吾
・RINについて:難易度7 
・機械兵・ライカについて:難易度8
永倉文吾:残ってるのはこれかな
GM:あ、そうですね
永倉文吾:じゃあ、さっき言及したのでライカいきます
永倉文吾:生き字引
永倉文吾:能力訓練:精神を使用
永倉文吾:7dx+4>=8
DoubleCross : (7R10+4[10]>=8) → 10[1,1,2,3,3,7,10]+2[2]+4 → 16 → 成功

永倉文吾:天才
鳴神ミサキ:ド安定!
永倉文吾:あとは任せた!
獄城玲於奈:んじゃ
獄城玲於奈:RINについて
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+1(侵蝕値:60->61)
獄城玲於奈:ダイス+2個
獄城玲於奈:5dx>=7
DoubleCross : (5R10[10]>=7) → 9[1,3,5,5,9] → 9 → 成功

鳴神ミサキ:お見事!
永倉文吾:いえーい
GM:2つとも成功ですね
RINについて:
ロックバンド「アッシュタイムズ」のボーカル。
また、レネゲイドビーイングでありながら身体となるものをうまく形成できず、機械の身体で生命活動を維持している状態。
一応ピュアハヌマーンに分類されるが、声帯機能を振動で震わせて声を出すのがかろうじて、といった出力しかない。
機械兵・ライカについて:
剣技によって敵を解体することを得意とする、ノイマン/ハヌマーンシンドロームの機械兵。
元の体は普通の人間のものだが、今はその身体の殆どを機械に置換している。 かつて音楽業界に身を置いていたという噂があり、同じ機械の体でもあるRINに対して思うところがある模様。
GM:情報項目は以上です。
GM:次シーンから、クライマックスに突入します
永倉文吾:な、なんてこった……!!
永倉文吾:じゃあ、ちょっとシーン開始前にジェネシフトします
GM:はーい
永倉文吾:フルネジェシフト、6D10
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+33(6d10->7,7,9,1,5,4)した(侵蝕値:54->87)
永倉文吾:おっけい
鳴神ミサキ:こちらもジェネシフト。4個!
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+18(4d10->3,10,4,1)した(侵蝕値:64->82)

GM:ライブ会場入り口前、君たちは敵の拠点に出向く前だ。
GM:時刻は早朝。ライブ当日だ。
GM:まだ観客は見当たらず、RINが君たちの見送りにやってきている。
RIN:「じゃあ、いくんだね」
鳴神ミサキ:「うん、出発までもう少し時間はあるけど。行ってくる」
鳴神ミサキ:「……行って、もうなんの心配もいらないようにしてくるからね」
RIN:「……うん」
永倉文吾:「UGNの陣営が護衛として残ってくれている。そう心配することはない」
鳴神ミサキ:「……そうだ。ねえ、RIN」
RIN:「うん?}
鳴神ミサキ:「『ライカ』って人に心当たりはあったりする?」
RIN:「んー、思い当たらないなぁ」
鳴神ミサキ:「そっか。それならいいんだ。変なこと聞いて、ゴメン」
獄城玲於奈:「ま、しかしなんやね」
獄城玲於奈:「普通にしとるだけ言うのんがそんなに珍しいんかな」
獄城玲於奈:「リンリンは別にアホみたいに強いワケでもなし」
獄城玲於奈:「取り立てて頑丈ちゅうワケでもあらへんやろ?」
永倉文吾:「普通じゃないやつが普通に生きている、そのことに価値があるんだろうさ。」
永倉文吾:「俺達も、普通じゃなくなっちまったんだ。なんとなく、理解できないか?」
獄城玲於奈:「アホらし」
獄城玲於奈:「普通とか普通やないとか、他人を気にしてどないすんのよ」
獄城玲於奈:「ええやん、ウチは酒飲んで楽しいしとったらええからねえ」
獄城玲於奈:「リンリンは楽しそうに歌うたえばええやん」
鳴神ミサキ:「……ぼくはずうっとUGNの施設にいたからなあ。オーヴァードじゃない人の方が珍しい、って言うのも珍しいのかな」
獄城玲於奈:「長生きで健康に暮らすのて、楽しいからやろ」
獄城玲於奈:「面倒くさい事考えよるなあと思うただけや」
RIN:「獄城さんありがと。私も今日は精一杯歌うだけ、それくらいしか考えてないよ」
RIN:「あとはもちろん皆の無事もね」
鳴神ミサキ:「普通がどうとかは、関係ない、か。そうだよね」
鳴神ミサキ:「……昔、あるピアニストが言ったことなんだけどね」
鳴神ミサキ:「音楽は遺伝子で歌うものじゃない。魂で歌うものなんだってさ」
鳴神ミサキ:「RINが歌うから、アッシュタイムズの歌は響くんだ」
鳴神ミサキ:「……響いたんだ、ね」
永倉文吾:鳴神の言葉にそっと耳を傾けている。なんとなく、その意味はわかる気がする。
RIN:「私が歌うから、か。そうかもしれない。ありがとう」
永倉文吾:魂を響かせるようにして歌う女の姿を、見たことがある
永倉文吾:「無事を祈るついでに、一つ頼まれてくれるか?」
永倉文吾:RINさんに声をかけます
RIN:「内容によるけど、とりあえず聞こうか」
永倉文吾:「ちゃんとした席じゃなくていい。会場の端だろうが、舞台裏だろうが構わない。」
永倉文吾:「俺達が戻った後、あんたの歌が聞ける場所を作っておいてくれないか。」
永倉文吾:「鳴神はあんたのファンだし、リツキくんも、あんたの最後の勇姿を伝えたらきっと喜ぶ」
鳴神ミサキ:(そういえば優待チケットくれるって言ってたっけ……でも)
鳴神ミサキ:「うん、いいねそれ。三人で一緒にさ。ぼくもお願いしたいなぁ」
RIN:「構わないよ、というか時間さえ間に合うのならそのつもりだったし」
獄城玲於奈:「ま、楽しみにしとくわ」
獄城玲於奈:「バンド解散するいうても歌やめるワケとちゃうやろ?」
獄城玲於奈:「ノリのええ曲で頼むわ」
RIN:「そうだね。私自身は歌をやめるわけではないよ」
鳴神ミサキ:「!」
鳴神ミサキ:「……そうか。RINの好きは、まだ続くのか」
鳴神ミサキ:「負けられない理由が、今、増えたね」ニッと笑う。
RIN:「今後はソロ活動、とかあるいはまた気の合うメンバーを見つけてとか。まだ方針も定まっていないけど」
RIN:「何かしらの形で続けていくよ」
獄城玲於奈:「へっへ、じゃあサインもらおかな」
獄城玲於奈:「最後のライブで売ってたCDに直筆サイン、これや!」
獄城玲於奈:「楽しみが増えたな」
永倉文吾:「こいつにサインやらないほうがいいぞ、売る気しかないかなら」
RIN:「えー、転売はちょっと困るなぁ」
鳴神ミサキ:「えっ」レオナさんを見上げる。
獄城玲於奈:「何言うてんの自慢する用に決まっとるやろ」
獄城玲於奈:「ホープヒルズのアホどもに自慢しながら酒を飲む楽しみが解らんとはなー」
永倉文吾:「ならしっかり宛名も入れてもらえよ。」
獄城玲於奈:「疑い深いなぁ~ブンブン」
鳴神ミサキ:「……ホープヒルズってこう、『戦わなければ生き残れない!』って感じだと思ってたんだけど……」
獄城玲於奈:「もうちょっとウチを信用しよう?」
鳴神ミサキ:「思ったよりアットホームなんだな……?」
永倉文吾:「ホープヒルズのアホどものことはそれなりに理解してるからな。」
獄城玲於奈:「ハハハ、アットホームw」
獄城玲於奈:「それはないわw」
鳴神ミサキ:「ええ……? どんなとこなんだかぜんぜん想像つかないぞ……?」
永倉文吾:「住人の首に賞金がかかってると知ったら躊躇なく襲いかかってくる連中だぞ。」
鳴神ミサキ:「はぁっ!? ……N市だよね? 日本だよね?」
獄城玲於奈:「そこそこ命は危険やわあ」
獄城玲於奈:「別に戦わんでも生きてはいけるんやけど」
獄城玲於奈:「賞味期限切れた弁当とか良く解らん材料で出来た唐揚げとかは食べられへんかったらヤバいかも?」
獄城玲於奈:「アホとクズと狂った人間のごった煮やで」
永倉文吾:「要するに、関わり合いになるもんじゃないってことだ。」
獄城玲於奈:「まあ、ヒマにはならんよ?」
永倉文吾:と息をつく
獄城玲於奈:「ゲラゲラ笑って暮らせるし」
鳴神ミサキ:「……レオナさんにとっては、楽しいんだ」
獄城玲於奈:「退屈はせえへんねえ」
鳴神ミサキ:「楽しいしてたらいいって言ってたよね。……FHは、楽しくなかったの?」
獄城玲於奈:「いや?FHも楽しかったよ?」
獄城玲於奈:「そうやな、アットホームいうたらそっちやね」
獄城玲於奈:「ウチのセルリーダーは面倒見のええヤツやったし」
獄城玲於奈:「居心地は良かったねえ」
鳴神ミサキ:「???」首を傾げる。
獄城玲於奈:「ま、そいつで持ってたんやろうね。ウチのセルは。リーダーが死んだらバラバラ」
獄城玲於奈:「解散、終了!って感じ」
獄城玲於奈:「武闘派の戦闘系セルやったからな。戦場にでて暴れる。仲間はおる」
獄城玲於奈:「そういうモンやで」
獄城玲於奈:「親父みたいなオッサンでな。メンバーは兄弟姉妹みたいなモン」
獄城玲於奈:「兄弟姉妹が仲ええとは限らんのがポイントな」
獄城玲於奈:「FHやから人権とかない悪の環境やと思てた?」
鳴神ミサキ:「……そこまでじゃないけどさ。UGNの純粋培養のチルドレンは、いろいろ偏るから」
鳴神ミサキ:「それに、ちょっと前に会ったFHエージェントがね。うらみつらみ~って感じのヤツで」
獄城玲於奈:「ま、そこはセルによるんとちゃう?ウチのトコかて子供が戦場にでとる時点でヤバヤバやったと今更ながら思うし」
獄城玲於奈:「個人の性格もあるやろしな。恨み~って感じのセルもあるやろ」
獄城玲於奈:「ウチのメンバーかて親父の仇~いうてUGN狙ってるヤツおるからな」
鳴神ミサキ:「……FHってよくわかんないね。でも、そうか」
鳴神ミサキ:「レオナさんが楽しいと思う場所は、今はホープヒルズってことなんだね」
獄城玲於奈:「ま、それなー」
獄城玲於奈:「ブンブンはあそこ、楽しいと思う?」
永倉文吾:「………」
永倉文吾:「この流れで言うのは鳴神の期待を裏切るようで悪いが」
永倉文吾:「俺は借金がなかったらとっくに出ていってる。」
獄城玲於奈:「せやろーw」
鳴神ミサキ:「借金」
獄城玲於奈:「サイテーやな、普通に考えて。おもろいけどな」
鳴神ミサキ:「やっぱりわかんないな、ホープヒルズ……」
獄城玲於奈:「ウチはUGNのクソ真面目なとこもようわからんし、そういうモンちゃう?」
鳴神ミサキ:「レオナさんはFHやめて飛び出す時さ、怖くなかったの?」
獄城玲於奈:「あー…」
鳴神ミサキ:「UGNとハチ合わせるとか、他のセルから襲われるとかさ。UGNから出ていくのとはわけが違うでしょ?」
獄城玲於奈:「やめる言うてもセルは無くなっとるわけやし」
獄城玲於奈:「戦闘系やからなあ、恨みも買うとるし」
獄城玲於奈:「えー、逆にUGNの方が辞めにくない?」
獄城玲於奈:「組織~って感じするやん」
鳴神ミサキ:「まあ、規則でガチガチではあるけど……」
獄城玲於奈:「デカい会社の子会社の子会社のかっちり契約~みたいなイメージやでウチからしたら」
獄城玲於奈:「FHはなんちゅうかセル単位やからなあ。FH所属とかいうよりセルに所属しとるって感じが強い気がするんよね」
獄城玲於奈:「まあ、ミサキチの質問に答えるとすると」
獄城玲於奈:「それも含めて13地区は住みやすいって感じかなあ」
獄城玲於奈:「あんなとこまでワザワザ探しに来る奴あんまりおらんからな~」
獄城玲於奈:「嫌やろ、ホープヒルズに人探しに行くの」
鳴神ミサキ:「うーん、ぼくもちょっと足を踏み入れたくはないかもしれない」
獄城玲於奈:「だから、丁度ええ逃げ場があったからウチはそこまで苦にしてへんな。他のFHからの離脱組は知らんけど」
鳴神ミサキ:「命は惜しい……」
獄城玲於奈:「えー…遊びにおいでーよ」
獄城玲於奈:「こないだとかカレーパーティーやって盛り上がったりしたで」
永倉文吾:「あれを盛り上がったで済ませるから、鳴神から命は惜しいとか言われるんだ。」
鳴神ミサキ:(やばいやつだったんだな……)
鳴神ミサキ:「……ぼくは施設から外の世界に出る時、めちゃくちゃ怖かったんだよね」
鳴神ミサキ:「知ってるけど知らない、ってものが、たくさんあってさ」
永倉文吾:鳴神さんの話を聞いている
獄城玲於奈:「ふむふむ」
鳴神ミサキ:「だから、レオナさんはすごいんだなって思ったよ。しれっと言ってたけど、苦労はしたでしょ?」
獄城玲於奈:「苦労なー!そらな、するけど」
獄城玲於奈:「せやかて誰かて苦労はあるやろ」
獄城玲於奈:「だから酒飲んで楽しいやっとったらええねんて」
鳴神ミサキ:「……そうやって笑い飛ばせるのが、すごいんだよ」
獄城玲於奈:「うーん、ブンブンはどう思う?」
獄城玲於奈:「そんな大した事ちゃうとウチは思うんやけど」
永倉文吾:「俺もそう思う。」
永倉文吾:「苦労を苦労と思わないやつよりも」
永倉文吾:「苦労に苦労として向き合えるやつの方がよほどまともだ。」
永倉文吾:「あんたは、あんたのままでいい。」
永倉文吾:「様々な価値観を知ろうとするのは立派だが、ぶっ壊れた人間のそれまで理解しようとすることはない」
鳴神ミサキ:「……ぼくは、二人のことはそう思ってないけどね」と笑って。
獄城玲於奈:「あ、壊れたてウチの事?ひどいなあ」
鳴神ミサキ:「ごめんね。戦いの前に、長くなっちゃった」
永倉文吾:「なに、気分転換にはなった」
獄城玲於奈:「ええよ、気にせんでも」
鳴神ミサキ:「……RINも、バンドの解散が決まって、目の前が大きく変わろうとしてる」
鳴神ミサキ:「このライブはさ。きっと、終わりで、次の一歩目なんだよね」
RIN:「そうだね」
鳴神ミサキ:「そんな大事な一歩目なんだ。邪魔させたくは、ないね」
RIN:「ありがとう。あ、そろそろ行く時間かな?」
RIN:「いってらっしゃい。気をつけてね」
獄城玲於奈:「まあ任せとき」
永倉文吾:少女の言葉に眩しさを感じながら
永倉文吾:「ああ、行ってくる」
永倉文吾:と短く返事をする
鳴神ミサキ:「行ってきます」小さく笑って、背を向ける。

GM:シーン終了。ロイス取得、購入が可能です。クライマックス前なのでラスト購入!
永倉文吾:ボデマー
永倉文吾:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,5,7,8] → 8

永倉文吾:ダメー、おしまい!
獄城玲於奈:ボルトアクションライフル
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+1(侵蝕値:61->62)
獄城玲於奈:5dx+4>=15
DoubleCross : (5R10+4[10]>=15) → 9[5,8,8,8,9]+4 → 13 → 失敗

鳴神ミサキ:すかさず《バディムーヴ》!
獄城玲於奈:いつもすまないねえ
鳴神ミサキ:ぼくとレオナさんの仲だぜ……
獄城玲於奈:ずっと購入補助をうけている
獄城玲於奈:ヒモみたいw
獄城玲於奈:アレかってー
鳴神ミサキ:しょうがないなぁレオナさん~
鳴神ミサキ:というわけでファイナル・ボデマ・チャレンジ
獄城玲於奈:キャッキャ
鳴神ミサキ:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 10[2,3,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

永倉文吾:わーいいった!
鳴神ミサキ:と、届いた
獄城玲於奈:ヤッター

【クライマックス】

GM:全員登場!
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+3(1d10->3)した(侵蝕値:87->90)
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+1(1D10->1)した(侵蝕値:82->83)
永倉文吾:おらおら!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+6(1d10->6)(侵蝕値:62->68)
鳴神ミサキ:ここにきて低い!

GM:ライブ会場裏の山、そこは木々が生い茂っているだけのように見えるが……
GM:登って山に入っていくと、そこに小さな拠点があるのがわかった。
GM:君たちはその拠点にUGN手配の車で乗り込み、拠点を襲撃した。
ライカ:「……なるほど。嗅ぎつけてきたか」
永倉文吾:「あれだ」
鳴神ミサキ:「ライカだな」
永倉文吾:混乱の最中、その騒ぎを抑えようと動く女に目をつける。
永倉文吾:「奇襲ってのは、時間をかけちゃ意味がない。さっさと片を付けるぞ。」
ライカ:「ふん。RINの警護人か。まったくやつは本当に愛されている……憎くて仕方ないほどに」
鳴神ミサキ:「RINが……憎い?」
ライカ:「私が音楽業界で失敗する中、やつは成功した。同じ機械の身体なのに。それだけの話さ」
ライカ:「もちろん、八つ当たりだとはわかっているよ」
ライカ:「ただ、私は矛先を決めなければどうにも腹が収まらないんだ」
ライカ:「そして、お前たちはそんなクズの前に敗れるのだ」
永倉文吾:「わかるわかる。妬み嫉みは人間の性だ」
獄城玲於奈:「まあ、歌が売れるかどうかは運もあるとは思うんやけどねえ」
獄城玲於奈:「そういうキャラやと人気出えへんのとちゃう?」
ライカ:「元はこんな言動じゃなく、もっと可愛げのある話し方を心がけてたさ」
ライカ:「妬みも抑えてきた。でも、それじゃ駄目だったんだ」
ライカ:「夢をつかめ取れない以上、我慢などしないさ」
鳴神ミサキ:「だから壊すのか。RINを、アッシュタイムズを、たくさんの人の好きを、壊すのか」
獄城玲於奈:「あかんで、ブンブン。アレこっちがわのヤツとちゃう?」
ライカ:「そうだ。すべてを壊す。セルの理念の不老不死もどうでもいいんだ」
ライカ:「セルリーダーもそのことは理解した上で、私を起用している」
永倉文吾:「だな。話が通じない」
獄城玲於奈:「ホープヒルズが似合いそうなヤツやのに」
永倉文吾:「ライカ、一つ残酷なことを教えてやる。」
ライカ:「……いってみろ」
永倉文吾:「お前がどれほど大きな感情を込めてRINを狙っていようが」
永倉文吾:「そんなものは関係ない。」
永倉文吾:「世界は人間のちっぽけな感情ごときに結果が左右されるようには出来ていない」
永倉文吾:「お前の夢が破れた時と同じだ」
永倉文吾:「お前の目的はここで潰える」
永倉文吾:ライカの敵意が自分たちに向くように挑発する。
ライカ:「~~~っ!抜かせよ。減らず口を叩く口ごと、解体してやる!」
永倉文吾:そういうことが有効な手合だと判断をした
鳴神ミサキ:「きみがそういう戦いをするなら、ぼくはそれでいいよ」
鳴神ミサキ:「ぼくも、戦って壊すことしかできない。そうすることでしか守れない」
鳴神ミサキ:「でも」
鳴神ミサキ:「それで好きな人たちの好きを守れるんなら、ぼくは、それでいいんだ」
鳴神ミサキ:「……かかってこい。きみの願いを果たしたいなら」
獄城玲於奈:「いやー。まあ解るで、走ってもゴールに届けへんから諦めたのに」
獄城玲於奈:「横走っとったヤツがゴールに着きそうになったらおもろないわね」
獄城玲於奈:「まあでも、走るのやめたんは自分やからな。横走っとったヤツ関係ないもんな」
獄城玲於奈:「というわけで、更に関係のないウチは、100万円貰えるからアンタの邪魔するけど」
獄城玲於奈:「堪忍したってな。八つ当たりやて解ってんねんから、邪魔する相手にも下らん相手がおるのもしゃあないよなあ」
獄城玲於奈:「ほな、ウチラは準備OKやけど。そっちはどうかなー?」
ライカ:「うるさい!うるさいうるさい!……あぁ、目障りだ。まずはお前たちから、潰してやる!」
ライカ:二人の兵を呼び出し、ライカ自身も刀を構え、戦闘態勢をみせます。おぞましいほどの敵意!
ライカ:衝動判定です。難易度は9!
鳴神ミサキ:3dx+4+2>=9 思い出の一品+ブランケット
DoubleCross : (3R10+4+2[10]>=9) → 9[1,2,9]+6 → 15 → 成功

永倉文吾:8dx+4>=9
DoubleCross : (8R10+4[10]>=9) → 10[2,4,5,5,9,10,10,10]+8[2,3,8]+4 → 22 → 成功

永倉文吾:いえい
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+17(2d10->9,8)した(侵蝕値:83->100)
鳴神ミサキ:ぴったし。
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+1(1d10->1)した(侵蝕値:90->91)
獄城玲於奈:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 5[3,4,5]+1 → 6 → 失敗

獄城玲於奈:暴走
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+6(1d10->6)した(侵蝕値:91->97)
永倉文吾:低い……!!
鳴神ミサキ:さんたりない!
獄城玲於奈:暴走により拒絶領域が発動するのでダメージ軽減24がつきます
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+9(2d10->8,1)(侵蝕値:68->77)
獄城玲於奈:「ハハ!アッハハハハ!いやあ、ええよね。最高の気分!」
獄城玲於奈:解放の変異暴走で行動値が0に
GM:クライマックス戦闘を開始します。
ライカ[25] 機械兵1[11] 機械兵2[11]

(10m)

永倉文吾[11] 鳴神ミサキ[9] 獄城玲於奈[3]
獄城玲於奈:速いなー
GM:まずはセットアッププロセス!
GM:エネミーはないです
鳴神ミサキ:ありません!
獄城玲於奈:コーリングシステムを使用します
永倉文吾:なし!
獄城玲於奈:フォールンマシンを呼び出し搭乗する
獄城玲於奈:「カモン!へカトン!やっつけてまおか」
獄城玲於奈:空から大型のパワードスーツが飛来!
獄城玲於奈:獄城を乗せて仁王立ちになる
GM:イニシアチブ!
獄城玲於奈:なし
永倉文吾:なし!
獄城玲於奈:もう暴走してるから
鳴神ミサキ:なし!
GM:あ、こちらもなしです
GM:では、行動値25のライカの手番!
永倉文吾:こいや!
GM:マイナーなし
ライカ:メジャーで《一閃》《デュアルデュエル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《獅子奮迅》《さらなる波》《コンセントレイト:ノイマン》
ライカ:一閃で全力移動し、PCたちにエンゲージの後、白兵攻撃!
永倉文吾:範囲野郎ガール!!
ライカ:対象はPC全員!
ライカ:18dx7+6
DoubleCross : (18R10+6[7]) → 10[2,2,3,3,5,5,5,6,6,8,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[4,5,7,7,7,8,9,10,10]+10[3,3,3,4,6,7,10]+4[1,4]+6 → 40

ライカ:どっちのクリティカル+1です
獄城玲於奈:ガード
永倉文吾:じゃあ、ガード!
鳴神ミサキ:じゃあ、ぼくもガード!
獄城玲於奈:崩れずの群れでミサキちゃんをカバー
鳴神ミサキ:ありがとー!
ライカ:ダメージ出すぞー
永倉文吾:こいや!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+2(侵蝕値:77->79)
ライカ:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 24[4,8,2,2,8]+20 → 44

永倉文吾:ちぬ!リザレクト!
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕値を+8(1d10->8)した(侵蝕値:97->105)
獄城玲於奈:装甲とかは?
GM:有効です
獄城玲於奈:装甲27 ガード12
獄城玲於奈:1点が範囲をカバーで倍になるけどダメージ軽減24点で無傷です
GM:固い……!
永倉文吾:かてー
鳴神ミサキ:カッチカチだ。
ライカ:では演出。
ライカ:「外付けの機械だと!?その機械もろとも、薙ぎ払ってやる!」二本の刀で君たちに接敵。
ライカ:接敵後、回転するように振るいます。
永倉文吾:「チッ……」
獄城玲於奈:「おっとと」多角カメラアイで敵の動きを補足
永倉文吾:機械化された兵が風のごとくに振る舞う剣に対応できるような白兵技術は持ち合わせていない。
獄城玲於奈:鳴神さんの前に壁になる様に立ち塞がります
永倉文吾:体がいいように斬り刻まれる。しかし、歴戦の経験が自分の体にはまだ余裕があることを悟らせてくれる
鳴神ミサキ:(速い……!)回避も、壁の形成も、間に合わない。
鳴神ミサキ:首を守るように腕を上げ──視界が急に塞がる。
鳴神ミサキ:「レオナさん……!?」
永倉文吾:刃を受け、肉体を再生し、己の攻撃の機会を待つ
獄城玲於奈:バリアフィールドを展開しつつ攻撃を受けて無傷
獄城玲於奈:「いやー、あぶないあぶない」
ライカ:「ばかな!?私の攻撃を受けて無傷だと!……そんなことがあっていいのか!」
獄城玲於奈:「ま、ウチは無敵やからね」
永倉文吾:「安心しろ、俺はしっかり斬られてる。」
永倉文吾:「大した腕だよ。」
獄城玲於奈:「いや、ゴメンなブンブン」
ライカ:「安心できるか!全部、全部壊さなければ気が済まない~~!」
永倉文吾:「俺がお前でも、鳴神をカバーする。気にするな。」
GM:イニシアチブ11 PCが先なので永倉くんの手番。
永倉文吾:マイナーなし!
永倉文吾:メジャーで《サイレンの魔女》!
永倉文吾:能力訓練:精神使用!
永倉文吾:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 10[2,3,3,4,5,6,7,8,9,10]+7[7]+4 → 21

永倉文吾:いえいいえい
永倉文吾:《勝利の女神》!達成値+24!45!
GM:対象は!
永倉文吾:勿論敵全員!装甲無視!
ライカ:ドッジ!
機械兵1:ドッジ!
機械兵2:ドッジ
ライカ:10dx+4>=45
DoubleCross : (10R10+4[10]>=45) → 7[1,1,2,2,2,4,4,6,7,7]+4 → 11 → 失敗

機械兵1:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[2,6,7,8,10]+7[7]+2 → 19

機械兵2:5dx+2>=45
DoubleCross : (5R10+2[10]>=45) → 9[3,5,6,7,9]+2 → 11 → 失敗

GM:全員だめ!
永倉文吾:いえい
永倉文吾:ダメージ!フェイタルヒット!
永倉文吾:ダメージダイスを6D10増加!
永倉文吾:5d10+6d10+12
DoubleCross : (5D10+6D10+12) → 34[6,6,8,9,5]+42[10,2,4,9,10,7]+12 → 88

永倉文吾:おら!装甲無視!
機械兵1:死!復活もなし!
機械兵2:死!復活もなし!
ライカ:生きてる!
永倉文吾:昏い目でライカを睨む
永倉文吾:永倉文吾はつけているチョーカーは呪いのチョーカー。
永倉文吾:持ち主「盗み・傷害・殺人」を働こうとするとその悪意を感知し罰を与える
永倉文吾:その罰を、呪いの力を、永倉文吾は声とともに外部に出力することが出来る
永倉文吾:「くたばれ」
永倉文吾:空気の振動と共に殺意を伝える。
永倉文吾:静かな言葉から発せられた振動が
永倉文吾:まるで空気を裂くかまいたちの如きにライカたちに襲いかかる!
ライカ:「がっああああああ!?」
獄城玲於奈:「うわ…ヤバ」
機械兵1:振動で死亡!
機械兵2:のたうち回り死亡!
永倉文吾:「かはっ」と僅かに咳き込む
ライカ:「まだだ、まだ、くそ……一方的に蹂躙するのが好きなのに!」
鳴神ミサキ:「うわわ……だ、だいじょうぶ?」
永倉文吾:「だから、だろ。」
永倉文吾:「自分のことしか考えてなかったから、あんたは夢に届かなかったんだ。」
ライカ:「~~~っ、くそう!」
永倉文吾:「なに、まだやれる。」>ミサキさん
永倉文吾:「だが、楽をさせてくれるならそれに越したことはない」
鳴神ミサキ:「……なおさら、がんばんなきゃな」
GM:イニシアチブ9 鳴神ちゃんの手番……の前に!
ライカ:《加速する刻》
鳴神ミサキ:ぬっ!
GM:ライカがメインプロセスを行えます
永倉文吾:聞いてないぞ!
獄城玲於奈:こいやー
ライカ:マイナーで《ライトスピード》
永倉文吾:うわ、やべええ
ライカ:メインプロセス2回!
ライカ:プロセスじゃないわメジャーアクション
ライカ:メジャー1回目、《デュアルデュエル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《獅子奮迅》《さらなる波》《コンセントレイト:ノイマン》
ライカ:18dx8+6 装甲有効
DoubleCross : (18R10+6[8]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,5,6,6,6,9,10,10,10,10]+6[1,4,4,5,6]+6 → 22

ライカ:ドッジクリティカル+1
永倉文吾:これがじみにきつい
永倉文吾:ガード
鳴神ミサキ:おのれ~
鳴神ミサキ:ガード!
獄城玲於奈:ガード
獄城玲於奈:崩れずの群れ
獄城玲於奈:永倉君をカバー
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+2(侵蝕値:79->81)
永倉文吾:サンキュー!
永倉文吾:次はミサキちゃんでいいよ!
ライカ:ダメージ!
ライカ:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 10[4,5,1]+20 → 30

永倉文吾:控えめ!
鳴神ミサキ:お!
永倉文吾:これミサキちゃん死なないんじゃない?
鳴神ミサキ:22点食らってHP5で生存……かな!
獄城玲於奈:装甲+ガードで39あるので無傷
GM:ぬぬぬ
鳴神ミサキ:買えて良かったUGNボディアーマー(バニースーツ)
GM:演出は2回メジャー行ってからにします
ライカ:メジャー2回目!《デュアルデュエル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《獅子奮迅》《さらなる波》《コンセントレイト:ノイマン》
永倉文吾:こいや!
ライカ:18dx8+6
DoubleCross : (18R10+6[8]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,4,5,6,6,7,7,8,8,10]+10[1,4,10]+10[10]+10[10]+4[4]+6 → 50

GM:C値7のときより回った!
獄城玲於奈:まわしよる
獄城玲於奈:ガード
GM:これもクリティカル+1です。一応。
永倉文吾:こんにゃろ!
獄城玲於奈:崩れずの群れ
鳴神ミサキ:やらしいな! ガード!
獄城玲於奈:浸蝕的には永倉君のほうが上だけど
獄城玲於奈:どうする?
鳴神ミサキ:ぼくはタイタス切るから大丈夫! 永倉君かな!
永倉文吾:じゃあ、ありがたく
獄城玲於奈:永倉君をカバー
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕値を+2(侵蝕値:81->83)
ライカ:ダメージ!
ライカ:6d10+20
DoubleCross : (6D10+20) → 23[1,8,7,3,1,3]+20 → 43

鳴神ミサキ:死! ライカに 好奇心/●憤懣 でロイスを取得し即タイタス昇華! HP13で復活!
獄城玲於奈:装甲とガードで39点
獄城玲於奈:4点ダメージが範囲カバーで2倍の8点になるけれどダメージ軽減24があるので無傷
永倉文吾:つよい
GM:まじの無敵……
鳴神ミサキ:かったい……
ライカ:では演出!
ライカ:「壊す壊す壊す!」まずは一振りの刀をその場で回し斬り!
ライカ:疾風のような剣閃が、襲う!
永倉文吾:ただ真っ直ぐに剣を見る。死を覚悟する。
獄城玲於奈:「よっと」永倉君の前に移動し攻撃を受ける
獄城玲於奈:「ごめんなミサキチ、交代ばんこな」
鳴神ミサキ:「へーき、このくらい……っ!」
鳴神ミサキ:未成熟な肉体に裂傷が走る。続く痛みに顔をゆがめる。
永倉文吾:「なるほど、これはすごいな。」
ライカ:「く。また機械に防がれるか!ならば」二振り目の刀を、より強く振るう!
獄城玲於奈:「ハハッ!機械機械煩いなあ!へカトンはウチの体の一部みたいなもんやし」
獄城玲於奈:「そう簡単には崩されへんの」
獄城玲於奈:さらなる攻撃も受けきる
ライカ:「ぐっ、またも!」
永倉文吾:自分の身を庇う巨大な機械と、自分の代わりに剣閃の前に立つ少女の姿が視界に映る
永倉文吾:「楽ができるなら、とか言ってる場合じゃないな。」
鳴神ミサキ:今度こそ刃に断たれ、血の海に沈む。
鳴神ミサキ:──が、次の瞬間。
鳴神ミサキ:血だまりが音を上げて蒸発し、その中から雷電を纏った少女が姿をあらわす。
鳴神ミサキ:「ライカ」
鳴神ミサキ:「ぼくはまだ、立ってるぞ」
鳴神ミサキ:「きみの願いは、そんなものか?」
GM:ではイニシアチブ9,今度こそ鳴神ちゃんの手番!
鳴神ミサキ:イエース!
鳴神ミサキ:コンボ『神鳴る音』発動!
鳴神ミサキ:マイナーで《ポルターガイスト》
鳴神ミサキ:チョーカー(必中の弓)を指定して攻撃力+15、エピックで破壊を無効化。
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+4した(侵蝕値:100->104)
鳴神ミサキ:メジャーで《アタックプログラム》! 対象はライカ!
鳴神ミサキ:命中判定!
鳴神ミサキ:7dx+4+13+12
DoubleCross : (7R10+4+13+12[10]) → 10[2,5,6,8,9,10,10]+4[2,4]+29 → 43

ライカ:ドッジ!
ライカ:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,9,9,10]+4[4]+4 → 18

ライカ:だめー
鳴神ミサキ:きっちり回して……!
鳴神ミサキ:だが命中だ! ダメージロール!
鳴神ミサキ:(5+1)d10+15+15 装甲ガード有効
DoubleCross : (6D10+15+15) → 47[10,9,7,5,8,8]+15+15 → 77

永倉文吾:ダメージダイスやっば
GM:やばい
獄城玲於奈:高くない?w
ライカ:死!復活等もなし!
鳴神ミサキ:や、やりすぎた……?
GM:演出をどうぞ!
鳴神ミサキ:成功の裏側には十倍の失敗があると言う。
鳴神ミサキ:夢をかなえた人の裏に、道半ばで膝をつく人も大勢いるのだろう。
鳴神ミサキ:もしかすると、好きが嫌いになってしまうこともあるかもしれない。
鳴神ミサキ:その苦痛たるや、とも思うけれど。
鳴神ミサキ:傷つくくらいなら、逃げてもいいと、思うけれど。
鳴神ミサキ:「きみは、なんのために夢を捨てたんだ」
鳴神ミサキ:「そうやって逃げた結果がこれなら、もう逃がすわけにはいかないじゃないか」
鳴神ミサキ:全身から迸る雷電が、一点に収束し。
鳴神ミサキ:「そうだとも。きみがそうする限り、ぼくの見る先にいる限り──」
鳴神ミサキ:「もう、きみに逃げ場は、ないっ!!」
鳴神ミサキ:紫電一閃。
鳴神ミサキ:稲光と、轟音と、強熱とが、真横に走ってライカを打つ!
ライカ:「がっ、あああああああ!?」
ライカ:「私は、私は……そうだ、私は」すべてを失いながら、呟く
ライカ:「私は、一人、たった一人だけでもいいから誰かに認められたかったんだ……」
ライカ:「それを私は……あぁ、まったく。逃げる道を間違えてしまったようだな」
ライカ:その場で倒れ伏します。

【バックトラック】

永倉文吾:Eロイスはなさそうだから早速振るぜ!
GM:バックトラック。Eロイスはなしです。
永倉文吾:一倍ぶり
永倉文吾:118-5d10
DoubleCross : (118-5D10) → 118-34[9,5,9,9,2] → 84

永倉文吾:ただいま!
永倉文吾:5点!
鳴神ミサキ:毎回忘れて恐縮ですが、メジャーの侵蝕上げます。お前はいつもこうだ。
鳴神ミサキ:鳴神ミサキの侵蝕値を+2した(侵蝕値:104->106)
鳴神ミサキ:そしてロイス5本、等倍!
鳴神ミサキ:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-29[7,7,1,7,7] → 77

鳴神ミサキ:5点!
獄城玲於奈:一倍で
獄城玲於奈:83-5d10
DoubleCross : (83-5D10) → 83-23[9,1,4,8,1] → 60

獄城玲於奈:3点
GM:全員帰還だー!やったー!
GM:おかえりなさい
GM:いつもの5点とシナリオ5点に侵食分!
鳴神ミサキ:あ、60なら4点でしょうか。
獄城玲於奈:4か
鳴神ミサキ:こちらは15点!
GM:4ですね
獄城玲於奈:14点です
永倉文吾:15点!
GM:じゃあGM経験点15点!いただきますー
鳴神ミサキ:おいしくいただきます!もぐもぐ!
永倉文吾:ごっつぁんです!

ED1:「要は元気に生きていてくれ、ということだ」

GM:ライブ会場前。
GM:ライブ会場を出た君たち二人に、愛染リツキが声をかける。どうやらここで待機していたようだ。
愛染リツキ:「二人共、仕事をこなしてくれたようだな」
獄城玲於奈:「お、リッキーも来てたん?」
愛染リツキ:「……まぁな」
獄城玲於奈:「ライブは?中に入ったりせえへんの?」
愛染リツキ:「入らなくていい。二人が仕事をこなしたってことは」
愛染リツキ:「あいつは最高の歌を観客に届けている。そこは間違いないからな」
獄城玲於奈:「はー…。結構めんどくさい性格やなリッキー」
永倉文吾:「いいじゃないか、リツキくんらしい」
永倉文吾:「それに、いいライブだったというのも、間違いじゃない」
愛染リツキ:「そうだろう」少し誇らしそう。
永倉文吾:「でも、残念だったな。」
獄城玲於奈:「んー…しゃあないなあ」
獄城玲於奈:ごそごそ
獄城玲於奈:「じゃーん!会場限定ライブ音源CD~!」
愛染リツキ:「……それが一体?」
獄城玲於奈:「え、要らん?」
愛染リツキ:「え、くれるのか」
永倉文吾:「サイン入りだぞ。」
獄城玲於奈:「サイン入りは別に持っとるわ」
愛染リツキ:「いや、待った。アイツの歌声がききたいとかではない」
愛染リツキ:「せっかく依頼したんだ。守れたかどうかを知りたい……そういう理由でほしいだけだ」
獄城玲於奈:「えー…聞いたらな勿体ないと思うけどなウチは」
獄城玲於奈:「こっちはサイン入りとは別に買うた分やしな」
愛染リツキ:「わかったわかった。聞く」
永倉文吾:「そうしてくれ。俺も、依頼主に成果をわかってもらえたほうがありがたい。」
愛染リツキ:「……随分と、久々に聞くことになるな」
獄城玲於奈:「まいどおおきに~」
永倉文吾:とわずかに口元を緩めながら言う
永倉文吾:「わざわざ自腹を切って、護衛を依頼するほどだから、随分親しい仲だと思っていたが」
永倉文吾:「そうでもないのか?」
愛染リツキ:「……なんと形容したものかな」
愛染リツキ:「別に普段傍にいてほしいとかは思わないし、好きに生きたら良いと想っている相手」
愛染リツキ:「ただ、この世界に居なくなるのは少しさびしい。そんな感じだな」
愛染リツキ:「要は元気に生きていてくれ、ということだ」
永倉文吾:「……………」
永倉文吾:「めんどくさいな」
永倉文吾:と言って微かに笑う
永倉文吾:「ああ、でも、リツキくんはそういうやつだったよな。」
獄城玲於奈:「友達やったら酒でも一緒に飲めばええのにな」
永倉文吾:意地っ張りのくせにどこか素直で、対抗意識が強いくせに面倒見が良い
永倉文吾:きっと、リツキくんにとってRINは弱みを見たくもないし、優しさを見せたくもない相手なのだろう。
愛染リツキ:「永倉なら分かってくれると思ったよ。俺は変わってない。それに、それをいったら」
永倉文吾:「未成年がそれをいったらダメだろ。」
永倉文吾:と獄城さんにいいます
愛染リツキ:「永倉は変わったかもしれないが、俺と永倉の関係はそう変わってないよ」
永倉文吾:「ああ」
永倉文吾:「だから俺はこうしてこの街にいられる。」
獄城玲於奈:「外国では酒飲める年齢やもん」
永倉文吾:「この国では、違うけどな。」
永倉文吾:「さて、せっかく依頼人に会えたんだ。」
獄城玲於奈:「非合法活動してるんやから細かいこと気にしたらアカンて」
永倉文吾:「このまま報酬ついでに、飯でも奢ってもらわないか。獄城」
獄城玲於奈:「まあ、タダメシやったら遠慮なく?」
愛染リツキ:「……ははっ」
愛染リツキ:「わかったよ。そういうたくましいところ、変わってないな永倉」
永倉文吾:「十分な仕事をしたんだ。多少の色を付けてもらいたいのが冒険者心ってもんさ。」
獄城玲於奈:「酒飲めるとこな」
獄城玲於奈:「中華か焼肉がええなあ」

ED2:「ぼくの友達にもね。夢のために立ち上がるって決めた子がいるんだ」

GM:ライカたち機械兵はUGNの捕縛され、更生への道を歩むことになって。
GM:アッシュタイムズの最終ライブも成功して終わって。
GM:無事に日常が帰ってきて一息ついた頃のある日。
GM:君は学校から帰宅していると、道端にうずくまっている見覚えのある人物を見つけた。
RIN:「うーーーーん、またやっちゃったなぁ。困ったなぁ」
鳴神ミサキ:(……見覚えがありすぎる……)
鳴神ミサキ:はあ、と一息ついて。
鳴神ミサキ:「おねーさん。天使はご入用ですか?」
RIN:「……!」
鳴神ミサキ:「電気しか、出せませんけどね」右手をパリパリと帯電させながら。
RIN:「天使がもたらす光にみえるよ、その電気!」
RIN:「ごめんだけど、また助けてもらえる……?」
鳴神ミサキ:「もう。なにやってんのさ」柔らかい笑みで、背中を向けるように促す。
RIN:背中を向け、充電口を露出します。
鳴神ミサキ:規格も電圧も覚えている。今度は警戒することもなく、指で触れて。
鳴神ミサキ:《人間発電機》
鳴神ミサキ:やさしく、電気を流し込む。
GM:「あ~~さいこ~~生き返る!」
RIN:「あ~~サイコ~~生き返る」
RIN:「よし、生き返った!」
鳴神ミサキ:「まったく。それでどうしたの、こんなところで?」
RIN:「いやさー、実はミサキに会いたくて待ち伏せしようと思ってたんだけどさ」
鳴神ミサキ:「まちぶせ」
RIN:「ミサキにあうのが楽しみで、昨日充電忘れちゃったんだ!」
鳴神ミサキ:「それは喜んでいいのかどうなのか」苦笑いする。
RIN:「遠足が楽しみすぎて、大事な持ち物わすれるみたいなそんな感じ」
鳴神ミサキ:支部に面会申請すればいいよ、と言うのは野暮だろうか。
RIN:「でも、本当。おかげさまでこうして無事にミサキの前に現れることができたし」
RIN:「ライブも大成功のうちに終わらせられたよ、ありがとう!」
鳴神ミサキ:「……ううん。それはRINたちアッシュタイムズの力だ」
鳴神ミサキ:「ぼくたちは人知れず、ひと暴れしただけさ」
RIN:「ミサキは謙虚だねー」
鳴神ミサキ:「ぼくたちは、それでいいんだ。そうやって誰かのなにかを守っていくのが、UGNだから」
鳴神ミサキ:「でも……そうだな」
鳴神ミサキ:「ライブはめちゃくちゃ楽しかった。終わっちゃうのは寂しかったけど、やっぱり楽しかった」
RIN:「そっか。それは良かった。観客に感動してもらったり、楽しんでもらったりするのが私達の喜びだからね」
鳴神ミサキ:「RINがあのあとも好きを続けられているのなら、ぼくたちも体を張った甲斐があったってものさ」
鳴神ミサキ:ニシシ、と歯を見せて笑う。
RIN:「好きを続けていられるのなら、ね。実はさ」
RIN:「嬉しい報告があって」
鳴神ミサキ:「?」
RIN:「なんと、ソロデビューすることになりましたー!」指でVサイン!
鳴神ミサキ:「!!」
鳴神ミサキ:「や……」
鳴神ミサキ:「ったー!!」体の一部を揺らしながら拳を突き上げる!
鳴神ミサキ:「いつ!? 配信は!? 買う!! 買うから!!」
RIN:「へへへ」
RIN:「まだ一月くらいは出るまでにかかるんだけどね」
RIN:「でもミサキが凄い喜んでくれるのみて、安心したな」
RIN:「ソロとして続けていくの、本当に正解だったかなって悩むこともあったから……」
鳴神ミサキ:「……正解なんて、やってみないとわかんないんだろうね」
RIN:「そうだね。やってみても分からないかもしれない」
鳴神ミサキ:「ぼくもさ。自分で外の世界に飛び込むって決めるまでは、めっちゃ怖かったから」
鳴神ミサキ:「自分が本当にそうしていいのか、いっぱい悩んだもの。……正解だったって、今は胸を張って言えるけど」
鳴神ミサキ:「そうしてなければRINに会えなかったから。今の話だって、聞けなかったから」
鳴神ミサキ:「踏み出して、良かったなって。RINも、ぼくも」
鳴神ミサキ:推しは推せるときに推せって言うしね、と付け加える。
RIN:「……うん、きっとそう」
鳴神ミサキ:「……本当に、よかったぁ」
鳴神ミサキ:「ぼくの友達にもね。夢のために立ち上がるって決めた子がいるんだ」
RIN:「へぇー!」
鳴神ミサキ:「その子が夢をかなえる未来を守っていくって、ぼくは決めたけど……」
鳴神ミサキ:「それで夢がかなうわけじゃない。けっこう無責任なことを言ってるんじゃないかって、ちょっと気にしてたんだ」
鳴神ミサキ:夢破れたライカの姿と、ありえるかもしれない、その子の未来が重なって。
鳴神ミサキ:「でも、今、RINが新しい夢をかなえた姿を見せてくれた」
鳴神ミサキ:「夢はかなえられるって、証明してくれた」
鳴神ミサキ:「それをぼくが、その子に伝えていくよ。もし、その子が逃げたくなっても──」
鳴神ミサキ:「きっと、今のぼくなら受け止めてあげられる。そうしたら、また立ち上がれるって、ぼくは信じてる」
RIN:「うん」
鳴神ミサキ:「……信じられる。RINのおかげでね」
鳴神ミサキ:「ありがとう。好きを、やめないでいてくれて」
RIN:「……ありがとうは、私が言いたくて、言い足りないところもあるんだけど」
RIN:「でも」
RIN:「今はその感謝を素直に受け取ります。どういたしまして!」
鳴神ミサキ:ひひひ、と笑う。
RIN:「そしてもう一つ、逆に受け取って欲しいものがあるんだけど……」
鳴神ミサキ:「んー?」
RIN:「連絡先、と私のサイン書いた色紙!」
RIN:そういって、メモ用紙と色紙を渡します。
鳴神ミサキ:「色紙ッ! ……と、れんらくさき? なぜにWhy?」
鳴神ミサキ:受け取って、喜びに目を輝かせながら首を傾げる。
RIN:「なんかあったら、お話聞くよってこと」
RIN:「自分のことでも、友達のことでも」
鳴神ミサキ:「……!」
鳴神ミサキ:「い、いいの? 個人的交流、事務所的に大丈夫なの?」
RIN:「んー、ファンとの個人的交流だと、ちょっと怪しいけど」
RIN:「友人との個人的交流なら、大丈夫でしょ?」
鳴神ミサキ:「ふおお……!」感激!
鳴神ミサキ:スマホを取り出して、シュババッと連絡先を登録!
鳴神ミサキ:メモ用紙は大事に手帳に挟み込む!
鳴神ミサキ:「やー、まいっちゃうな。RINとぼくが、友達!」
RIN:「天使と信徒かもしれないけどね」おどけて笑う
鳴神ミサキ:「ミサキエルは言います。目が澄みきっているなら、あなたのたましいも輝いているはずです」
鳴神ミサキ:「……なーんちゃって!」
RIN:「あははっ」
鳴神ミサキ:「──守りたいものが増えていく」
鳴神ミサキ:それは、大変なことだけど……
鳴神ミサキ:「ぼくは、幸せだな」ふにゃっとした笑顔に。
鳴神ミサキ
鳴神ミサキ:そうして、もう幾ばくかの談笑を終えて。
鳴神ミサキ:RINと別れ、夕闇の迫る帰り道を歩く。
鳴神ミサキ:スマホに繋いだイヤホンを耳に突っ込んで、音楽プレーヤーを立ち上げて。
鳴神ミサキ:『無題』と題された曲を再生する。
鳴神ミサキ:動画サイトに転がっていた歌。タイトルはなく、アルバムアートもなく、歌手の名前もない。
鳴神ミサキ:それでも、名前のわからない、その歌は。
鳴神ミサキ:なぜだろう。胸に響く……ような気がした。
鳴神ミサキ:(ぼくは、夢を諦めることの痛みを、まだ知らない)
鳴神ミサキ:道を断つことの苦しみを、まだ知らない。
鳴神ミサキ:──だとしても。
鳴神ミサキ:胸にそっと手を添える。
鳴神ミサキ:この気持ちを失くさないでいよう。
鳴神ミサキ:そして、何度でも手を伸ばそう。ぼくが、きみが、描く明日へ──

『鋼の歌姫は眠らない』 全行程終了!
永倉文吾:おつかれさまでしたー!
GM:お疲れさまでしたー!
鳴神ミサキ:お疲れ様でした~!!
獄城玲於奈:おつかれさまー