◆ミドルフェイズ2
GM:【ミドル2】
GM:情報収集判定があります。シーンプレイヤーは興津さんでそれ以外の方は登場は任意で!
興津和沙:出るぜ!
興津和沙:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 4[4]+44 → 48
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:51->53)
興津和沙:4+44もある意味ゾロ目!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が9上昇(侵蝕率:53->62)
GM:高め!
GM:では情報項目はこちら!ドン!
メッセージカード 情報(UGN) 難易度7
フランカ・カペッロ 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
アルマについて 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
「0942」と書かれた書類について 情報(UGN) 難易度7
カペッロ家について 情報(噂話・裏社会) 難易度7
消えた家庭教師について 情報(噂話・UGN) 難易度7
志木倫堂:たくさんある
興津和沙:いっぱいあるぞ
志木倫堂:消えた家庭教師いこうかな
志木倫堂:4dx コネ使用 情報UGN
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,6,10,10]+6[5,6] → 16
志木倫堂:めっちゃわかりました
興津和沙:すげえ
GM:すごい
獄城玲於奈:カペッロ家いっとこう
獄城玲於奈:情報:裏社会
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:62->63)
獄城玲於奈:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[4,4,5,7,8]+1 → 9
獄城玲於奈:イエイイエイ
興津和沙:コネ:UGNを使ってメッセージカード
興津和沙:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 10[2,6,10]+4[4]+3 → 17
興津和沙:いえーい
志木倫堂:優秀~
興津和沙:こんぐらい常識っすよー
志木倫堂:メガネの力はすごい
GM:みんな優秀~!
GM:では情報貼っていきます。
メッセージカード:
カード自体は市販のメッセージカードだが、文字のインクからモルフェウスの因子が発見された。
また、作成者は「超血統(フルブラッド)」とよばれる強力かつ純粋な能力の持ち主である可能性が濃厚である。
カペッロ家について:
イタリアマフィア・カペッロファミリーのボスの家系。
カペッロファミリーは、北イタリア最強と目されるファミリーに抗争で敗北。ボスの娘と側近が逃れて別邸のある日本にやってきたと言われている。
消えた家庭教師について:
家庭教師をしていた人々は一般人が主であるが、オーヴァードも含まれている。
いずれも家庭教師を始めてから1ヶ月以内には行方不明となり、全員の消息が掴めていない。
GM:以上!
興津和沙:ボス……!!
興津和沙:頂点に居続けるんじゃなかったのかよ、ボス…!!
GM:書斎
GM:君たちは授業のために再びカペッロ邸を訪れていた。授業のために
GM:案内されたのは書斎。
GM:今日は姫先生の授業の日だ。
フランカ・カペッロ:「姫先生はどんな授業をしてくれるのかな!ワクワク!」
興津和沙:伊達メガネをくいっとしたりする。知的仕草!
興津和沙:「ふふ、ご期待いただきありがとうございます。」
興津和沙:「けど、その前に一ついいですか。フランカさん。」
フランカ・カペッロ:「? はい」
興津和沙:「昨日みたいな自己紹介の時間とか、ええ、授業以外だったら今みたいにフランクな感じで構いませんが。」
興津和沙:「授業中はしっかり敬語を使うようにしましょう。」
フランカ・カペッロ:「わ、わかりました!」
興津和沙:「イタリア生まれで、まだ日本に慣れてないフランカさんには窮屈に感じるかもしれませんが」
興津和沙:「公私の区別をはっきりとつけるのも、政治家には大事な要素だと思いますので。」
フランカ・カペッロ:「なるほど!それは大事ですね、先生!」
興津和沙:「はい、素直でよろしい。」
興津和沙:できる限り優しく微笑もうとする。
興津和沙:「さて、私が教えられる…というか人並みに知識があるのは日本史と中国史ぐらいなんですが。」
興津和沙:「フランカさんは歴史に興味はありますか?」
フランカ・カペッロ:「歴史はもちろん興味あります」
興津和沙:「趣味が合うっ!コホン、失礼しました。」
フランカ・カペッロ:「過去を学んで、人々の足跡を知る。素敵な学問だと思うのです」
興津和沙:「その通り。」
興津和沙:「過去の人が残してくれた足跡を知り」
興津和沙:「そしてその知恵を現在、そして未来へ活かしていく。」
興津和沙:「それが歴史学の本領、とは言い切りませんが、政治家を目指すフランカさんにはそういったことも必要になることでしょう。」
フランカ・カペッロ:しきりに頷く。
興津和沙:「このような姿勢を、日本では『温故知新』と言います。」
興津和沙:「古きを訪ね、新しきを知る。」
フランカ・カペッロ:「日本の言葉は内容もさることながら、響きも良いですね!」
興津和沙:「ふふ、嬉しいことを言ってくれますね。」
興津和沙:「うん、そうやって人を慮る姿勢も大事なものです。」
興津和沙:「そしてその姿勢を『礼』と言います。」
興津和沙:「今日はある人物の話で『礼』の大事さを知っていきましょうか。」
フランカ・カペッロ:「はい!」
興津和沙:「昔、中華は秦末の動乱の頃、?食其という儒者がいました。」
興津和沙:「ある時この人が後に漢帝国を築くことになる高祖劉邦に仕官しようと面会に行くと」
興津和沙:「劉邦は召使いの女に足を洗わせたまま?食其と部屋に迎い入れたのです。」
興津和沙:「このような態度についてどう思いますか?」
フランカ・カペッロ:「んー、ちょっと態度として問題があるように思えます!」
興津和沙:「劉邦はこの時期、かなりの権力を得ており、そうですね。関東における神奈川県知事ぐらい偉かったものと考えてください。」
興津和沙:「はい、とても失礼です」
興津和沙:「貴方が?食其で、あればそんな劉邦にどのような態度で接しますか?」
フランカ・カペッロ:「ちょっとぶっきらぼうというか、怒った態度で接してしまうかもしれないです」
興津和沙:「はい、それは当然のことです。」
興津和沙:「しかし、ただ怒るだけでは、相手は自分の態度を直すことは難しいです。」
興津和沙:「なぜ、叱るのならば、なぜそのようなことをしてはならないのかはっきり相手に伝えなければなりません。」
興津和沙:「?食其はその時、「無道の秦に抗おうとするものがなぜ、年長者に足を向けるという無礼を行うのか」と目上のはずのりゅうほうに一括しました。」
興津和沙:「すると劉邦は態度を改め?食其を上座に招き、改めて彼の話を拝聴しようとしたとのことです。」
興津和沙:「コホン」
興津和沙:「この逸話から私が何を伝えたかったのかと言うと。」
興津和沙:「例え、立場が下の人間に合うときであろうと決して『礼』を失してはならない」
興津和沙:「そして、もし自分が目下であり、相手が間違っていたことをしていた時には毅然とそれに対抗する気概を持つこと。」
興津和沙:「最後に、仮に自分が間違っていた時にそれを指摘する人間が居たならば、その意見とともにその人も大事にすること。」
興津和沙:「この逸話の中の劉邦は無礼の権化みたいな存在になっていますが、指摘を受け入れ、そして?食其も最後には受け入れたことは立派な態度だと私は思います。」
興津和沙:「フランカさんはどう思いますか?」
フランカ・カペッロ:「そうですね……間違いを認めるのは難しいことだと思います」
フランカ・カペッロ:「それは直せるというのは、私も見習いたいところですね」
興津和沙:「はい。」
興津和沙:「かくいう私もたくさん間違えたり、怒られたりしてますので。」
興津和沙:「互いにちゃんと人の言葉を素直に聞く姿勢は大事にしていきたいですね。」
フランカ・カペッロ:「はい!」
興津和沙:「………あの、例えば授業がわかりづらい、とかね!?」
フランカ・カペッロ:「いえ、わかりやすかったです」
興津和沙:「こういうの初めてで、緊張しちゃって…いろいろ考えてきたんだけどテンパってわかりづらくなってるかも!」
興津和沙:「な、ならよかった…!じゃない、よかったです。」
フランカ・カペッロ:「ふふ、先生も敬語を使い忘れることあるんですね……ふふふ」
興津和沙:「緊張しちゃってますので。そういうとこも気づいたら教えて下さいねっ」
興津和沙:その後も、こんな感じで自分の推しを授業的な内容に絡めつつフランカちゃんに紹介していくのだ!
GM:シーン終了。ロイスの取得、購入が可能です。
志木倫堂:ロイス保留 登場ダイスを振ったので購入を……する!
獄城玲於奈:ロイスは保留かな
興津和沙:ロイスは保留で
志木倫堂:2dx>=8 応急手当キット
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 5[4,5] → 5 → 失敗
興津和沙:ボデマ
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4
興津和沙:ダメ
志木倫堂:俺は無力だ……
志木倫堂:以上です
獄城玲於奈:クリスタルシールド
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:5dx+4>=25
DoubleCross : (5R10+4[10]>=25) → 6[1,3,5,5,6]+4 → 10 → 失敗
獄城玲於奈:ダメ
◆ミドルフェイズ3
GM:シーンプレイヤーは志木くん!他の方は登場任意です!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:53->55)
志木倫堂:落ち着き
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が5上昇(侵蝕率:63->68)
興津和沙:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 10[10]+48 → 58
興津和沙:きゃいん
GM:10……
GM:では情報項目はこちら。新規項目は今の所なし!
フランカ・カペッロ 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
アルマについて 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
「0942」と書かれた書類について 情報(UGN) 難易度7
獄城玲於奈:裏社会あるのでアルマさんでもいこうかな
志木倫堂:よろしく~
興津和沙:志木くんどっちいきます?
興津和沙:僕は裏社会とUGNどっちもいけます
志木倫堂:自分はUGN行けるのでまあどっちでもいい感じですね 選ばせてもらえるならフランカかな 猜疑心で取ったし
興津和沙:じゃあ0942行こう
志木倫堂:4dx コネ使用
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[4,6,6,10]+8[8] → 18
興津和沙:用心への貸しを使って
興津和沙:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[1,5,10,10]+10[9,10]+4[4]+3 → 27
志木倫堂:うわすごい
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
興津和沙:この卓ホントぶん回るな…!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:68->69)
獄城玲於奈:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[5,5,8,10,10]+5[2,5]+1 → 16 → 成功
GM:みんなすごい
興津和沙:UGNの目に狂いはなかった…
GM:では情報を貼っていきます
志木倫堂:完璧な潜入捜査員だ
フランカ・カペッロ:
イタリアの名家・カペッロ家の令嬢。8歳。
根気があり頑張り屋。両親を亡くしている。つい最近日本に引っ越してきた。
近くの小学校に通っているが、将来の夢である政治家になるため家庭教師を雇ってもらっている。
日本語も勉強中ではあるが、日常会話はこなせるレベルに達しており、勉学における吸収力の高さが伺える。
アルマについて その1:
フランカの教育係。
厳しくも優しく熱心にフランカを教育している。
フランカを大事に育てようという熱心さはある意味偏執的ともいえる。具体的には、時々フランカの採血をして、成分分析から健康をチェックしているほど。
ただし、フランカの教育係になる前の経歴は不明であり、更に情報を得るためにはUGNヴェネツィア支部と連携して調査する必要がある。
「0942」と書かれた書類について:
暗号混じりのイタリア語で書かれた実験レポート。
実験内容は現在解読中。しかし、レネゲイドウイルスの移植に関わるものであることは確かだ。
数字は「旧日本軍の第0942号中隊」のことを示していると思われる。
第0942号中隊は荘都技術少尉の実験に関わり、隊員53名がトランプのカード状の記憶保存物体に記憶を保存している。
隊員の多くは現在休眠中だが、肉体を移し替え活動中の人物も存在するという。
肉体の死ではなく、記憶保存物体の破壊のみによって記憶の継承は途絶える。
また、以下の情報項目が追加されました。次のシーンから情報収集できます。
アルマについて その2 情報(噂話・UGN・裏社会) 難易度9
実験レポートについて 情報(UGN) 難易度9
GM:情報収集については以上!
興津和沙:オールドジャパニーズアーミー…!!
GM:カペッロ邸へと向かう道。
GM:それぞれの学校等が終わった後なので時刻は夕方に近い。
GM:その道すがら、君たちは情報の共有を行うことにした。
興津和沙:「やっほー、遅くなっちゃってごめんね。」
興津和沙:「漫研のお姫様なのでちょっと引っ張りだこになっちゃって!」
志木倫堂:「おーおー。言うほどでもないから気にすんな」ひらひらと手を振りながら
獄城玲於奈:「マンケンが何かはようわからんけどな」
興津和沙:普通に部室の掃除に駆り出されてただけ
獄城玲於奈:「向こうに着くのが遅れんかったらええんとちゃう?」
志木倫堂:「漫画描いたり配ったりするらしいぜ。漫画は分かるか?」不安!
志木倫堂:「姫先生の文化人パワーが留まるところを知らねえ……!」
獄城玲於奈:「はー?漫画くらいわかるて」
獄城玲於奈:「なんや、姫は漫画家か?」
興津和沙:「えへへ、どうもどうも。知的なお姫様を目指してますので」
興津和沙:「漫画家ってほどじゃないよ。趣味で描いてるだけっ
獄城玲於奈:「ほなアレ描いてくれへん?」
興津和沙:「で、同じ用に趣味で描く人が集まって一緒に本出したりするとこか漫研だよ……なに?」
獄城玲於奈:「滅茶苦茶有名な漫画の主人公」
志木倫堂:「漠然としてるな。ルフィとか?」
興津和沙:「曖昧……!」
興津和沙:「え?コボちゃん?」
志木倫堂:「(えっ何それ 聞いたことない)」
獄城玲於奈:「滅茶苦茶有名ゆうたらアレやん」
興津和沙:「どれやん?」
獄城玲於奈:「タンジロー!」
獄城玲於奈:「水の呼吸の子」
志木倫堂:「おお、そっちは分かる」
興津和沙:「あ、ちゃんと有名なやつだった!」
獄城玲於奈:「まあ、どっちかいうと無惨さまの方がおもろいけどな」
興津和沙:「えーっと、炭治郎ならねえ。この前梓に描かされたやつがあるんだけど…」
興津和沙:芸術:漫画
獄城玲於奈:「ホープヒルズの上位ランカーみたいな性格でウケる」
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[3,8] → 8
GM:それなりに上手そう
興津和沙:まあまあの炭治郎を描いていた
志木倫堂:「上位ランカーいるんだ」ホープヒルズの事はなんとなく知っている
獄城玲於奈:「クズが出てくる漫画はおもろいからなー」
興津和沙:「無惨みたいのが何人もいるの、ホープヒルズってとこ」
志木倫堂:「おー! 似てる似てる。こんな感じの目だった」
獄城玲於奈:「ハンチョーとかカイジとかええよな」
興津和沙:言いながらスケッチブックを取り出す
獄城玲於奈:「おおー、ありがとう」
興津和沙:「獄城さん、結構読んでるね!?」
獄城玲於奈:「近所のガキンチョに売れそうなくらいに上手いな」
志木倫堂:「いざこうして見ると、羽織の模様描くのめちゃくちゃめんどくさそうだな」
興津和沙:「いやいや売らないから。」
志木倫堂:感心しながら眺めている。
興津和沙:「うん、そこめんどくさいんだけど梓が羽織描いて欲しいーっていうからね、頑張って」
獄城玲於奈:「ホープヒルズにある本いうたら、漫画くらいやしな」
興津和沙:「そだなー、次授業する時フランカちゃんに見せてあげたら喜んでくれるかな。」
獄城玲於奈:「せや、ソレや」
志木倫堂:「あぁ、フランカな。どうやら小学校にも通ってるらしいし、そういう話題にも敏感なんじゃないか」
志木倫堂:自分は小学校に行ったことがないので、完全に想像で物を喋っている
興津和沙:「流行ってるしねえ。」
獄城玲於奈:「カペッロのお嬢が何で日本に居るんかいう話な」
興津和沙:「おっと、本題だね。」
興津和沙:顔を引き秘める。
志木倫堂:「日本に来たのはごく最近、って話だったが」
獄城玲於奈:「カペッロいうたらそこそこのマフィアのボスなんよ」
獄城玲於奈:「裏やとちょっとは名前も知れとるんやけど」
獄城玲於奈:「ま、せや言うても今はちょっと落ち目いう話や」
獄城玲於奈:「抗争に負けてボスと娘は日本に逃げてきたっちゅうことらしいで」
興津和沙:「こっちでいったら鴻央会のライバル団体、ぐらいのポジってことかな。」
志木倫堂:「そういう話か……親の話題で深刻そうな雰囲気は出してたっけな」
獄城玲於奈:「ランクで言うたらその辺かもしれんな」
興津和沙:「それが翻刻じゃ都落ち、っと。おっかないねえ、ヤクザの世界は。」
興津和沙:本国
獄城玲於奈:「そういう落ち目のところに使用人がついてくるかいうと」
獄城玲於奈:「ヤクザやマフィアの世界でもシビアやからな」
興津和沙:「アルマさんがただの忠義者ならいいけど。」
獄城玲於奈:「あのアルマいう子もカペッロの直参いう感じやないな」
興津和沙:「獄城先生はそうじゃないかもって思ってるんだね。」
志木倫堂:「そうじゃない目もある、ってか?」興津さんに
興津和沙:グッと志木くんに親指を立てる
興津和沙:「イエス、そういうこと。」
獄城玲於奈:「マフィア関連に詳しいヤツに聞いたけど、そういう名前の部下がおった話は無いらしいで」
志木倫堂:「おぉ。中々謎な情報網持ってんな」
獄城玲於奈:「今は献身的言うか、健康チェックとかもやっとるみたいやけど」
興津和沙:「健康チェックね。」
獄城玲於奈:「医療関係かどうかも怪しいかもしれへんねぇ」
興津和沙:ふむ。とちょっと暗い顔をする。
獄城玲於奈:「ま、蛇の道は蛇ゆうてな。本業ヤクザやから」
志木倫堂:「なぁるほど……マジか!?」
獄城玲於奈:「そのくらいはな、給料出るかどうかもわからんとこでバイトもアレやし」
獄城玲於奈:「マジやで!蛇の道は蛇…フフ。格好ええやろ?」
獄城玲於奈:「意味はよう解らんけど」
志木倫堂:「なるほどな……獄城がしっかりしてる理由がわかったぜ」
志木倫堂:「さぁて、しかし医療関係かどうか怪しいバイタルチェックっつーと」
志木倫堂:「あ、体の状態って意味な、バイタル」
獄城玲於奈:「ワカルー」
志木倫堂:「FHで身体弄られてた頃思い出すっつーか、かなりフランカが心配になるな」
興津和沙:(そういや『タグ』がどうのこうのとか言ってたっけな、志木さん)
志木倫堂:「あの妙な文書のこともあるし……」
獄城玲於奈:「イタリア語のやつやね」
興津和沙:「それなんだけどねー。」
興津和沙:「あの文章、戦前の日本軍の研究に関連してるみたい。」
興津和沙:「『第0942号中隊』の研究。だから0942って書いてあったんだって。」
獄城玲於奈:「センゼンのニホングン」
興津和沙:「なんか、レネゲイドウイルスの移植についてなんたらとか。」
志木倫堂:「旧日本軍か……妙な噂は、たまに聞くな」
興津和沙:「せっかくだから今皆に資料回すね。」
興津和沙:めるめる
志木倫堂:「助かる」開いて読む。
興津和沙:UGNの知り合いに送ってもらった資料を皆に転送する。
獄城玲於奈:「ほぉん、昔の軍人やん」
獄城玲於奈:「ロクな事せえへんいうのはウチも聞いた事あるわ」
志木倫堂:「戦前の日本軍だからな」情報量ゼロの生返事
興津和沙:トランプカードに記憶を保存。現在も肉体を差し替え動いているやつもいる、など物騒な情報が書かれている
興津和沙:「おとなしく蒟蒻風船爆弾でも作ってればいいのにねえ」
志木倫堂:「まだ全然確証は持てねーが」
興津和沙:「うん」
志木倫堂:「あのアルマって従者がフランカを連れてN市に落ち延びるのを決めたたんだとしたら」
志木倫堂:「目的は『それ』なんだろうぜ」
興津和沙:「……それじゃ、確証につながるかもしれない情報をもう一つ。」
興津和沙:「例のメッセージカードにあったレネゲイドウイルスの残滓。」
志木倫堂:「ああ」
興津和沙:「あれはモルフェイスのシンドローム。しかも『超決闘』の特筆性能力(ディスクリプト)を持ってるヤツものだって可能性が高いってさ。」
興津和沙:「それも、十中八九製作者のものだろうって。」
獄城玲於奈:「ふむふむ」
獄城玲於奈:「簡単に言うと?」
興津和沙:「あのカードは、フランカちゃんが配ってて。そして私があの子にアドバイスをした後にすぐ内容が変わってた。」
志木倫堂:「う──────む」難しい顔で唸っている
興津和沙:「フランカちゃんは超決闘持ちのオーヴァード」
志木倫堂:「そうなるか、そうなるよなやっぱ」
興津和沙:「そして例のメモにあった通り、何らかの実験に関わっている可能性がある。」
興津和沙:「って感じかな、簡単に言うと。」
志木倫堂:「メッセージカードに関しては、フランカがやってるんじゃなきゃあ」
志木倫堂:「そもそもメリットがない。UGNに嗅ぎつけられたくもないだろうし──」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「でもさ、フランカちゃんは」
興津和沙:「悪い子じゃ…ないよね?」
志木倫堂:「さぁな」頭を掻きむしりかけ、撫でつけた髪が乱れるのを嫌ってやめる
志木倫堂:「俺は今の所その前提で動くつもりだが、そこに拘るつもりは、お前ほど強くない」
志木倫堂:「いや、そうじゃねえな。その係は任せる。任せた」
獄城玲於奈:「ようするに、や」
興津和沙:ちょっと難しい顔で考えてから
獄城玲於奈:「姫はあの子が気に入ったわけや」
興津和沙:得心がいったように、にひひと笑う
獄城玲於奈:「疑う気ィがないんやったら、それでええんとちゃう?」
獄城玲於奈:「他を疑えばええねん」
志木倫堂:「そうだな。良い事だと思うぜ」
興津和沙:「うん、ちょっと話して、一回授業しただけど、あの子はいい子だと思ったし、単純に好きなれたよ。」
獄城玲於奈:「他ぜんぶ疑うてや、それでどうしようもなかったら」
獄城玲於奈:「そっから考えたらええいうだけやね」
獄城玲於奈:「難しい事は考えるだけ損」
興津和沙:うん、私はあの子を全力で信じて、助ける係をやる。」
興津和沙:「それで私が暴走したり思想になった時は、二人が全力で止めてねっ」
興津和沙:「ブレーキは任せたっ」
志木倫堂:「オッケーだ。そこで俺の方の成果だが、2人に比べれば大した事は分かってない」
志木倫堂:「1つ。姫先生の領分の外の調べものだが、フランカ本人に関しちゃ怪しい動きは今の所見つかってない。年の割に吸収が良くて日本(こっち)に順応するのが早いとか、それくらいだな」
興津和沙:「うん、私も授業して思ったけどめっちゃ理解力が高い。」
興津和沙:「?食其の逸話を離してついてきてくれるとは思わなかった。」
志木倫堂:「ついてきてくれると思わない話を初回でやるな」軽くチョップ
興津和沙:「痛いっ」
志木倫堂:「ぬ。すまん」
興津和沙:「いや、だって授業って初めてで緊張しちゃって…!いいことを言おうとしたらなんかああなちゃって…!」
獄城玲於奈:「賢いいう事やな」
興津和沙:「いえ、私も反省してますので志木先生続きをどうぞ」
志木倫堂:「まぁ初めてだよな……」
興津和沙:チョップされた部分をなでながら言う
志木倫堂:「後は、こちらも予測出来てたことだ。案件の厄介さを補強する形になる」
興津和沙:「ふむ、それは?」
志木倫堂:「失踪した家庭教師だが──現状把握できてる全員の足取りが掴めない上、その消えた奴の中にはオーヴァードも混じってた」
興津和沙:「………」
志木倫堂:「驚きはないだろ? 単純にクソ気に入らねえ話ではある」
興津和沙:「そうだね、驚きはない。」
興津和沙:「けど、思ったより深そうな穴だな。とは思うよ。」
志木倫堂:「そうだ。俺達みたいに多少常人よりやれたところで」
志木倫堂:「既に危険域っつーのがはっきりした。動きやすくはなる」
志木倫堂:口ぶりは楽観的だが、その表情は険しい
獄城玲於奈:「いややわぁ、命の危険いうたら」
興津和沙:「志木先生は」
興津和沙:「結構顔にでるタイプだね?」
興津和沙:ちょっと楽しげに笑う。
志木倫堂:「まあな」ばつ悪げに
志木倫堂:「フランカの前では気を付ける」
興津和沙:「うん、昨日みたいに明るし志木先生でいてあげてね。」
獄城玲於奈:「UGNに危険手当でも出してもらわな割りにあえへんしな」
興津和沙:「こっちもこっちで顔に出るタイプだね?」
獄城玲於奈:「ま、ちょっと危険くらいはわかっとった事やろ?」
志木倫堂:「お、そうだそうだ。吹っ掛けてやれ」
興津和沙:「嬉しそうな顔しやがって、もう」
獄城玲於奈:「ええやんええやん、アンタらもそこらの雑魚とはちゃうんやろ?」
獄城玲於奈:「危険が向こうから来てくれた方が楽やしねぇ」
獄城玲於奈:ニヤニヤ笑ってからニッコリ
興津和沙:「うわあ、ヤクザこええ。」
獄城玲於奈:「まずはちゃあんと先生をやっとれば」
獄城玲於奈:「何かしらあるいう事やから」
獄城玲於奈:「頑張ってな、せんせー」
興津和沙:「獄城さんも先生でしょっ」
志木倫堂:「……」少しあっけにとられつつ
志木倫堂:「りょーかい。獄城先生も頑張れよ、あとあんまり物騒な事吹き込んでやるなよ」
獄城玲於奈:「ウチ、三番手やから」
興津和沙:「ま、そうだね。今日は志木先生に頑張ってもらうとしようか。」
興津和沙:「出来れば、メッセージカードを誰が作ってくれてるのかも聞いてくれると嬉しいかなっ」
志木倫堂:スマホの画面拭くアレで眼鏡を拭いて、掛け直す。
志木倫堂:「うし、任せとけ」
GM:カペッロ邸書斎。
GM:今日は志木先生の授業の日だ。
フランカ・カペッロ:「志木先生。よろしくおねがいします!」
志木倫堂:「よろしくお願いします」
フランカ・カペッロ:「先生は何を教えてくれるんですか?」
志木倫堂:「そうだな。聞いた話だとまだ小学校じゃやってないかもって話だったが──」
志木倫堂:ホワイトボードにキュッキュッと線を引いていく
志木倫堂:「理科」ババーン!
志木倫堂:一応フリガナも振った
フランカ・カペッロ:「理科!」
志木倫堂:「これまでにも居たかな、理科の先生。まあいい」
志木倫堂:「火が燃えたり、水が凍ったり、電気が流れたり……まあ」
志木倫堂:「そういう自然の色々がどういう仕組みで発生してるのかみたいな そういうやつだ。多分」
フランカ・カペッロ:「素敵な学問ね!」
志木倫堂:「あれ? 電気はあんまり自然じゃないな……」既にちょっと怪しい
志木倫堂:「ともあれ、だ。最初からあんまり数字をこねまわしたりするのもアレだから」
志木倫堂:「今回は見てわかるやつで行く」
志木倫堂:そう言って大きな三角定規を、長辺を下にしてホワイトボードの粉受けに立てかける。
志木倫堂:「三角定規は多分見たことあるよな。この辺と、この辺が」上向きになっている辺を順繰りに指さし「丁度二倍の長さになってる」
フランカ・カペッロ:「はい。私も父から小さいのを貰いました!」
志木倫堂:「えっと」ごそごそと用意した鞄を漁り。
志木倫堂:糸で数珠つなぎになった実験用錘を取り出す。
志木倫堂:長い方の辺の上に4個、短い辺に2個の錘が乗るように三角定規の上に錘を配置すると、定規に沿って滑り落ちようとする錘の力でピンと糸が張った
志木倫堂:頂点の糸は、志木の指で押さえられている。
志木倫堂:「さて、この指を離したらどっちに滑り落ちると思う?」
フランカ・カペッロ:「長い方……ですか?」
志木倫堂:「そう思うよな」
志木倫堂:指を離す。錘はどちらにも動かない。
フランカ・カペッロ:「え!? 不思議!」
志木倫堂:「フランカの推理は、直観的には正しく思える。こういう図を作ると分かりやすいんだが」
志木倫堂:そう言いながらホワイトボードに三角定規を描き、数珠つなぎになった錘を書き、さらにその両端を伸ばしていき──三角定規の下で、繋げる。
志木倫堂:「下で撓んでいる錘つき糸は、完全に左右対称だ。だからフランカの言うように長い方の辺の錘が滑り落ちるなら」
志木倫堂:「常に長い方の錘によって短い方の辺に乗った錘が引き上げられ、この輪は永遠に回り続けることになる」
志木倫堂:「永久機関ってやつ。聞いたことあるか?」
フランカ・カペッロ:「聞いたことだけは……物理?の法則では実現しないすごいものというイメージです!」
志木倫堂:「そうだ。この三角定規に括った輪がほっといても勝手に回り出したりしないのは、フランカもなんとなく察していると思うが──」
志木倫堂:「昔は永久機関が実現不可能だなんてみんな知らなかったから」
志木倫堂:「さっきのフランカが覚えたような錯覚を上手く使って、偽物の永久機関がたくさん考え出された」
フランカ・カペッロ:「実際には上手くいかない永久機関……」
志木倫堂:「この」
志木倫堂:「この数珠と三角定規の図は16世紀には既に確立していたらしい。ステヴィンの斜面の法則っつーんだが、詳しい話はいまはしない」
志木倫堂:「詳しい話は今はしないが、古い永久機関──重心の位置を上手い具合にずらしながら回り続ける、と説明されているやつは──」
志木倫堂:ホワイトボードに、歯車にハンマーがついたような図形や、中心に向けてねじれていく小部屋に動く球を配置した車輪などを書き込みながら。
志木倫堂:「全部この話で否定されちまうんだ。にも拘らず」
志木倫堂:「それから200年くらい経ってもまだこの手の詐欺をやるやつはいたし、実際に成功した」
志木倫堂:「っつーのは、育ての親みたいな……あー……育ての親みたいなエネルギーに関して一時期凝ってたインテリから聞いた」
志木倫堂:嘘は言っていない。
フランカ・カペッロ:「ふんふん……」頷き、噛み砕きながら理解している様子。
志木倫堂:「オルフィレウスの自動なんたら……実際に展示されて、知られてる範囲ではまあ、ずっと回り続けてたらしい」
志木倫堂:「今となっちゃ、色々言われちゃあいるがな。実の所これが本当に永久機関じゃなかった証明はされてねーんだ」
フランカ・カペッロ:「もしかしたら万が一永久機関だった可能性もあるんですね」
志木倫堂:「そうだな。昔の凄いやつが俺達の知らない理屈で、ずっと回り続ける機械を作ったのかもしれない」
志木倫堂:「でも、だ」
志木倫堂:「俺が言いたいのは、さっき話に出した斜面の法則を知っていれば」
志木倫堂:「外から力が加わらない車輪が、重心移動で永久に回り続けてエネルギーを生むことは絶対にないって言う事が分かっていれば、少なくともそれが説明通りの理屈で回ってるわけじゃないことは理解できるだろ?」
フランカ・カペッロ:「はい」
志木倫堂:「いい返事だ」にやりと口元を歪め
志木倫堂:「勉強ってなぁ考えるための足場をくれる」
志木倫堂:「目の前で理解できない事が起きた時、それをどう受け止めるかっつーのは、実の所」
志木倫堂:「この世で確かだと思っていることがどれだけ自分の中にあるかで変わってくる」
志木倫堂:「つーかそういうのが無いと苦労する。した」
フランカ・カペッロ:「……!」
志木倫堂:「まあ、ほら」
志木倫堂:「政治家って、何やっても多分正しいとも間違ってるとも言われるだろうし」
志木倫堂:「ってテレビとか見てると思うけど、どうなのかな……」急に自信がなくなってきた
フランカ・カペッロ:「……そうね。きっと何を信じていいかわからなくなるかもしれない、大変な職業だとは思うわ」
志木倫堂:「考える事多そうだしな」
志木倫堂:「だから、フランカはその基礎を、これから長~い時間をかけて作ってくわけだ」
志木倫堂:くっくっくと、悪そうな笑み
フランカ・カペッロ:「政界でも生き抜くために、私が困らないように、先生は心構えを教えてくれたんですね」
フランカ・カペッロ:「……姫先生もそうだったけど、今回の家庭教師は特に私の将来を考えて教えてくれてる気がするわ……します」
志木倫堂:「姫先生、いいやつだからな」
志木倫堂:「まぁ、フランカは賢いからさ」
志木倫堂:「俺くらいの奴が物を教えられるのなんて今くらいだろうし、特に今すぐ為になる事とか、将来そのままで役立つような知識もくれてやれねーけど」
志木倫堂:「あとあとフランカが難しい勉強する時の、ほんの助けになればいいなっていう、そういう話だ」
フランカ・カペッロ:「はい!為になりました。ありがとうございます!」
志木倫堂:「は、素直だな」
フランカ・カペッロ:「ふふ、『ありがとう』は大事だと、アルマに厳しく教えられてますので。それに……」
フランカ・カペッロ:「姫先生にも礼は大事だと、教わりましたからね!」
志木倫堂:「偉い偉い。偉いぞー」
志木倫堂:その後は、理科で学ぶ事柄についての本当に初歩的な話をした。
志木倫堂:最初にぶち上げた話題がどうも小学生向きじゃ無さすぎるかな、と気づいたのは後の祭りである。
志木倫堂:「──そういえば」帰り際
志木倫堂:「フランカが配ってたメッセージカードって、あれ手作りなのか?」
志木倫堂:頼まれていたな、と思い出し、そう聞いてみる。
フランカ・カペッロ:「私が作りました!」
フランカ・カペッロ:「一生懸命考えて書いたのよ!」
志木倫堂:「良くできてたもんなあれ」(書いた……という表現を聞くに)
志木倫堂:(あんまり自覚的に能力を使ってるわけじゃないのか)
志木倫堂:「今日はありがとう。いい生徒ぶりだったぜ。言われ慣れてそうだが」
志木倫堂:ひとしきり彼女を褒め、じゃあな。と邸宅を後にした。
GM:シーン終了。ロイスの取得と購入が可能です!
志木倫堂:2dx ロイスなし 購入応急
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[3,4] → 4
志木倫堂:よわよわ
志木倫堂:おわりです
興津和沙:ボデマ
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 9[9] → 9
興津和沙:ダメ!
興津和沙:以上!
獄城玲於奈:ロイスは保留で
獄城玲於奈:クリスタルシールド
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:69->70)
獄城玲於奈:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[1,2,6,8,9]+4 → 13
獄城玲於奈:ダメー
◆ミドルフェイズ4
GM:引き続き情報収集が可能です!
GM:シーンプレイヤーは獄城さん!他の方は登場任意です
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が3上昇(侵蝕率:70->73)
興津和沙:いくぞ!1d10+58
興津和沙:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 6[6]+58 → 64
志木倫堂:出!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:55->56)
GM:段々と差が出てきましたね
GM:残る情報項目はこちら!
アルマについて その2 情報(噂話・UGN・裏社会) 難易度9
実験レポートについて 情報(UGN) 難易度9
志木倫堂:実験レポート行ってみます
興津和沙:いけー
志木倫堂:4dx 情報UGNコネ使用!
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,2,3,6] → 6
獄城玲於奈:アルマ2の方かな
興津和沙:財産とかは?
獄城玲於奈:裏社会で
志木倫堂:こいつ財産1しかない 終わりです
興津和沙:じゃあ、私が仇を取ってやる!
志木倫堂:お願いします先生方!
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:73->74)
獄城玲於奈:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[1,1,3,4,9]+1 → 10 → 成功
GM:成功!
興津和沙:UGNのコネを使って実験レポート
興津和沙:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 9[4,8,9,9]+3 → 12
興津和沙:イエッス!
GM:こっちも!
GM:では情報を開示します
アルマについて その2
カペッロファミリーに入る前は別の名前で生活していた一般人。しかし、それはあくまで肉体の持ち主がそうであっただけ。
その精神や記憶等は旧日本軍・第0942号中隊所属・有馬栄(ありま さかえ)准尉のものとなっている。有馬はかつての同盟国イタリアに渡って肉体を移し替えたのだ。
身体を替えた准尉は、肉体の持ち主の名前「アルマ」を名乗ってカペッロファミリーに取り入り、その優秀さからフランカの教育係に抜擢されるに至った。
また、アルマの記憶保存物体は「ハートのA」のトランプカード状である。
Eロイス「無限を継ぐ者」に相当します。
実験レポートについて
アルマによる超血統《フルブラッド》の移植に関する実験「超人(ツァラトゥストラ)創造計画」のレポート。
元々持っていた能力を維持しつつ、超血統としての能力も併せ持った「超人」を作り上げることを目的とする実験である。
この実験は大戦中と現在進行中の二期に渡り行われているが、どちらも成果は見込めず、被験者は全員殺害されている。
アルマはこの実験を荘都技術少尉による計画の後続として位置づけ、成功すれば記憶保存物体と併せて損耗しない超人兵士が作れると見込んでいる。
GM:情報がすべて開示されましたので、次のシーンにクライマックスへと突入することが可能です!
興津和沙:か、かく語りき!
GM:----
GM:カペッロ邸の庭。
GM:広く、緑の芝生に門までのレンガの道が印象的な庭だ。
GM:今日はここで獄城先生の授業が行われる!
フランカ・カペッロ:「他の二人と違って獄城先生はお庭で授業を行うんですね!」
獄城玲於奈:「まーね」
獄城玲於奈:「今日はええ天気やし、ずっと部屋ン中でお勉強いうのも」
獄城玲於奈:「疲れる事もあるんちゃうかなー思てねぇ」
獄城玲於奈:指先でくるくるとバスケットボールを回転させている
獄城玲於奈:「フランカちゃんは政治家になりたいいう話やけど」
フランカ・カペッロ:「はい」
獄城玲於奈:「ま、政治家言うても色々おるやん」
獄城玲於奈:「裏でも力!表でも力!権力を手にすればやりたい放題~」
獄城玲於奈:「みたいなのがええの?」
フランカ・カペッロ:「裏はもういいかな、とちょっと思ってます」
獄城玲於奈:「ふむふむ」
フランカ・カペッロ:「あっ、今の発言は内緒で!もうみんな察しているかもだけど……」
獄城玲於奈:「ええよ、そんなん気にせえへんて」
獄城玲於奈:「ほな、マジメに政治家やりたいいう事やね」
フランカ・カペッロ:「はい、表でブイブイいわせたいです!」
獄城玲於奈:「ふふん、政治家に一番必要なんは」
獄城玲於奈:「ででででで~?(ドラムロール的なリズムで)」
獄城玲於奈:「体力や!」
フランカ・カペッロ:「ほほう!」
フランカ・カペッロ:「確かに忙しそうですよね……」
獄城玲於奈:「何するにしてもな、動けるときに動ける奴が強い」
獄城玲於奈:「ちゅーわけで」
獄城玲於奈:ボールを頭の上にのせる
獄城玲於奈:「今日の授業は鬼ごっこでーす」
獄城玲於奈:両手を広げ片足で立つ
フランカ・カペッロ:「鬼ごっこ!小学校でも流行っています!」
獄城玲於奈:「せんせーは頭にボールをのせて片足で動く、鬼はフランカちゃんな」
フランカ・カペッロ:「え!?そんなハンデを!?」
獄城玲於奈:「これでも先生は捕まる気ィせーへんので」
獄城玲於奈:「更にハンデをあげよかな」
フランカ・カペッロ:「大人の余裕……!」
獄城玲於奈:封筒を三つ渡す
獄城玲於奈:「その中に書いてある事を実行すれば、せんせーを捕まえやすくなりまーす」
フランカ・カペッロ:「ふむふむ……」
獄城玲於奈:「ま、使うかどうかはフランカちゃん次第やね」
フランカ・カペッロ:「わかりました! まずは見ないでやってみます!」
獄城玲於奈:「使う時は読んでから使うかどうか決めてもえーよ」
フランカ・カペッロ:「はーい」
獄城玲於奈:「ほな、よーいどん」
フランカ・カペッロ:「わっ、早い!負けませんからね!」走り出す
獄城玲於奈:ぴょんとフランカを飛び越すようにジャンプ
獄城玲於奈:「ほい」
フランカ・カペッロ:「っ!? そ、そんな芸当が?」
獄城玲於奈:大人げのかけらもない動きで距離を取る
フランカ・カペッロ:「……むむむ、たしかに簡単にはいかなそうです。ですので」
フランカ・カペッロ:「1つ目の封筒をあけます!」
獄城玲於奈:一つ目の封筒には「金こそパワー!獄城先生に10万円あげよう!動きを止めてくれるぞ!金の力を信じろ!」と書いてある紙が入っています
フランカ・カペッロ:「お、お金!? お金の使いみちはアルマに聞かないとわからないです!」
フランカ・カペッロ:使わないことを選択!
獄城玲於奈:「使うかな~、使わへんかな~」
獄城玲於奈:「ちぇー…」
フランカ・カペッロ:「かくなる上は!」
フランカ・カペッロ:ビリッ!次の封筒を開けます。
獄城玲於奈:二つ目の封筒には「プライドを捨てて頭を下げよう!土下座する勢いでお願いしたらいう事を聞いてくれるかも!頭を下げるのはタダ!」と書いてあります
獄城玲於奈:「ふふ~ん」
獄城玲於奈:ニヤニヤ
獄城玲於奈:「ほれほれ~、使うのかな~」
フランカ・カペッロ:「ぐぬぬ……!土下座はあり……?いえ、カペッロ家の娘としてそう簡単に頭は下げません!」
フランカ・カペッロ:「使えるものはいっぱい使う!そしてそれがタダならなおさら!……お父様の言葉です!」
フランカ・カペッロ:「えいっ!」
フランカ・カペッロ:3つ目の封筒を開けます
獄城玲於奈:「タダより安いモンはないのになぁ」
獄城玲於奈:3つ目の封筒には「思い切って助けを呼んでみよう!一人で出来ない事も他人の力を借りればできるかも!」と書いてあります
フランカ・カペッロ:「これは……!」
フランカ・カペッロ:「先生方!どなたでもいいので、助けてくれませんか!」
興津和沙:「任せとけー!」
フランカ・カペッロ:「……! ありがとう姫先生!」
興津和沙:ガバッと草むらから突然現れる!
獄城玲於奈:「お、姫せんせーか」
興津和沙:「要するに!」
獄城玲於奈:「手ごわそうな相手やねぇ」
興津和沙:「ボールを奪えばいいんでしょ!」
興津和沙:肉体で判定
興津和沙:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[3,5,7,9,10,10]+10[8,10]+10[10]+2[2] → 32
獄城玲於奈:ぴょんぴょん跳ねて間合いを測る
興津和沙:wwwww
獄城玲於奈:ばーかw
志木倫堂:めちゃくちゃボール奪える
GM:本気だ
獄城玲於奈:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,3,5,9] → 9
興津和沙:野生の豹めいた凄まじい動きで一気に距離を詰めていく!
獄城玲於奈:「アホか!」
獄城玲於奈:「なんやの、その動き!」
興津和沙:「もらったー!!」
興津和沙:バシッ!!
獄城玲於奈:ボールを奪われる
獄城玲於奈:「…」
興津和沙:華麗にボールを奪い!
興津和沙:「ヘイ、フランカちゃんパス!」
フランカ・カペッロ:「先生、それルールを勘違いして……!」
興津和沙:そもそも何をしてるから理解してないのでとりあえずボールを投げる!
フランカ・カペッロ:「わわっ」ボールは一応受け取る。
獄城玲於奈:「ふ…アホか!言うたけど」
獄城玲於奈:「それは勘違いやったな」
志木倫堂:「──ハンデ減らしてどーすんだ! このっ」
獄城玲於奈:「アホやん!」
獄城玲於奈:「うわっと、志木せんせーもか」
興津和沙:「え。バスケじゃないの!?」
獄城玲於奈:体を捻って避けようとする
志木倫堂:ザッ! という音とともに物陰から飛び出し獄城さんを捕まえようとする──
フランカ・カペッロ:「志木先生も……!」
獄城玲於奈:「うおりゃッ!」
獄城玲於奈:回転するように飛び跳ねて回避
獄城玲於奈:「まだまだ甘いんとちゃう?」
志木倫堂:「──は、悪ぃな。ちょっとインチキする、ぜッ!」
志木倫堂:能力を使用して熱した空気を膨張させ、突風を作り出す。
興津和沙:「よっし、作戦通り!」
獄城玲於奈:「絶対ウソやー」
フランカ・カペッロ:「っ! これ、で……!」追いすがり、そして……
志木倫堂:それは獄城さんのジャンプのルートを変え──
獄城玲於奈:風に流されフランカの前に
フランカ・カペッロ:「タッチ!」
興津和沙:「なるほど。」
志木倫堂:「よくやった!」獄城さんを捕まえようとして無様に転んだ姿勢のまま親指を立てる
興津和沙:「おにごっこだったんだね!」
フランカ・カペッロ:「そうです!でもありがとうございました!」
獄城玲於奈:「ま、三人おったらなー」
獄城玲於奈:ぽんぽんとホコリを払って立ち上がる
獄城玲於奈:「ほな、答え合わせしよか」
志木倫堂:「三人寄ったらなんかみたいな諺もあるしな」何もかも曖昧 場面にもそれほどそぐわない
興津和沙:「ボールを奪えるってことは体にも障れたってことだぜ?」
フランカ・カペッロ:「答え合わせ?」
興津和沙:「文殊の知恵ね」
志木倫堂:「それそれ」
獄城玲於奈:「政治家もヤクザもマフィアもなんでもかまへんけどな」
興津和沙:いいながら答え合わせを聞くスタイルに
獄城玲於奈:「偉いさんいうんは目的を達成すんのに色んな手ェを使うんよ」
獄城玲於奈:「それは、わかるよねぇ」
フランカ・カペッロ:「はい」
獄城玲於奈:「まずは金」
獄城玲於奈:「手段としては悪ぅないな。自分の扱える金やったらなー」
獄城玲於奈:「でも、政治家としては使い過ぎるとマイナスちゅうかアウトーな所もあるから」
獄城玲於奈:「これで解決してたら50点くらいやな」
フランカ・カペッロ:「50点……!」
獄城玲於奈:「2番目?」
獄城玲於奈:「政治家は頭下げるくらいはせなあかんわなー」
獄城玲於奈:「言うても、相手に足元みられるし」
獄城玲於奈:「他からのイメージもある、いつでもペコペ頭下げ取ったら大物とは言えんよね」
フランカ・カペッロ:「それは確かに……!」
獄城玲於奈:「ここぞと言うとき意外でプライド捨てとったら、これも50点言う感じかな」
フランカ・カペッロ:「これも50点……」
獄城玲於奈:「3番目?」
獄城玲於奈:「ええよね、友情」
獄城玲於奈:「自分だけででけへん事は他人の力を借りる。素晴らしいやん」
フランカ・カペッロ:「つまり採点は?」ごくり
獄城玲於奈:「でも、これは他人に借りをつくるっちゅう事やな。目的を達成する為に他人の力を借りるだけやと」
獄城玲於奈:「結局手柄は他人のモンになったり、自分の力を奪われかねへん」
獄城玲於奈:「ヤクザとかマフィアでも良くあるわな。他の組の介入をゆるしたら負けや」
獄城玲於奈:「50点~」
フランカ・カペッロ:「むむむ……!」
獄城玲於奈:「でも、なんもせんかったらウチは捕まえられへんから0点やね」
フランカ・カペッロ:「私一人では難しそうでしたね……」
獄城玲於奈:「そもそも、捕まえる相手の提示した手段に頼ったらアカンわー」
獄城玲於奈:「自力で捕まえられる力を持つか、そういう工夫をすれば100点かな」
獄城玲於奈:「この二人はええ人やから、頼っても良かったかもしれへんけど」
フランカ・カペッロ:「自分で力を持つか、工夫をするか……」
獄城玲於奈:「人の力を頼るんやったら、それに見合った報酬なりを約束してあげるべきやったんちゃうかな」
興津和沙:「マキャベリも傭兵を信じすぎちゃいけないって言ってるしね。」
フランカ・カペッロ:「はっ! 先生を無償で働かせてしまいました!」
獄城玲於奈:「キャベ?」
獄城玲於奈:「キャベツ…」
興津和沙:「ごめん、先生の授業に関係ないこと言っちゃった!」
獄城玲於奈:「ま、よっぽど信頼関係あるんやったらええけど金なしで寄ってくるヤツは信用すんないう事も覚えといたらええなぁ」
フランカ・カペッロ:「覚えておきます!」
獄城玲於奈:「タダより安いもんはないけど、タダより高いもんもないいう事やね」
獄城玲於奈:「ほい、おべんきょータイム終わり~」
獄城玲於奈:「ちゅーわけで、報酬が欲しいわぁ」
獄城玲於奈:「お腹すいたし、なんか食べよぉ」
志木倫堂:「獄城先生は今日の当番なんだから出てんだろ、報酬……」
フランカ・カペッロ:「そうですね。動いてお腹すきました」
獄城玲於奈:「体動かしたら喉乾くやろ?」
獄城玲於奈:「紅茶がええな、紅茶」
フランカ・カペッロ:「アルマと一緒に用意してきます!」
獄城玲於奈:「知っとる?紅茶にブランデーいれるとまろやかになるんよ」
獄城玲於奈:「なのでブランデーもよろ~」
フランカ・カペッロ:「はい!授業、ありがとうございました!」
GM:----
GM:その翌日。喫茶店「明桜」。
GM:君たちは全員で調べた情報の共有のためにここを訪れていた。
東雲芽衣:「よし、みんな集まったかな?あんまり家庭教師行けなくてごめんね。いろいろ学校の用事が忙しくて……」
興津和沙:「いや、東雲さんもお疲れ様。」
東雲芽衣:ちなみに前回共有した情報は東雲も後に聞いている。
志木倫堂:「気にすんなよ。昨日のは芽衣が来てたら芽衣だけで終わってたからなぁ」
興津和沙:「私だってその気になれば一人でタッチできたんですけど」
志木倫堂:「……しなかっただろ」
獄城玲於奈:「あの動きはある意味スゴイとは思うねぇ」
志木倫堂:「確かに意味わからん動きしてたけど」
東雲芽衣:「興津さんの凄いところ、見てみたかったなぁ」
興津和沙:「さながら流川か青峰かって動きでシュババっと獄城さんからボールを奪ってね!」
興津和沙:「あれがバスケだったら完璧だった。NBAの年間ベストプレーに選ばれてた。」
興津和沙:「鬼ごっこだったけど。」
東雲芽衣:「ルール間違えちゃったんだね」
興津和沙:「うん…」
興津和沙:「お姫様にもミスはあるってことでね。」
興津和沙:「ああ、そういえば。」
興津和沙:「志木先生、例の件はどうだった?」
志木倫堂:「あ、鬼ごっこっつってもただ遊んでたんじゃねーぜ。獄城先生がありがたい話をだな……」
志木倫堂:「っと」
志木倫堂:「フランカの件なら──姫先生の考えてた通りだったよ。あのカードはフランカの自作だ」
志木倫堂:「ただ……特別な力を使って何かをしてる、みたいな様子はなかったな。単に隠してるだけかも知れんし」
志木倫堂:「オーヴァードとしての覚醒に無自覚なのかも」
興津和沙:「やっぱり、そうか。
興津和沙:「ありがと。」
興津和沙:ちょっと悲しげに笑って
興津和沙:「それはそれとして、えい」
興津和沙:唐突に志木くんの頭に軽くチョップをします。
志木倫堂:「……あだっ」
志木倫堂:ストローのビニールを剥がそうとしていたところに不意打ちを受けます
志木倫堂:「いや……ごめん…………あれはさ、なんていうか…………」
興津和沙:「永久機関とか斜面の法則とかね。」
興津和沙:「なかなか高度な授業をかましたらしいじゃないですか、志木先生」
志木倫堂:「初めてだったからさ……家庭教師とか…………」
志木倫堂:めちゃくちゃ目が泳いでいる
興津和沙:くすくすと笑う。
興津和沙:「でしょ。初めてだと緊張するでしょ?」
興津和沙:「それに、フランカちゃんがよく理解してくれるもんだから、つい興が乗っちゃって色々話しちゃうんだよね。」
志木倫堂:「悪かったよ。悪かった」降参だ、という様子で両手を挙げる
東雲芽衣:「フランカちゃんは聡い子みたいだものね」
興津和沙:「うん、だから、もっかい聞くぜ。」
興津和沙:「いい子でしょ?あの子は。」
志木倫堂:すっと真剣な顔つきになる。
志木倫堂:「そうだな」
志木倫堂:「いい子だ。だから、何かされてんなら許せねえと思う。もう知らない仲でも無いからな」
獄城玲於奈:「ウチからみても素直な子ぉやと思うわ。裏社会は似合わへんよねぇ」
志木倫堂:「いや、仮定みたいに言うのも、もうやめるか」
志木倫堂:「何かはされてる。分かった事とかはあるか?」
興津和沙:「明るい場所にいてほしい子だよ。」獄城さんの言葉に頷きながら。
東雲芽衣:「政治家を目指してるのは、裏社会が苦手なのを表しているのかもしれないしね」
興津和沙:実験について、自分なりにまとめた資料をみんなに配ります。
東雲芽衣:「ん」受け取ります。
東雲芽衣:「これは……」
興津和沙:「なんでかわからないけど。」
興津和沙:「アルマさんは旧日本軍の実権を引き継いでる。」
獄城玲於奈:「なんでか言うたら」
志木倫堂:「フランカを強くしてマフィアのボスの後釜にしたいってことなのか? にしては、なんつーか……」
獄城玲於奈:「そらもう簡単な話やねぇ」
興津和沙:「なんか知ってるの?」
志木倫堂:「聞きたいな」
獄城玲於奈:「アルマさんは黒も黒、真っ黒~って感じ」
獄城玲於奈:「理屈はよう解らんけど、中身は別モン」
獄城玲於奈:「その旧日本軍?やったっけ?」
興津和沙:「うん。0942中隊」
獄城玲於奈:「その一人、記憶の移し替えとかなんとかで今も生きとる有馬栄(ありま さかえ)とかいうのがホンマの名前や」
興津和沙:「トランプに記憶を保存するとかなんとか…」
東雲芽衣:「じゃあ、中身は日本人……」
興津和沙:「……与太話じゃなかったのかよ、それ…!」
志木倫堂:「ほぉ……じゃあ元のアルマって奴ぁ」
獄城玲於奈:「体の方は可哀想やけどアルマさんかもしれんな、そっちの経歴使うて潜り込んだんとちゃうかな」
興津和沙:「……体は本人のもんなんだ。」
志木倫堂:「……マジで無茶をやってやがんな。旧日本軍とかいうやつら」
興津和沙:「いくらでもごまかしは効くってか。」
興津和沙:「考えくねえけど。」
獄城玲於奈:「こいつは軍人いうよりは研究者っぽいな」
興津和沙:「実験レポートには、被験者に相当無茶をさせてた記述があった。」
興津和沙:「あんな、非人道的なもん、現代の、まともな価値観持ってる人間が出来るわけねえから。」
興津和沙:「ありゃあ、戦時中の記録だと思ってたけど……」
獄城玲於奈:「階級は准尉やけど姫せんせーの話の経歴で言うたらそっち系やろ」
興津和沙:獄城さんの言葉に頷く
興津和沙:「アルマさんの中身が、旧日本軍のいかれた研究者だってんなら…」
志木倫堂:「ああ、お陰サマでだいぶ見えてきたな」ぺらぺらと資料を確認している
志木倫堂:「フランカは"材料"だ」
志木倫堂:「あいつから採った血を植え付けた家庭教師どもの改造が有馬ってやつの目的なんだろ」
興津和沙:「ふざけてんな。」
興津和沙:怒りのせいで少しずつ口調が荒くなっている。
獄城玲於奈:「お二人さんのお怒りは最もやとしてな」
志木倫堂:「何だよ」
獄城玲於奈:「UGNのオーダーはどうなんよ」
志木倫堂:怒気が漏れていたのだろう、と察して眉間を揉む。
獄城玲於奈:「研究の詳細が欲しいんか?アルマの身柄の確保か?」
東雲芽衣:「そうですね。研究の詳細を得ても、およそ世間に認められる技術ではないですし、」
獄城玲於奈:「ちゃうよなぁ」
獄城玲於奈:「つまり?」
東雲芽衣:「身柄を確保してもどんな手段をつかって身体を乗り換えて抜け出すかわからない」
興津和沙:「止めてやりゃいいんだよな。戦争は終わった。あいつが所属した軍も消えた。なら、こんなクソみてえな実験を続ける大義はねえ。」
興津和沙:「増して、旧日本軍だってつってもイタリアは同盟国だ。同盟国のガキ相手にこんなクソみてえなことやらかすやつに遠慮なんかおるか。」
興津和沙:「こいつはもう軍人でもなんでもねえ、実験っつー手段にとりつかれて目的を失ってる糞だ。ぶっ潰してやろうぜ。」
東雲芽衣:「少なくとも、実験を止めさせるひつようはあり、なおかつ記憶保存物体を確保・あるいは破壊すればベスト」
東雲芽衣:「……そう、上からは伝えられています」
志木倫堂:「シンプルだな。シンプルなのはいい」
獄城玲於奈:「ぶち殺しても問題ないわけやな、しかも実験結果を丁寧に残す必要は無し」
獄城玲於奈:「で、お二人さんはフランカちゃんを助けたい、と」
獄城玲於奈:「それも問題あらへんね?」
興津和沙:「ったりめえだ。じゃねえ、たりめえですわ。」
志木倫堂:「ああ、そこは好きにやらせてくれるみてーだし……」
志木倫堂:「別に好きにさせてくれるわけじゃなくても、そうする」
東雲芽衣:「うん、じゃあ話はまとまったかな。私も同じ気持ちではあるし」
獄城玲於奈:「手綱の効きそうにない面子をよう選んだもんやねぇ」
志木倫堂:「人のこと言えた義理か?」
獄城玲於奈:「ええやん、楽しそうや。暴れがいあるし?」
志木倫堂:そう言って、うすく笑う。
興津和沙:「バッカ、今の私たちは先生だぜ。」
獄城玲於奈:「カワイイ生徒の為や」
興津和沙:「生徒の為に体張らなくてどうすんだよ」
志木倫堂:「良いこと言うじゃん」
東雲芽衣:「うん、立派な教師だね。姫先生」
志木倫堂:ひゅう、と口笛。
興津和沙:「名乗ったからにはしっかり真っ当しねえとだからな。」
興津和沙:「お姫様だって、先生だって。そういうもんだ。」
興津和沙:「だから、あの子にもちゃんとそれを見せてやるさ。」
興津和沙:いつもみたいな子供のような笑みでなく、どこか強さのある微笑みを見せる
GM:最後のロイス・購入判定!
志木倫堂:ロイス 獄城玲於奈 感服〇/不安
志木倫堂:購入はトンファー
獄城玲於奈:フランカ/大物かなー○/甘いかなー
興津和沙:敵/有馬栄/好奇心/忿怒〇
志木倫堂:2dx>=5
DoubleCross : (2R10[10]>=5) → 8[7,8] → 8 → 成功
獄城玲於奈:アルマ/潰しがいがある/ムカつく○
興津和沙:ボデマ
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[9,10]+7[7] → 17
興津和沙:いえい!
GM:やるー
獄城玲於奈:うーん、どうするかな
獄城玲於奈:クリスタルを狙うか 安パイのジュラルミンあたりを狙うか
志木倫堂:買えるものがなさ過ぎて買ったトンファー、獄城さんが購入失敗した時用のガード3以外の用途は特にないですが
獄城玲於奈:なるほどありがたい
志木倫堂:買える者がなさ過ぎただけなので考慮して下さる必要はないです
獄城玲於奈:ならクリスタルシールド!
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:74->75)
獄城玲於奈:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 6[1,5,5,5,6]+4 → 10
獄城玲於奈:ぬうー低い
獄城玲於奈:ダメ!
獄城玲於奈:トンファーください
志木倫堂:つまらないものですが……(渡す)
獄城玲於奈:おおきにー