ダブルクロス『羽根なき天使はかく語りき』


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興津(おきつ)和沙(かずさ)キャラシート(PL:中村)
志木(しき)倫堂(りんどう)キャラシート(PL:そごう)
獄城(ごくじょう)玲於奈(れおな)キャラシート(PL:ぽぽ)

【Index】

オープニング1:興津和沙
オープニング2:志木倫堂
オープニング3:獄城玲於奈

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4

クライマックス

合同エンディング
個別ED:獄城玲於奈
個別ED:志木倫堂

【プリプレイ】


GM:はじめまーす。今回は初GMで不手際等あるかもしれませんが、がんばりますので暖かく見守っていただけると幸いです。
GM:よろしくおねがいします!
興津和沙:おねしゃす!!
そごう:お願いします!
獄城玲於奈:お願いします
志木倫堂:名前変えてなかった
GM:では早速自己紹介から!
GM:PC1の興津さんからお願いします!
興津和沙キャラシート
興津和沙:はい!
興津和沙:家庭教師の興津和沙です!
興津和沙:担当は日本史と中国史です!
GM:眼鏡をかけている!先生っぽい!
興津和沙:日本史は鎌倉時代から日露戦争ぐらいまで
興津和沙:中国史は春秋戦国から明代まで広く浅くカバーしています!
GM:広い
興津和沙:清とか中華民国について知りたかったら他の先生に質問してね!
興津和沙:そんな一見優しい家庭教師ですが実は星辰館高校でお姫様やってます!
興津和沙:なんか、ライバルの黒川梓にはよく負けてるけど……けど、まだ諦めねえ!いつか勝つ!
GM:不屈の闘志!
興津和沙:そんな感じの歴オタ兼お姫様に向いてないオタサーの姫志望の子ですよろしくおねがいします。
興津和沙:性能としてはシンプルに強い槍で殴る、だけ!
GM:シンプルイズベスト! よろしくおねがいします!
興津和沙:けど今回は家庭教師セッションだからそんなの必要ないよね!
興津和沙:お願いします!
GM:ではそんな興津さんのハンドアウトはこちら!

PC1:興津和沙
シナリオロイス:フランカ・カペッロ
あなたはカペッロ邸を抜け出してうろついていた名家の令嬢・フランカに偶然出会った。
街の往来で何かを配っている少女に声をかけられたあなたは、「家庭教師を探しているの!」とメッセージカードを渡される。
メッセージカードからレネゲイドを微かに感じ取ったあなたは、UGNに相談しにいく。
GM:お嬢様幼女に出会います
興津和沙:であってやらあ!
興津和沙:お姫様は幼女に優しいものだぜ!
興津和沙:子供の憧れだからな!
GM:レネゲイドのは言ってるのを配っているのはなんかまずいのでは?と相談しに行く感じですね。
GM:よろしくおねがいします
GM:では次!PC2の志木くんの自己紹介!
志木倫堂キャラシート
志木倫堂:はーい
志木倫堂:家庭教師の志木倫堂です
志木倫堂:元FHの実験体で、その頃の名残でキレやすい若者。
志木倫堂:RC出力向上のため、大抵の情動が怒りとして発露するように精神を弄られた過去を持ちます。
GM:大変な過去……
志木倫堂:本人は自身の怒りっぽさ、野蛮さを嫌っており
志木倫堂:FHから救い出してくれた恩人の教えに従って、努めて上機嫌に、あと笑顔でいようとしたり
志木倫堂:何かと文化人を主張したりするヤンキーです。家庭教師……文化人っぽい!
GM:実際文化がなかれば発生しませんからね、家庭教師
志木倫堂:少し前の事件で無理して冷静ぶるのもやりすぎると疲れるなと気づいたので、外見上の粗っぽさはむしろ上昇しているぞ。
志木倫堂:性能は永遠の炎単体打点! 終わりを迎えた行動値から装甲無視します。それしかできません。
志木倫堂:以上だ! よろしくお願いします。
GM:よろしくおねがいします!
GM:志木くんのハンドアウトはこちら!

PC2:志木倫堂
シナリオロイス:東雲芽衣
あなたは東雲芽衣の知り合いだ。芽衣からUGNの依頼について、協力を要請される。それは家庭教師の仕事だという。
志木倫堂:俺に家庭教師を依頼するとは……
志木倫堂:流石芽衣は分かってるな~~
GM:でしょ~!
GM:ではそんな感じでお仕事を頑張ってね!
GM:お次!
志木倫堂:頑張るぜ!
GM:PC3の獄城さん! 自己紹介をお願いします!
獄城玲於奈キャラシート
獄城玲於奈:はーい
獄城玲於奈:華帝狂死…いや家庭教師の獄城玲於奈でぇす
獄城玲於奈:昔はFHにおったりもしたんやけど
獄城玲於奈:ま、セルがのうなってしもたから
獄城玲於奈:今はヤクザの仕事を請け負ったりしてまぁす
獄城玲於奈:メガネかけたら賢く見えるやろ?
GM:見える見える!
獄城玲於奈:基本的にアホやけど、そこそこ器用なんでぇ
獄城玲於奈:何とかなるんとちゃう?
獄城玲於奈:あとめっちゃ固いから
獄城玲於奈:他の家庭教師が全員倒れても立っとるで
獄城玲於奈:タフネス!
GM:ラストスタンド家庭教師……!
獄城玲於奈:装甲とダメージ軽減、カバーリング
獄城玲於奈:あとデカいロボで子供のハートはがっちりやね
獄城玲於奈:ほなヨロシク~
GM:子供にも人気でそう! よろしくおねがいします!
GM:獄城さんのハンドアウトはこちら!

PC3:獄城玲於奈
シナリオロイス:愛染リツキ
あなたは仕事を探していた。何でも屋・愛染リツキから、UGNが家庭教師の仕事を募集しているという情報を仕入れた。
獄城玲於奈:リツキくん、ウチより英語できるんちゃうの?
GM:リツキはまだしゃべる方は苦手みたいで、そこは苦手意識をもっているみたいですね
獄城玲於奈:ww
獄城玲於奈:お金になるんやったら何でもやるよぉ
GM:だから獄城さんに依頼を回すわけ!紹介料もきっともらえる!
GM:というわけでよろしくおねがいします!
獄城玲於奈:宜しくお願いします!
GM:じゃあトレーラーを貼ります!こんな感じ!


■トレーラー カペッロ家はイタリアの名家で、日本にも豪奢な別邸を持っている。
最近、その別邸を出入りする子供が見られるようになった。
その名はフランカ・カペッロ。
カペッロ家の令嬢で、現在家庭教師を捜しているという。
しかし、カペッロ家では雇った家庭教師が次々に行方不明になっている。
ただ、カペッロ家はイタリアマフィアが関係しているとも言われ、下手につつくと藪蛇になりかねない。
すなわち、今回の任務は――カペッロ家に家庭教師として潜入することだ。

ダブルクロス The 3rd Edition『羽根なき天使はかく語りき』

ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。



◆オープニング1:興津和沙

GM:ではOPをやります。PC順に個別OPをやっていきます。
GM:PC1の興津さんから! 興津さんは登場ダイスを振ってください。
興津和沙:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 6[6]+35 → 41

興津和沙:たー!
GM:メッセージカードを配っているお嬢様と出会うわけですが、
興津和沙:はい
GM:町中であったのはどんなタイミングにしますか!帰宅時とか、買い物中とか!
興津和沙:そうですね。お姫様らしく優雅にショッピングをキメていると思います。
GM:優雅!わかりました。では買い物中で!
興津和沙:今川家の法度についての研究本が発売されたので買いに行くのだ


GM:君は様々な店の並ぶショッピングモールへとでかけていた。
GM:そこで、何かを配っている少女を見かける。見た目は小学校低学年ほど!
フランカ・カペッロ:「すみませーん!これ、受け取って頂けますか~」
興津和沙:目当ての本を手に入れてるんるん気分だ。
興津和沙:気分良くその何かを受け取ろう
興津和沙:「ご苦労さまー」
フランカ・カペッロ:「ありがとう!」
興津和沙:「偉いね、家のお手伝い?」
フランカ・カペッロ:「そうでもあるし、自分の意志でやっているともいえるわ」
興津和沙:「おお、それはそれは」
GM:そのメッセージカードをみると、大きく家庭教師募集中と書いてあるのがみてとれるだろう。
興津和沙:「しっかりしているというかなんというか。」
フランカ・カペッロ:「家庭教師を捜しているの!」
興津和沙:「珍しい探し方だね?」
フランカ・カペッロ:「えぇ。そうね、日本では珍しいかもしれないわね」
フランカ・カペッロ:「でも、頑張って見つけなくてはいけないの。みんな前の先生はいなくなってしまったから……」
興津和沙:「え、大変そう。」
興津和沙:「そんなハードな家庭教師を求めてるの?」
フランカ・カペッロ:「いつの間にか連絡がとれなくなってしまうの……私の教わる態度が悪かったのかしら……」
フランカ・カペッロ:しょんぼりとした表情を浮かべます。
興津和沙:「うーん、そんな悪い子には見えないのにね。」
フランカ・カペッロ:「ふふっ、ありがとう」
興津和沙:もらったチラシ的な何かの内容を見ます。どんな家庭教師を探してるんだろう
GM:「どんな内容でも可!人として成長できるならば、どんな教育内容でも構いません!」と書いてありますね。
興津和沙:「めっちゃざっくりしてる…!!」
興津和沙:「わかった、これ募集内容がざっくりしすぎてるからだよ!!」
フランカ・カペッロ:「な、なるほど……!」
興津和沙:「ざっくりしすぎてて適当な人材が集まってくるせいですぐいなくなるんだよ!」
興津和沙:「ちゃんとした人を雇いたいならしっかりした条件をつけたほうがいいと思うぜ。」
フランカ・カペッロ:「おぉ……慧眼、といやつね。あなたきっと先生に向いているわ」
興津和沙:「報酬とその仕事に対する自尊心を持てて初めて責任感ってやつが生まれるからね。」
フランカ・カペッロ:「ありがとう。今度は条件つけて試してみるわ!」
興津和沙:「ははは、お姫様なので。人の餓えに立つものとして当然の心構えなのです」
興津和沙:「ま、それじゃ、ビラ配り頑張ってねー」
興津和沙:「お手伝いは立派だけであんま遅くまでやってちゃダメだよ、家の人も心配するからね。」
フランカ・カペッロ:「うん!出直してくるわ! 私の名前はフランカ! よかったら家庭教師、貴方も応募してみてね!」
興津和沙:「あはは、気が向いたらねー」
興津和沙:少女に手を振りながら、その場から離れていきます。
フランカ・カペッロ:手を振ってから、ぱたぱたと駆けて去っていきます。
GM:さて、そこで持っているメッセージカードから、レネゲイドウイルスを微かに感じ取れます。
興津和沙:「うん、健気で可愛いもんなんだけど」
興津和沙:「けど…なあ……」
興津和沙:少しげんなりした顔でカードを見る
興津和沙:「なんで、こんな不吉なもんがあの子についてるかなあ」
興津和沙:自分が言ったとおり、募集条件がざっくりしすぎてて適当な人材が集まってくるなら、それでもいいけど。
興津和沙:レネゲイドの気配がするっていうんなら、もしかしたら、それ以外のなにかのせいで家庭教師の人たちがいなくなってるのかもしれない
興津和沙:もし、そうだったとしたら。
興津和沙:「ほっとけないもんなあ、お前もそう思うだろ。」
興津和沙:近くに、誰かがいるかのように声を出す。
興津和沙:「わかってるわかってる。こういう時にゃ一人で突っ込まねえよ。困った時はUGNだ。長いものには巻かれていこう。」
興津和沙:そう独りごちて、通りから消えていきます。
GM:----
興津和沙:フランカ・カペッロ/好奇心○/不安
興津和沙:以上で
GM:あ、そうだ。ロイスの取得があった。ありがとうございます。

◆オープニング2:志木倫堂

GM:次、PC2志木くんのOP!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:34->43)
志木倫堂:やる気満々
GM:高め……!
GM:志木くんは、知り合いである東雲芽衣から任務の協力についてお願いしたいと電話があり、カフェで待ち合わせ。
GM:みたいな感じでいきたいですが、よろしいでしょうか!
志木倫堂:はーい!
GM:----
GM:カフェ「明桜」。
GM:君はここで待ち合わせをしていた。東雲芽衣から連絡があり、話がしたいとのことだ。
志木倫堂:「で、できた……注文…………」
GM:カフェは落ち着いた雰囲気で、お客さんもまばらながらいる。
志木倫堂:事前のリサーチでは奇妙な呪文を覚えないとまともに注文ができないという話だったが
志木倫堂:特にそんなことはなく、胸をなでおろしている所です。
GM:注文の品を待っていると、東雲芽衣が店に到着します
志木倫堂:アイスカフェオレをストローでちゅーちゅーやりながら送られてきたメールを見返している。
志木倫堂:いまのなし!
GM:すみませぬー
志木倫堂:「おーっす芽衣。しばらくだな、話ってなんだ?」
東雲芽衣:「やほー。実際会うのは久しぶりだね」
東雲芽衣:「やー、それがさー、ちょっと困った事態になっててさー」
東雲芽衣:「UGNの依頼についてなんだけど……」ちょっとだけ声を潜めて。
志木倫堂:スッと目を細める。単なる友達付き合いの話ではないと気づいたからだ。
東雲芽衣:「家庭教師をやることになっちゃって、そのー」
東雲芽衣:「私、お勉強あんまりできないからさ! ヘルプが欲しくて!」
志木倫堂:「困った事態、まあ……力を貸すに吝かじゃあ…………」
志木倫堂:「???」
志木倫堂:こちらも声を潜めて「UGNの依頼で?」
東雲芽衣:「う、うん……」
東雲芽衣:「まぁ、有り体にいえば潜入捜査だね」こちらも声を潜めて。
志木倫堂:「成程……いや……」
志木倫堂:「分かったぜ」にやりと笑う。
志木倫堂:「家庭教師──その任に俺こそが適任だと、そういう事だろ? そういう事なら」
東雲芽衣:「お、快諾? やー、話が早くて助かるな―!」
志木倫堂:「ああ、皆まで言うな。トーゼン引き受けるぜ!」
志木倫堂:「文化人らしくな!」
志木倫堂:三白眼の中の瞳がキラキラしている。
東雲芽衣:「やった!」小さくガッツポーズ。
東雲芽衣:「ちなみに、教える勉強は、なんでもいいらしいよ」
志木倫堂:「うん? なんだそれ、逆に困るな……」
東雲芽衣:「勉強でなくともためになることなら、いいみたいだから」
東雲芽衣:「心構えとか、運動とか、そういうのでもいいんじゃない?」
志木倫堂:「何でもいいって、ご飯食べ行くときとか一番困るやつじゃねーか……」
東雲芽衣:「私は走り方教えようかな―って思ってる」
東雲芽衣:「そうだよね。好きな人に料理作るときも『なんでも良い』とかだと困るよね」
志木倫堂:「おぉ、良いなそれ。オーヴァードになる前はなんか……結構なもんだったらしーじゃん」陸上のことだ
志木倫堂:「うぉ」
東雲芽衣:「まー、正しいフォームとか、それくらいかな?教えられるのは……」さらりと好きな人のことは流す
志木倫堂:「……俺はそうだな、これでも受けられる分の授業は真面目に受けてるが──」
志木倫堂:さらっとすごいこと言ったなと思いつつ、本題ではないと判断してこちらも流す。
志木倫堂:「現代文とかはかなり苦手だから、理数系とかそこら辺を……つーか」
東雲芽衣:「理数系得意なんだ」
志木倫堂:「そもそも家庭教師って俺らくらいの年代でやるもんなのか? どれくらいの年下相手かとかは分かるか?」
志木倫堂:「まぁな」ふふん
東雲芽衣:「あ、大事な情報抜けてたね。名家のお嬢様なんだけど、年齢は8歳」
東雲芽衣:「だから小学二年生だね」
東雲芽衣:「二年生って九九とか覚える頃だっけね」
志木倫堂:「8歳……なるほどな」
志木倫堂:「(むしろそれくらいの子供に色々教える方が難しい気もするが……)」
志木倫堂:「ま、なんとかなるだろ!」
東雲芽衣:「うん。任務の詳しい内容とかは、またUGNの方で話すから。そんな感じで!」
東雲芽衣:「ちなみに、お会計は私が持とうと思ってるけど、いいかな?」
志木倫堂:「何ぃ!? 許さねえ!」
東雲芽衣:「え!?許されないの?」
志木倫堂:シュパッとコートのポケットから長財布を抜き出す。
志木倫堂:「毎回誰かに奢られてたんじゃなんつーか……ほら、前は雑賀の姉さんの奢りだったし」
志木倫堂:「別会計でいこう」特に自分が払うとかではない。
東雲芽衣:「あー、そうね。いや、私は任務の働きで返してもらおうかなって思ってたんだけど」
東雲芽衣:「ん、わかった」
志木倫堂:「芽衣も参加すんだろ? お互い様だ。報酬はUGNから貰うし」
東雲芽衣:「うん。確かにそこは対等のほうがいいね」
志木倫堂:「それにほら。楽しそーだしな、家庭教師」
志木倫堂:まあ、そんな事を言っていられなくなる可能性も多分にあるが
東雲芽衣:「まだやったことがないし、いい経験にはなりそうだね」
志木倫堂:そうしていられない事情が目の前に現れるまでは、できるだけ楽に構えようと決めている。
志木倫堂:「そーいうこった。仲良くやろうぜ」
東雲芽衣:「よろしくね。今度は倒す敵が現れても、操られないようにね」脇腹を一回つついて、笑う。
志木倫堂:「うわっ!」
志木倫堂:「お、おう。そうだな、うん……」
東雲芽衣:「ま、そこは信頼してるから!」会計の方へ向かいます。
志木倫堂:……? 中々の失態に言及されているのだが、今の不意打ちはそこで妙に凹ませないための計らい的なやつだろうか。
志木倫堂:「???」
志木倫堂:上手く反応できないうちにすたすたと行ってしまった東雲さんを追いかけ、会計を終えた。

GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得可能です!
志木倫堂:共に窮地を切り抜けた仲 東雲芽衣 友情〇/脅威
GM:OK!
志木倫堂:以上で!

◆オープニング3:獄城玲於奈

GM:獄城さんのOP!登場ダイスをお願いします
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が3上昇(侵蝕率:42->45)
GM:獄城さんのOPは、依頼を捜してたら愛染リツキに声をかけられ、家庭教師の仕事の情報を渡される感じです。
獄城玲於奈:イエス
GM:リツキとは知り合い設定だとスムーズかなぁと思うのですが、どうでしょうか!
獄城玲於奈:知り合いが良いです
GM:はーい!では知り合いだったということで!
GM:----
GM:クラブハウス『STUDIO TSUKIYO』。
GM:若者のたまり場の一つでもあり、情報の集まる場でもある。
GM:なんでも屋への依頼も多く行われている。ここに顔を出して損はないだろう。
GM:君は、そのクラブハウスを訪れて依頼を捜していたところ、声をかけられる。
愛染リツキ:「おっす」
獄城玲於奈:ぼけーッとしている
獄城玲於奈:(ヒマ…やねぇ)
愛染リツキ:「獄城玲於奈、アンタにいってるんだぞ」
獄城玲於奈:「あー…リッキーやん」
獄城玲於奈:「久しぶり~」
愛染リツキ:「そう、俺だ。世界に羽ばたくなんでも屋の愛染リツキだ」
愛染リツキ:「ちょっと紹介したい依頼があるんだが、今空いてるか?」
獄城玲於奈:「お、マジで?」
獄城玲於奈:「いやぁ、ちょうどヒマでな~」
愛染リツキ:「お、よかった」
獄城玲於奈:「金になる話やったら、なんぼでも聞くよぉ」
愛染リツキ:「家庭教師……ってやったことあるか?」
愛染リツキ:「経験は問わないらしいが」
愛染リツキ:「一応、適正を聞いておかないと、紹介した身として、こう、な」
獄城玲於奈:「かてい…きょうし?」
獄城玲於奈:「ああ!アレな!」
獄城玲於奈:「うん、ある」
獄城玲於奈:「アルヨー」
愛染リツキ:「あるのか。じゃあ話が早い」
愛染リツキ:「そうだな、これはあんまり大声じゃあ言えないんだが……なんでも、UGN絡みの話らしい」
獄城玲於奈:「早いでー、めっちゃ早い」
獄城玲於奈:「UGNやったら金払いも早そう」
愛染リツキ:「早いだろうな」
獄城玲於奈:「ええよな、早いのは」
愛染リツキ:「俺も英語の上達が早くなりたいよ」
獄城玲於奈:「でもリッキーの先生ってめっちゃ優秀なんちゃうん?」
獄城玲於奈:「英語スゲー喋れんねやろ?」
愛染リツキ:「んー、教材は優秀だが、俺はまだ学びきれてなくてな」
愛染リツキ:「マスターしてないのを教えるのも、気がひけるだろ?」
獄城玲於奈:「はー!マジメー!」
愛染リツキ:「ただ、良家のお嬢様に教えるらしいんだが……」
獄城玲於奈:「リョーケのオジョーサマ」
愛染リツキ:「ちょっと気をつけたほうが良いかもしれない。カペッロ家というところだ。あそこはマフィアが関わっている」
獄城玲於奈:「お嬢な、うん」
獄城玲於奈:「マフィアのお嬢な」
獄城玲於奈:「完璧な理解」
愛染リツキ:「理解も早いとは、やはり家庭教師に向いているようだな。教え子の上達も早そうだ」
獄城玲於奈:「マフィアやのにUGNが絡んでくんの?」
愛染リツキ:「そこがなおさらキナ臭いんだよな……詳しいことはわからねぇ。あとでUGN行って聞いてくれ」
愛染リツキ:「じゃあ、そんなところかな。依頼の詳細はこのメモに書いてるある」
獄城玲於奈:「おけ、ウチとしては金が貰えるんやったらかまへんし?」
獄城玲於奈:メモを受け取ります
GM:集合場所や日時が書いてあるちょっと汚い字のメモです
愛染リツキ:「あ、ところで最後に興味本位で聞いてみたいんだが……」
獄城玲於奈:「ほぁ?何?」
愛染リツキ:「なんの教科教えてたんだ?家庭教師の仕事やってたとき」
獄城玲於奈:「キョーカ」
獄城玲於奈:「ああ、うん。せやねー」
愛染リツキ:「運動、とかか?あと機械科学とかか?ロボ操るしな」
獄城玲於奈:「あ、そっち系な」
獄城玲於奈:「せやね。じゃあ社会!(の厳しさ)とか」
愛染リツキ:「へー。なるほどなぁ」
獄城玲於奈:「あと、機械いじりは得意な!」
愛染リツキ:「おっと、わりい。呼び止めてしまったな。じゃあ依頼、頼んだぜ!」
獄城玲於奈:「いやー、ええ仕事紹介してもろて悪いなぁ」
獄城玲於奈:「任しときな」
愛染リツキ:「おう」
獄城玲於奈:「ほな!結果を楽しみにしといてや」
愛染リツキ:リツキは紹介料で何食おうか考えながら、去っていきます
獄城玲於奈:ぶんぶんと手を振って見送る
獄城玲於奈:「えーと、まあとりあえず。服装くらいはちゃんとしといたら何とかなるやろ」
獄城玲於奈:「マフィアかー、どんなん出てくるか楽しみやわー」
獄城玲於奈:ケラケラ笑いながらスマホで「かていきょうし」「ふくそう」で検索しながら
獄城玲於奈:その場を立ち去ります

GM:シーン終了。ロイスの取得が可能です!
獄城玲於奈:愛染リツキ/マブ○/こっちがわ
獄城玲於奈:以上です
GM:おーけーです!

◆ミドルフェイズ1

GM:合流シーンです。全員登場お願いします!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:43->51)
志木倫堂:高い
興津和沙:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 3[3]+41 → 44

興津和沙:ゾロ目!!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が6上昇(侵蝕率:45->51)
GM:UGN支部の会議室にそれぞれがやってきて、任務の説明が始まるシーンです。
GM:----
GM:会議室。
GM:そこで君たちは、それぞれの理由でやってきて集まっていた。
東雲芽衣:「ええと、資料はこれで、これを配って、これは私が読めば良いのか……」説明の準備をしている。
興津和沙:「大丈夫ー?手伝いましょうか?」
志木倫堂:両腕を背もたれにひっかけて行儀悪く座っている。
東雲芽衣:「あっ!じゃあこの資料配るのだけお願いします!」プリントの束を渡します
興津和沙:「はーい。」
興津和沙:プリントを受け取り、みんなに資料を配る
志木倫堂:「おっサンキュー」受け取ります
獄城玲於奈:「おおきに」
興津和沙:「どう致しましてー」
獄城玲於奈:「ふぅん…」ペラペラ資料をめくって眺めている
興津和沙:「資料足りなかったり飛んでたりしたらいってねー」
東雲芽衣:「ありがとうございます。ではすみません、皆さんきいてください」
東雲芽衣:「なんでも人手が足りないそうで、私がこの任務の説明をすることになりました。東雲芽衣です。よろしくお願いします」
志木倫堂:ぱらぱらと捲ってページの抜けがないかを確認していたが、東雲さんに向き直る。
志木倫堂:「ウッス。志木倫堂、イリーガルだ。よろしく」みんなへ
獄城玲於奈:「ヨロー」
興津和沙:「あ。自己紹介の流れ?私は興津和沙、コードネームは姫!よろしくね!」
興津和沙:子供のように快活な笑顔を向けながら名乗ります
獄城玲於奈:「ほな、ウチも自己紹介の流れやね」
獄城玲於奈:「ヘカトンケイルの獄城玲於奈。ま、よろしゅう」
志木倫堂:(強そうな苗字だな……)
東雲芽衣:「みんなよろしくね!」
東雲芽衣:「あ、っと。本格的な説明に入る前に、興津さんはいきなりこっちに連れてこられたんですよね」
興津和沙:「うん。そんな感じ」
興津和沙:「なのでふんわりとしか雰囲気をつかめてませんっ」
興津和沙:「え?なに?UGNっていつの間に家庭教師の斡旋事業始めたの?」
東雲芽衣:「なんか、持ってきたメッセージカードが今回の依頼に関係するようで、そのまま任務の人員に数えられちゃったみたい」
興津和沙:「わお」
東雲芽衣:「なんでUGNの任務が家庭教師かは、準を追って説明しますね」
興津和沙:「お願いします。」
東雲芽衣:「まず、今回の任務が発生した背景として、ある家に家庭教師を行った人たちが次々に失踪しているということがあります」
東雲芽衣:「その家はカペッロ家。イタリアの名家であり、その別邸がこの近くにあります」
東雲芽衣:「本来ならその時点で失踪に関する捜査がカペッロ家にはいるのですが……」
東雲芽衣:「その家はイタリアマフィアが関係しているとのことで、また日本の偉い人達とも関わりがあるようで、おいそれと手を出すわけにはいきません」
興津和沙:「マフィアて」
獄城玲於奈:「マフィアが偉い人と関係あるんはしゃーないよね」
志木倫堂:(マフィアはともかく……名家は聞いてないぞ……!)
興津和沙:「あれ?イタリアンマフィアって結構おっかない部類じゃなかったっけ?世界的に見ても」
獄城玲於奈:「あっちは身内意識が強いからなぁ」
東雲芽衣:「そうみたいですね。私も詳しくはないですけど……」
志木倫堂:大丈夫かな……ちゃんとそういうとこに着てける服あったかな……と思っている。
獄城玲於奈:「あんまりヨソモンが入ってくるの嫌なんとちゃう?」
志木倫堂:「そういうもんか」
興津和沙:「えー、怖い」
興津和沙:「けど、一応そのカペッロさんちが家庭教師を募集してるんだよね?」
東雲芽衣:「はい。依然、その家は家庭教師を募集していて、また疾走する人が増えると困るので、今回の任務が出たというわけです」
東雲芽衣:「いわば、家庭教師として潜入捜査に行くという感じです」
東雲芽衣:「そして、なんでUGNが関わっているかというと、興津さんが持ってきたメッセージカードにあるわけですね」
興津和沙:「これねー」
興津和沙:カードをヒラヒラする。
興津和沙:「写しが資料の後ろの方に載ってるからみんな見てねー」
興津和沙:カードをしまって該当のページあたりをパラパラする
獄城玲於奈:見てみる
東雲芽衣:「それにはレネゲイドが感知されます。その家の何者かがオーヴァードである可能性が高く、オーヴァードが関わった犯罪の可能性もあるので」
東雲芽衣:「私達の出番というわけです」
東雲芽衣:「ちなみに家庭教師として教えるのはフランカ・カペッロさん。8歳の女の子です」
興津和沙:資料に顔写真とか載ってますか?
GM:載ってます!
興津和沙:「うん、私がカードを貰ったのはこの子だね。」
志木倫堂:「ほーん……失踪、失踪な」写真を眺めてる
東雲芽衣:「なるほど、すでに会ってるんですね」
興津和沙:「ちょっと話して、よかったら家庭教師に来てね。とは言ってもらってるから。」
興津和沙:「一応違和感なく中に入ることは出来そうかな?」
東雲芽衣:「それは良かったです。」
獄城玲於奈:「お嬢って感じはせえへんねぇ」
志木倫堂:「はっ、頼りになるな」
志木倫堂:「微弱な出力のレネゲイドアイテムを配り回って悪さをする例は、この街じゃあ珍しいって程珍しくもない」
獄城玲於奈:「ま、ええ子そうやし」
東雲芽衣:「一応、現在の募集条件はこんなかんじです」みんなに見せるように、資料を指差します。
GM:「真面目な人!教えるのものは何でも良いですけど、真面目な人お願いします!」と書かれている。
志木倫堂:「このフランカなんたらが黒幕かはともかく、事件自体はあからさまに怪しくて正直ホッとしたぜ」
興津和沙:その条件を見てくすり、と笑う。
志木倫堂:「真面目……」周囲を見渡す。
興津和沙:本当に私の戯言を真に受けて条件を付け足してくれたんだ
獄城玲於奈:「マジメー」
獄城玲於奈:「めっちゃマジメやし、実際」
志木倫堂:「お、おう」
興津和沙:髪を金色に染めた目付きの悪い少女だぞ
獄城玲於奈:「マジメオブマジメ言うたら獄城さんの事やで」
志木倫堂:「適当すぎるだろ」
東雲芽衣:「説明はこれくらいかな……抜けてるとこあるかもしれないから、質問タイム設けます!なんか質問あります?」
東雲芽衣:「マジメオブマジメ……」
獄城玲於奈:「はいはいはい、しつもーん」手を上げる
東雲芽衣:「はい、なんでしょう!」
獄城玲於奈:「UGNから報酬はでるやん?」
志木倫堂:言ってる自分も相当に人相が悪い。
東雲芽衣:「でますね」
獄城玲於奈:「カペッロさん家からお給料でても、もらってもええやんね?」
東雲芽衣:「あ、そこは大丈夫だそうです!危険かもしれないので、そこらへんは多めにもらえるようにとのことです」
興津和沙:「二十に報酬を受け取ることを気にしてる、真面目だ。」
志木倫堂:「詳細はわかんねーけど、割と蜘蛛の巣に飛び込むようなもんだからな」
獄城玲於奈:「一粒で二度おいしい。流石リッキー、ええ仕事やん」
志木倫堂:「リスクを把握してリターンと天秤にかける 真面目の証かもしれん」
東雲芽衣:「あとは質問大丈夫そうです?」
志木倫堂:うんうんと訳知り顔で頷いている。
興津和沙:「んー、東雲さんにじゃないんだけど、一個だけ」
興津和沙:「志木さんは、今回の任務大丈夫なの?」
志木倫堂:「ん? おお。心配無用、バリバリ大丈夫だぜ」
興津和沙:「なら、いいんだけど。」
興津和沙:「イタリアンマフィアって聞いた時に、ちょっと暗そうな顔してたからさー」
志木倫堂:「あっ……」
獄城玲於奈:「なんか気になるん?マフィア」
興津和沙:「え?やっぱなんかあんの?」
志木倫堂:「いや、マフィアはどうでもいいんだが……」
興津和沙:「いや、普通はマフィアって言われたらビビりますよ。獄城さん」
興津和沙:「ビビらねーのかよ」
志木倫堂:「そう、それを聞くのを忘れてた、芽衣、ドレスコードとかは大丈夫か?」
東雲芽衣:「ドレスコード? 大丈夫だよ。私服で」
志木倫堂:「フォーマルな服の手持ちがない」
志木倫堂:「ならいいや」ほっと一息
獄城玲於奈:「え?そうなん?家庭教師っぽい服用意してへんの?」
興津和沙:「あ、でも確かに子供に勉強教えるんだからキチっとした服のほうがいいよね。」
志木倫堂:「家庭教師っぽい服? そんなのがあんのか」
獄城玲於奈:「ウチは用意してんで、ちょっと待っときな」
獄城玲於奈:ダッシュで部屋の外へ
獄城玲於奈:しばらくして戻ってくる
興津和沙:「服をちゃんと用意してるのも真面目の証だね」
東雲芽衣:「マジメオブマジメだ!」
獄城玲於奈:「どや、家庭教師いうたらメガネや」
志木倫堂:「ああ、間違いない。このチームは……いける!」
志木倫堂:「おお~!」
志木倫堂:何がおお~だ
東雲芽衣:「かっこいい」
志木倫堂:「デキる女っぽいな!」
獄城玲於奈:「あとセーターとかな、着るとええらしいで」
興津和沙:「あはは、4人揃ってセーターってのもちょっと変な感じするけどね」
興津和沙:「うん、獄城さんはそれでイケルと思うよ」
獄城玲於奈:メガネにサマーセーター
興津和沙:「私も服装見繕っとこっと。」
獄城玲於奈:完璧なチョイス
興津和沙:「私服っていいって言われてもこういうのは見た目から入って気合いれねえとなっ」
東雲芽衣:「そうだね。多少は気合いれてもいいかも。ただ派手だったりしすぎないようには気をつけてください」
志木倫堂:「先方の許しに甘えない姿勢……! あんたも中々の……和沙でいいか? なかなかの文化人力の持ち主と見たぜ」
志木倫堂:「俺も負けて居られねぇな……!」
興津和沙:「ありがとう、けど和沙じゃよくないかな…?」
志木倫堂:静かに闘志を燃やす
志木倫堂:「そっかオッケ。じゃあ興津で」
興津和沙:「私を呼ぶなら、姫。もしくは……!うん、先に決まっちゃったね!!」
志木倫堂:「あっ姫いいな。あんまりコードネームっぽくなくて」
獄城玲於奈:「甘いな」
獄城玲於奈:「自分ら甘々やで」
獄城玲於奈:「家庭教師やるんやろ?」
志木倫堂:「何……?」
獄城玲於奈:「姫せんせー」
志木倫堂:じり、と警戒した面持ちで
獄城玲於奈:「とちゃうの?」
東雲芽衣:「かしこい……!」
興津和沙:「おー……」
興津和沙:「今まで体感したことのないいい響き……!」
志木倫堂:「……やりやがる」
興津和沙:「よし、志木先生、リピートアフタミー…姫せんせー」
志木倫堂:「姫センセ……(いや大丈夫、これは別カウント……だよな……? 大丈夫大丈夫……)せんせー」
興津和沙:「あはははは、いいねこれ。なんかこそばゆい!ありがとう獄城先生!」
獄城玲於奈:「獄城先生。玲於奈せんせーでも可」
興津和沙:「よし、今回の任務の間私は姫先生で!東雲先生もそういうことでよろしく!」
志木倫堂:「志木先生か……フッ…………思えばあの日から遠くまで来た……」謎の感慨にふけっている。
東雲芽衣:「はーい!では皆様、じゃないや。先生方!がんばって家庭教師と潜入捜査をこなしていきましょー!」
志木倫堂:「ああ! やってやろうぜ────芽衣先生!」
志木倫堂:ぐっ、と拳を握り込む。
興津和沙:「オッケー、姫先生に任せなさい!」
獄城玲於奈:「これだけ先生おったら何とかなるやろ。ま、がんばろな」

GM:君たちは、早速フランカ・カペッロの家、カペッロ邸に家庭教師をしにやってきていた。
GM:話はすでに通してあったのか、すんなりと招き入れられ、応接室に通された。
GM:家の敷地や外観からすでに大きく広かったが、応接室も民家にしてはとても広い。
アルマ:「ようこそいらっしゃいました皆様」
アルマ:「私はフランカ様の教育係兼世話係のアルマと申します。よろしくおねがいします」
アルマ:「現在フランカ様は、洋服選びに苦労してまして……申し訳ありませんが、もう少々お待ち下さい」
興津和沙:「こちらこそよろしくおねがいします」
志木倫堂:「おう、よろしく……お願いします」不慣れ敬語
志木倫堂:無地のシャツに黒いジャケットを羽織り、脱色した(ように見える)髪を後ろになでつけ、メタルフレームのブローグラスを掛けている。シンプルに柄が悪い。
興津和沙:普段のガーリィなファッションではなく赤いシャツにパンツスーツ、そして伊達メガネという真面目で知的に見えるスタイルだ!
アルマ:「お茶を用意しましたので、しばらくご歓談等してお待ち下さい。私はフランカ様の様子を見てまいります」
獄城玲於奈:「ええよ~、まっとる間にお茶とかお菓子がでるとか最高やし」
獄城玲於奈:縦セーターに知的メガネ the家庭教師スタイル
興津和沙:「ごゆっくりー」
GM:それではここで知覚判定!
GM:難易度10!
興津和沙:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[8,8]+1 → 9

興津和沙:おしい
志木倫堂:1dx+1>=10
DoubleCross : (1R10+1[10]>=10) → 10[10]+9[9]+1 → 20 → 成功

志木倫堂:!?
GM:すげぇ
獄城玲於奈:容赦のない紡ぎの魔眼!
興津和沙:なんやこいつ
獄城玲於奈:ダイス+2個
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:51->52)
獄城玲於奈:4dx>=10
DoubleCross : (4R10[10]>=10) → 10[4,8,8,10]+6[6] → 16 → 成功

志木倫堂:優秀
獄城玲於奈:ハッハー
GM:では、獄城さんと志木くんは、応接室の壁の模様が一部分だけ不自然にずれていることに気が付きます。
興津和沙:とくに気づかず出されたお茶を頂いている
興津和沙:「ん、美味しー。」
志木倫堂:「んん……?」
獄城玲於奈:「フッ…気付いたようやね」
志木倫堂:目を細めて壁の一点を凝視している。
GM:具体的には、ずれた部分を丸く切り取れそうな感じにずれています。
興津和沙:「え?このお茶の美味しさになんか秘密が?」
興津和沙:「沸騰した直後に水をぶっかけて味を引き締める技を使ってるとか?」
志木倫堂:「そういうオシャレかなんかか、あれ?」獄城さんはこういうの詳しいんかな~と思っている
志木倫堂:「いや茶ではねーよ、ほらあれ」
東雲芽衣:「え、なになに?」気づいていない
志木倫堂:「いや、そんな大したことでもないんだけど……壁紙がちょっとズレてんな~と思っただけで」
獄城玲於奈:「まあカネモチのセンスはようわからんトコあるからな」
興津和沙:「ホントだ、間違い探しの間違いの方みたいになってる。」
獄城玲於奈:「ズレてますよ~。とか言うて」
東雲芽衣:「あ!?ほんとだ……なんだろうこれ」立ち上がって、壁のとこまで見に行きます
獄城玲於奈:「え?このセンスわからないんですか?みたいに返されると」
東雲芽衣:興味津々!
獄城玲於奈:「めっちゃ傷つくやん」
獄城玲於奈:「うわー、貧乏なんですね。オシャレが解らないなんて。みたいに思われたないし」
志木倫堂:「……」想像してぶるりと震える
興津和沙:「千利休と古田織部とかはあえて傷のついた蓋に美を見出してそれを茶席に使ってたりシたしね。」
志木倫堂:「おお、教養」
獄城玲於奈:「せやからな、イヤー素敵な壁ですねェ言うて」
獄城玲於奈:「とりあえず褒めてみるのがええんとちゃうかな」
興津和沙:「美的センスは知識と教養によって育まれるのです。」
興津和沙:家庭教師っぽいこと言ってやった!みたいな顔
東雲芽衣:「へぇー、そうなんだ。さすが姫せんせー……っと? わっ!」壁を触っていたらガコン、と丸く壁の一部が外れます
東雲芽衣:「え!?破壊しちゃった!?」
志木倫堂:「おい! 早速物壊すな……って」
志木倫堂:「えっ何それ」
GM:中には空間が僅かにあり、ファイルに紙束が入っています。
志木倫堂:立ち上がって近くに行こう
興津和沙:「大丈夫?東雲先生」
興津和沙:同じく近づく
東雲芽衣:「これ、なんだろう。外国語の文字がずらっとならんでる……」
獄城玲於奈:「えー、人ン家のもん勝手に触んのもやらしいけどなあ」
獄城玲於奈:と言いつつ覗き込む
興津和沙:「……横文字?」
志木倫堂:「……」
志木倫堂:「読める人!」
獄城玲於奈:「なんや、誰も読めんのかい!」
興津和沙:「私日本のお姫様だから西洋文化はよくわからない!」
GM:イタリア語の知識があれば一部読めないこともないです。
志木倫堂:「……うん」スマホを取り出してパシャパシャと写真を撮る
志木倫堂:知識:イタリア語で判定するか~
志木倫堂:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[3,8] → 8

興津和沙:知識:イタリア語
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

獄城玲於奈:イタリアの首都はローマだからローマ字なんじゃねーかな
獄城玲於奈:知識:イタリア語
獄城玲於奈:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[9,10]+1[1] → 11

興津和沙:読めそう!
GM:読めそう~!
獄城玲於奈:バカな…
志木倫堂:なんて頼れるんだ…
GM:じゃあ獄城さんは題名が「0942・レネゲイドウイルス『超血統』持ちの移植について」と読めます。
興津和沙:「えー、そんなん言うなら獄城さんは読めるの?」
GM:後は暗号も混じっていて読めない部分が多いです。
獄城玲於奈:「知っとるか?最近のスマホには翻訳ソフトいうもんがついてる事を」
獄城玲於奈:「写真を撮るまではええ線いっとったな」
志木倫堂:「支部に送信しとくぞ……えっすごい」
志木倫堂:「最近のスマホすごいな」
獄城玲於奈:「ぐーぐるほんやく~」
東雲芽衣:「機能はわかっていてもいざとなると使うことすら思いつかなかった……」
興津和沙:「流石社会のせんせー」
獄城のスマホ:「ぜろ きゅー よん に」
獄城のスマホ:「れねげいど うぃるす ちょーけっとー もち の いしょく に ついて」
興津和沙:「うわあ」
東雲芽衣:「なんかヤバそうなのでてきた」
志木倫堂:「超血統……? なんか聞いたことあるな」
獄城玲於奈:「難しい漢字すらスラスラ読める、かがくのちからってスゲー」
興津和沙:「うちの会長が言ってた。特筆性能力(ディスクリプト)ってやつの一つだね。」
志木倫堂:「昔隣の部屋に住んでたやつがそんな感じの識別名(タグ)で呼ばれてたような……」
獄城玲於奈:「知っとるんか志木先生!」
興津和沙:「タグって。」
獄城玲於奈:「でぃすくりくりぷと とか タグ とか」
興津和沙:「いや、まあ、とりあえず」
獄城玲於奈:「難しい英語読めるアピールやん!」
興津和沙:「これは今は見なかったことにしよう!証拠隠滅しよう!」
東雲芽衣:「隠滅!隠滅!」紙を戻し、壁を丸く嵌めます。
獄城玲於奈:「そやな、隠しとこ」
志木倫堂:「ちょっと英語分かっても現代危機の力には敵わねーってことだな」獄城さんのスマホを見ながら
東雲芽衣:「なにも!なかった!}
興津和沙:「何も見てない聞いてない!」
興津和沙:というわけで席に戻ってお茶をすすります
志木倫堂:「ひとまず賛成。だがこれを目にしたのはでかいぜ」
興津和沙:「上の懸念が当たってるかもってことだからね」
GM:では、そこでドタドタと足音が聞こえてきます。
志木倫堂:「お、来た来た」居住まいを正す
アルマ:「フランカ様、お屋敷の中は走らないようにとアレほど!」ちょっと遠くから聞こえます。
フランカ・カペッロ:「おまたせしたわ!」
志木倫堂:「お構いなくだぜ」
興津和沙:「いえいえ全然待ってませんよー」
志木倫堂:三白眼を細め、うすく笑う。
フランカ・カペッロ:「それで今回の家庭教師さんは何を教えて……って、あ!」興津さんを見つけて声をあげます。
獄城玲於奈:「お茶、美味しかったで」
興津和沙:「あ、覚えててくれた?」
フランカ・カペッロ:「この間のお姉さん!」
興津和沙:嬉しそうに手を振りながら笑顔で答える
興津和沙:「この間のお姉さんだよー」
フランカ・カペッロ:「おかげさまで条件をつけたら、ちゃんと真面目そうな方たちが来てくださったわ!ありがとう!」
興津和沙:「どう致しまして。」
獄城玲於奈:「マジメやでー」
興津和沙:「誘ってもらったので家庭教師に志願しにきました。興津和沙です。よろしくね。」
志木倫堂:「ふふん。なかなか見る目があるみてーだな」
志木倫堂:「志木倫堂だ。バリバリやってくんでよろしく」眼鏡クイッ
志木倫堂:キラーン
興津和沙:(真面目…?)
獄城玲於奈:「家庭教師の獄城玲於奈ですぅ。よろしゅうな」
フランカ・カペッロ:「よろしくおねがいします!」深々と、かつ勢いよく腰を曲げてお辞儀します。
獄城玲於奈:ニッコリ
アルマ:「改めて皆様、よろしくおねがいします」
アルマ:「いえ、先生方、ですね」
興津和沙:「あはは、そう言われるとテレちゃうな。」
興津和沙:「家庭教師のお仕事とか、初めてですので。」
興津和沙:「何かと至らぬ点もあると思いますが、こちらこそよろしくおねがいします。」
興津和沙:ぺこりと頭を下げる
アルマ:「ご丁寧にどうも」
フランカ・カペッロ:「どうも!」
興津和沙:「まあ、でも先生と呼んでいただいたからにはしっかり頑張るつもりですので!」
興津和沙:「豫譲が国士として遇されたからには国士として成すべきことを成したように。私も先生と遇されたからには先生として事を為す所存です!」
興津和沙:知識アピール!
志木倫堂:「(先生っぽい……!)」
アルマ:「さて、今日は顔合わせと、あと授業の順番を決めていただこうかなと思います」
アルマ:「さすがに四人一度に教えていただくのはフランカ様も不可能ですからね」
志木倫堂:「俺も初めてだからこんなこと言うのも何なんだが」
興津和沙:「聖徳太子じゃありませんもんね。」
興津和沙:知識アピール!!
志木倫堂:「四人も家庭教師呼ぶことってあるんだな。びっくりした……しました」
獄城玲於奈:「勉強いうんはムリしたらあかんしな」
獄城玲於奈:「息抜きも大事やしねぇ」
興津和沙:「そうですね。まずはこのまま5人でレクレーションタイムでも、どうですか?」
アルマ:「えぇ。フランカ様にはなるべく多くの方に触れて教育を受けて頂きたいと思っておりますので」
フランカ・カペッロ:「レクリエーション!」
志木倫堂:「多様性ってヤツか」
興津和沙:「フランカちゃんも、私達と打ち解けてからのほうが、勉強も身に入りやすいでしょうし」
興津和沙:「それに……いきなり一人きりになるには、見た目が怖い人もいるし……」
興津和沙:チラっと志木くんの方を見る
志木倫堂:「む。そうだな、冴えてんぜ姫先生」
東雲芽衣:「え、見た目が怖い人……?」居たかな……と首をかしげる。
志木倫堂:「えっ……」
志木倫堂:「……怖い?」フランカちゃんに聞いてみます。自分を指さして
興津和沙:「えっ…?自覚が…ない…?」
フランカ・カペッロ:「んー、ちょっとだけね!」幼女の無慈悲な正直さ!
志木倫堂:「……!」ガーン!
獄城玲於奈:「素直やわー」
獄城玲於奈:「せんせー正直な子大好き」
アルマ:「ちょ、フランカ様!?」
志木倫堂:「そうか……いや、忌憚なきご意見、参考にするぜ」しょぼしょぼ
興津和沙:「でも、こんな感じでちょっとファッションに無頓着なだけで怖い人じゃないから」
志木倫堂:「……!」ガーン!
興津和沙:「ちょっと話せばフランカちゃんも仲良く慣れると思うよ」
志木倫堂:(真面目そうにみえるように結構頑張って考えたのに……!)
フランカ・カペッロ:「そうなのね。仲良くなりたいわ!」
獄城玲於奈:「いうて、怖い顔は見慣れてんのとちゃうの?」
獄城玲於奈:「ボディガードとか大体こんなもんやろ?」
興津和沙:「うん、なのでまずはみんなで仲良くなる時間を作ろー」
フランカ・カペッロ:「んー、そうね。怖い顔の人は周りにいたけど、みんな優しかったわ!」
志木倫堂:「まぁ賛成。何をどれくらい教えればいいのかとか、まだ全然わからんしな」
フランカ・カペッロ:「お父様もどちらかといえば怖かったけど、優しくて……」少し言葉につまります。
興津和沙:「うん、優しい人に囲まれてるってのはいいことだね。」
アルマ:「フランカ様。無理をなさらなくても良いのですよ」
志木倫堂:「(ん……なんか雲行きが怪しいな)」
アルマ:「すみません、フランカ様のお父様……この家の当主はいま遠いところに行ってまして」
獄城玲於奈:「ま、せやな。今は楽しい話いう姫せんせーの意見には賛成や」
アルマ:「フランカ様が寂しがるので当主の話は控えていただけると助かります」
獄城玲於奈:「わざわざ悲しい話する事もあらへんかったな」
フランカ・カペッロ:「……いいのよ!」
獄城玲於奈:「ウチが悪かったわ。ゴメンな」
興津和:「はい、そのような無聊を慰めるを家庭教師のお仕事ですので」
興津和:知識アピール!
フランカ・カペッロ:「それで、どんなお話をするのかしら!」
フランカ・カペッロ:「それとも身体を動かしたりするのかしら?」
志木倫堂:「んー。そうだな……」
志木倫堂:「さしあたって、俺達は君がどういう子なのかを知りたいわけで」
フランカ・カペッロ:「どんな子……そうね。良い子よ!……きっと!」
志木倫堂:「それはなんとなくわかる」
獄城玲於奈:「聞き方がなー」
獄城玲於奈:「ほい、好きな食べもんは何?」
フランカ・カペッロ:「そして将来の夢は政治家よ! 裏じゃなくて表の世界で世界を動かしてやるのよ!」
志木倫堂:「でも『良い子』だけだとちょっと情報が足りないからな。」
志木倫堂:「趣味の話とかは……おっ」
興津和:「あ、じゃあ、一人一個ずつ質問してこっか。」
獄城玲於奈:「デカいな!野望!」
フランカ・カペッロ:「食べ物……日本の梅干しというものが、独特な味で好きよ!」
志木倫堂:「さすがお嬢様は夢のスケールもビッグだ」
興津和:「私達がフランカちゃんに、質問して、フランカちゃんも私達に質問を返す、自己紹介ゲームしよう!」
東雲芽衣:「政治家かぁ……それで頑張って勉強してるんだね」
フランカ・カペッロ:「自己紹介ゲーム!楽しそうね!」
興津和沙:「じゃあ、次はフランカちゃんから獄城さんになんかある?」
フランカ・カペッロ:「そうね……獄城先生のご趣味はなんですか?」
興津和沙:(お見合いみたいになってる)
獄城玲於奈:「せやねー」
東雲芽衣:(確かにお見合いだね)
獄城玲於奈:「いろんな飲み物を飲むのが好きやねぇ」
フランカ・カペッロ:「飲み物!」
獄城玲於奈:「カラフルなやつとかな」
志木倫堂:「ドリンクバー混ぜたりすんのか」
獄城玲於奈:「似たような感じでも蔵が違うたりするとまた味わいがなー」
獄城玲於奈:「度数が違うだけでもだいぶちゃうな!」
興津和沙:「獄城せんせー、フランカちゃんにお酒の話はまだ早いと思います」
獄城玲於奈:「フルーツとかカルピス混ぜてもいける!」
フランカ・カペッロ:「飲み物めぐりは楽しそうね!」
フランカ・カペッロ:「カルピスは私もすきよ」
獄城玲於奈:「なー、甘い飲み物ええよね」
フランカ・カペッロ:「さて、次の質問は誰からかしら?」
志木倫堂:「酒かぁ~……あれ、でも獄城の歳モガッ」
興津和沙:「志木せんせー」
興津和沙:「君の年齢はいくつだったかな?」
志木倫堂:「じゅーろく」
興津和沙:「私達は先達としてフランカちゃんを導かないといけない立場なんだよ?オッケー?」
志木倫堂:「そ、そうだな……」
興津和沙:「道を知る者が先生である。が、故に間違っちゃ道を教えてはならないのです。というわけで志木先生から質問どうぞ!」
志木倫堂:「押忍……フランカにはこれまでにも家庭教師がたくさん居たって話だが」
志木倫堂:「その中で特に印象に残ってる授業なり人なり……そういうのはあるのか? あったら知りたい」
志木倫堂:「参考にするかどうかは分かんねーが、単純にそういう状況に興味があるっつーか……」
フランカ・カペッロ:「そうね。地図の読み方を教えてくれた先生の日本語の方角の覚え方がわかりやすかったわ!」
志木倫堂:「ああ、方角なー。俺は箸を持つ方の手云々で覚えたが」
興津和沙:「うん、政治家を志すなら塵を把握するのは大事だね」
フランカ・カペッロ:「上を北とすると、東が右で、西が左で、どちらもひらがなで合計して5文字というやつよ!」
フランカ・カペッロ:「5文字になるように組み合わせれば覚えられるというわけ!」
フランカ・カペッロ:「日本の表現でいうと、目からウロコというやつね!」
獄城玲於奈:「ほーん、ソレな」
興津和沙:「………そんな覚え方が!?」
志木倫堂:「おー」本当に感心している
獄城玲於奈:「ワカルー」
志木倫堂:「めちゃくちゃ覚えやすい」
フランカ・カペッロ:「では私から志木先生への質問の番ね!」
志木倫堂:「どんと来い」
獄城玲於奈:(わかっていない)
志木倫堂:気持ち背筋を伸ばす
興津和沙:「いったれいったれ」
獄城玲於奈:「鋭いヤツでいこな」
フランカ・カペッロ:「鋭い……んー、そうね」
フランカ・カペッロ:「スキンシップの多い人はタイプかしら!」
志木倫堂:「……!?」
フランカ・カペッロ:「男の人の距離感ってよくわからないの。ちょっとそういうの気になるわ」
獄城玲於奈:「ヒュー」
志木倫堂:「(めちゃめちゃ予想外なのが来たな……)」
志木倫堂:「うーん……」
フランカ・カペッロ:「どうかしらどうかしら」
志木倫堂:「(情操教育に妙な影響を与えたくなさすぎる!)」
獄城玲於奈:「どうなんかなー」
志木倫堂:「(けどまぁここで嘘を言うのもルール違反……)」
東雲芽衣:(凄い考えているね……)
志木倫堂:少し考えて口を開く
興津和沙:(めっちゃ真剣に考えてる…真面目…)
志木倫堂:「……そこらへんは正直自分でもよく分かってないが。俺が好きな相手はスキンシップ多めで来るな」
獄城玲於奈:「おおー」
フランカ・カペッロ:「そうなのね!」
志木倫堂:「でもそういう如何に関わらず男は勘違いしがちっつーか、なんか都合のいい事考えがちっつーか……」
志木倫堂:「あまり距離が近いのは考え物だぞ! 気をつけろよ!」
獄城玲於奈:「これは…攻めやで。フランカちゃん」
興津和沙:「おおー………ああー……??大丈夫志木先生!?相手8歳の女の子だけ大丈夫!?」
フランカ・カペッロ:「答えにくいかもしれない質問、答えてくれてありがたいわ。今後の参考にさせていただくわ!」にっこり。
志木倫堂:「……冷静な視点!」興津さんをビシっと指さす
興津和沙:「ならばよし!」
志木倫堂:「確かにフランカが何かしたとこでそうそう事故は起こらんか」
興津和沙:蒼天アピール!
志木倫堂:「まあでも歳を経るごとに気をつけろよ 無邪気なスキンシップは人の精神を破壊することもあるからな」
フランカ・カペッロ:「……肝に命じておくわ」神妙な顔でうなずく。
興津和沙:(……されたことあるの?もしくはしたことがあるの?ってツッコミたくなるけどあんま突っ込むとそれこそ教育に悪そうだからやめておこう!)
志木倫堂:「以上! じゃあ興津先生お願いします」
志木倫堂:「姫先生だったか」
興津和沙:「あ、オッケー!姫先生の出番だね!」
興津和沙:「そうだねー、将来の夢と好きな食べ物は聞いたから」
興津和沙:「今までの流れで、どの先生とお話するのが楽しそうだと思った?」
フランカ・カペッロ:「難しい質問ね!」
興津和沙:「この答えを授業の順番とかのアレの選考に使わせていただきます」
志木倫堂:「おお……」ごくり
フランカ・カペッロ:「言わなかったからといって、印象が薄かったり苦手意識を持ったわけではないということを前提においてほしいのだけど……そうね」
フランカ・カペッロ:「あ、言わなかった人に対してってことよ」
興津和沙:「先生なので、理解してるよ!」
志木倫堂:「まだ小さいのに気が回るやつ……」
獄城玲於奈:「大物やね」
フランカ・カペッロ:「姫先生かしらね! 一番しっかりしているように見えるわ!」
フランカ・カペッロ:「一応、ちょっととはいえ顔見知りだったのもあるかもしれないわ」
志木倫堂:「ま、納得だな」
興津和沙:「えへへ、ありがとー!」
興津和沙:「私もフランカちゃんとは仲良くできてると思ってたんだ!」
獄城玲於奈:「ええんとちゃう」
東雲芽衣:「そうだね。納得納得!」
興津和沙:「そういうわけで、みんな、私を目指せよ!」
興津和沙:「家庭教師は生徒に好かれてなんぼだかね!」
フランカ・カペッロ:「では質問返しよ! 女の子として、お姫様には私も憧れるわ。だから」
志木倫堂:「ハッ、言ってやがれ。すぐに追い越してやるよ」
獄城玲於奈:「がんばりなー」
フランカ・カペッロ:「姫と名乗れるようになるには、どういう心構えが必要かしら!」
獄城玲於奈:「ウチはのんびり担当やし」
興津和沙:「そう。生徒に追いつかれないようにするために、先生の側にこそ切磋琢磨の姿勢こそが大事なのです。………っと」
興津和沙:「いい質問だね。フランカちゃん。」
興津和沙:「お姫様を名乗る心構え、その覚悟とは。」
興津和沙:「自分の周りの人を幸せにしてあげることだよ!」
東雲芽衣:「おぉー」
興津和沙:「そして今の私は姫先生なので、フランカちゃんを幸せにしてなおかつ教え導くことがお仕事なのです。」
フランカ・カペッロ:「素敵だわ!」
興津和沙:「それには、もちろん、私だけじゃなくてフランカちゃんの頑張りも必要なので。」
興津和沙:「一緒に頑張ろうねっ」
フランカ・カペッロ:「はーい!」こくこくと頷く
志木倫堂:「なんつーか、8歳相手だとは聞いてたが」
志木倫堂:「思ってたよりめちゃめちゃ賢いな」
志木倫堂:「これが良家パワー……!」
東雲芽衣:「じゃあ最後の質問私かな。といっても、私はちょっとまだ思いつかないんだよね」
興津和沙:「ね、いい子でしょ?」
東雲芽衣:「ごめん!一生懸命考えるから、またあとでいいかな?」
興津和沙:「じゃあ、東雲先生の質問はまた授業の後ってことで」
興津和沙:「うん、十分打ち解けられたと思うし、打ち解けられたよね?」
フランカ・カペッロ:「そうね。思いつかないなら仕方がないわ。素敵な質問待っているわ!」
アルマ:「えぇ。フランカ様もひどく上機嫌ですごしていられました。良き時間となったのではないでしょうか」
興津和沙:「アルマさんにもそういってもらえたならよかった!」
フランカ・カペッロ:「さて、教えてもらう順番なのだけど……」
アルマ:「姫先生、志木先生、獄城先生、東雲先生でどうですか?」
獄城玲於奈:「ウチはそれでええよー」
東雲芽衣:「私はそれで問題なし!」
興津和沙:「オッケーです。」
志木倫堂:「いいと思うぜ」
興津和沙:「じゃあ、ここでさらに好感度稼いで先行逃げ切り決めちゃおうかなっ」
東雲芽衣:「最初も有利かもしれないけど、最後も結構有利だからね。がんばるよ!」
興津和沙:楽しそうに笑いながら言います
フランカ・カペッロ:「えぇ。その順番でいきたいわ。今から先生方の授業が楽しみよ」
フランカ・カペッロ:「それじゃあ、アルマ。今日はここらへんかしら」
アルマ:「そうですね。また明日、来ていただいて授業をしていただきましょう」
フランカ・カペッロ:「では改めて、よろしくおねがいします!」深々とお辞儀!
興津和沙:「うん、こちらこそよろしくおねがいします」
志木倫堂:「よろしくお願いします」両ひざに手を置いて頭を下げる
アルマ:「フランカ様をよろしくおねがいします」ピシッとした姿勢でお辞儀。
獄城玲於奈:「ほなまた明日な」

GM:シーン終了。ロイスと購入判定が可能です。
興津和沙:先生仲間/獄城玲於奈/真面目○/ぐぬぬ
志木倫堂:ライバル 興津和沙 信頼〇/敵愾心
家庭教師をやるぞ フランカ・カペッロ 尽力〇/猜疑心

興津和沙:先生仲間/志木倫堂/親近感○/不良…?
興津和沙:ボデマ!
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

興津和沙:かえ、ない!おわり!
志木倫堂:2dx>=12 ボデマでも買うかな~
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 4[2,4] → 4 → 失敗

志木倫堂:おわり
獄城玲於奈:志木倫堂/マジメー○/顔こわいてw
獄城玲於奈:興津和沙/かしこいのでは○/時々何言うてるかわからんけど
獄城玲於奈:せんとーよーきぐるみ
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:52->53)
獄城玲於奈:4dx+4>=14
DoubleCross : (4R10+4[10]>=14) → 7[3,4,6,7]+4 → 11 → 失敗

獄城玲於奈:財産3点
獄城玲於奈:みたまえ
獄城玲於奈:これが装甲値12であり
獄城玲於奈:ウサギを模した戦闘用のきぐるみ
獄城玲於奈:即ちバニーガールスーツだ
志木倫堂:かわいい着ぐるみでフランカちゃんに取り入ろうというわけね
志木倫堂:!?
GM:家庭教師……?

◆ミドルフェイズ2

GM:【ミドル2】
GM:情報収集判定があります。シーンプレイヤーは興津さんでそれ以外の方は登場は任意で!
興津和沙:出るぜ!
興津和沙:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 4[4]+44 → 48

志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:51->53)
興津和沙:4+44もある意味ゾロ目!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が9上昇(侵蝕率:53->62)
GM:高め!
GM:では情報項目はこちら!ドン!
メッセージカード 情報(UGN) 難易度7
フランカ・カペッロ 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
アルマについて 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
「0942」と書かれた書類について 情報(UGN) 難易度7
カペッロ家について 情報(噂話・裏社会) 難易度7
消えた家庭教師について 情報(噂話・UGN) 難易度7
志木倫堂:たくさんある
興津和沙:いっぱいあるぞ
志木倫堂:消えた家庭教師いこうかな
志木倫堂:4dx コネ使用 情報UGN
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,6,10,10]+6[5,6] → 16

志木倫堂:めっちゃわかりました
興津和沙:すげえ
GM:すごい
獄城玲於奈:カペッロ家いっとこう
獄城玲於奈:情報:裏社会
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:62->63)
獄城玲於奈:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[4,4,5,7,8]+1 → 9

獄城玲於奈:イエイイエイ
興津和沙:コネ:UGNを使ってメッセージカード
興津和沙:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 10[2,6,10]+4[4]+3 → 17

興津和沙:いえーい
志木倫堂:優秀~
興津和沙:こんぐらい常識っすよー
志木倫堂:メガネの力はすごい
GM:みんな優秀~!
GM:では情報貼っていきます。
メッセージカード:

カード自体は市販のメッセージカードだが、文字のインクからモルフェウスの因子が発見された。
また、作成者は「超血統(フルブラッド)」とよばれる強力かつ純粋な能力の持ち主である可能性が濃厚である。
カペッロ家について:

イタリアマフィア・カペッロファミリーのボスの家系。
カペッロファミリーは、北イタリア最強と目されるファミリーに抗争で敗北。ボスの娘と側近が逃れて別邸のある日本にやってきたと言われている。
消えた家庭教師について:

家庭教師をしていた人々は一般人が主であるが、オーヴァードも含まれている。
いずれも家庭教師を始めてから1ヶ月以内には行方不明となり、全員の消息が掴めていない。
GM:以上!
興津和沙:ボス……!!
興津和沙:頂点に居続けるんじゃなかったのかよ、ボス…!!

GM:書斎
GM:君たちは授業のために再びカペッロ邸を訪れていた。授業のために
GM:案内されたのは書斎。
GM:今日は姫先生の授業の日だ。
フランカ・カペッロ:「姫先生はどんな授業をしてくれるのかな!ワクワク!」
興津和沙:伊達メガネをくいっとしたりする。知的仕草!
興津和沙:「ふふ、ご期待いただきありがとうございます。」
興津和沙:「けど、その前に一ついいですか。フランカさん。」
フランカ・カペッロ:「? はい」
興津和沙:「昨日みたいな自己紹介の時間とか、ええ、授業以外だったら今みたいにフランクな感じで構いませんが。」
興津和沙:「授業中はしっかり敬語を使うようにしましょう。」
フランカ・カペッロ:「わ、わかりました!」
興津和沙:「イタリア生まれで、まだ日本に慣れてないフランカさんには窮屈に感じるかもしれませんが」
興津和沙:「公私の区別をはっきりとつけるのも、政治家には大事な要素だと思いますので。」
フランカ・カペッロ:「なるほど!それは大事ですね、先生!」
興津和沙:「はい、素直でよろしい。」
興津和沙:できる限り優しく微笑もうとする。
興津和沙:「さて、私が教えられる…というか人並みに知識があるのは日本史と中国史ぐらいなんですが。」
興津和沙:「フランカさんは歴史に興味はありますか?」
フランカ・カペッロ:「歴史はもちろん興味あります」
興津和沙:「趣味が合うっ!コホン、失礼しました。」
フランカ・カペッロ:「過去を学んで、人々の足跡を知る。素敵な学問だと思うのです」
興津和沙:「その通り。」
興津和沙:「過去の人が残してくれた足跡を知り」
興津和沙:「そしてその知恵を現在、そして未来へ活かしていく。」
興津和沙:「それが歴史学の本領、とは言い切りませんが、政治家を目指すフランカさんにはそういったことも必要になることでしょう。」
フランカ・カペッロ:しきりに頷く。
興津和沙:「このような姿勢を、日本では『温故知新』と言います。」
興津和沙:「古きを訪ね、新しきを知る。」
フランカ・カペッロ:「日本の言葉は内容もさることながら、響きも良いですね!」
興津和沙:「ふふ、嬉しいことを言ってくれますね。」
興津和沙:「うん、そうやって人を慮る姿勢も大事なものです。」
興津和沙:「そしてその姿勢を『礼』と言います。」
興津和沙:「今日はある人物の話で『礼』の大事さを知っていきましょうか。」
フランカ・カペッロ:「はい!」
興津和沙:「昔、中華は秦末の動乱の頃、?食其という儒者がいました。」
興津和沙:「ある時この人が後に漢帝国を築くことになる高祖劉邦に仕官しようと面会に行くと」
興津和沙:「劉邦は召使いの女に足を洗わせたまま?食其と部屋に迎い入れたのです。」
興津和沙:「このような態度についてどう思いますか?」
フランカ・カペッロ:「んー、ちょっと態度として問題があるように思えます!」
興津和沙:「劉邦はこの時期、かなりの権力を得ており、そうですね。関東における神奈川県知事ぐらい偉かったものと考えてください。」
興津和沙:「はい、とても失礼です」
興津和沙:「貴方が?食其で、あればそんな劉邦にどのような態度で接しますか?」
フランカ・カペッロ:「ちょっとぶっきらぼうというか、怒った態度で接してしまうかもしれないです」
興津和沙:「はい、それは当然のことです。」
興津和沙:「しかし、ただ怒るだけでは、相手は自分の態度を直すことは難しいです。」
興津和沙:「なぜ、叱るのならば、なぜそのようなことをしてはならないのかはっきり相手に伝えなければなりません。」
興津和沙:「?食其はその時、「無道の秦に抗おうとするものがなぜ、年長者に足を向けるという無礼を行うのか」と目上のはずのりゅうほうに一括しました。」
興津和沙:「すると劉邦は態度を改め?食其を上座に招き、改めて彼の話を拝聴しようとしたとのことです。」
興津和沙:「コホン」
興津和沙:「この逸話から私が何を伝えたかったのかと言うと。」
興津和沙:「例え、立場が下の人間に合うときであろうと決して『礼』を失してはならない」
興津和沙:「そして、もし自分が目下であり、相手が間違っていたことをしていた時には毅然とそれに対抗する気概を持つこと。」
興津和沙:「最後に、仮に自分が間違っていた時にそれを指摘する人間が居たならば、その意見とともにその人も大事にすること。」
興津和沙:「この逸話の中の劉邦は無礼の権化みたいな存在になっていますが、指摘を受け入れ、そして?食其も最後には受け入れたことは立派な態度だと私は思います。」
興津和沙:「フランカさんはどう思いますか?」
フランカ・カペッロ:「そうですね……間違いを認めるのは難しいことだと思います」
フランカ・カペッロ:「それは直せるというのは、私も見習いたいところですね」
興津和沙:「はい。」
興津和沙:「かくいう私もたくさん間違えたり、怒られたりしてますので。」
興津和沙:「互いにちゃんと人の言葉を素直に聞く姿勢は大事にしていきたいですね。」
フランカ・カペッロ:「はい!」
興津和沙:「………あの、例えば授業がわかりづらい、とかね!?」
フランカ・カペッロ:「いえ、わかりやすかったです」
興津和沙:「こういうの初めてで、緊張しちゃって…いろいろ考えてきたんだけどテンパってわかりづらくなってるかも!」
興津和沙:「な、ならよかった…!じゃない、よかったです。」
フランカ・カペッロ:「ふふ、先生も敬語を使い忘れることあるんですね……ふふふ」
興津和沙:「緊張しちゃってますので。そういうとこも気づいたら教えて下さいねっ」
興津和沙:その後も、こんな感じで自分の推しを授業的な内容に絡めつつフランカちゃんに紹介していくのだ!

GM:シーン終了。ロイスの取得、購入が可能です。
志木倫堂:ロイス保留 登場ダイスを振ったので購入を……する!
獄城玲於奈:ロイスは保留かな
興津和沙:ロイスは保留で
志木倫堂:2dx>=8 応急手当キット
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 5[4,5] → 5 → 失敗

興津和沙:ボデマ
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4

興津和沙:ダメ
志木倫堂:俺は無力だ……
志木倫堂:以上です
獄城玲於奈:クリスタルシールド
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:5dx+4>=25
DoubleCross : (5R10+4[10]>=25) → 6[1,3,5,5,6]+4 → 10 → 失敗

獄城玲於奈:ダメ

◆ミドルフェイズ3

GM:シーンプレイヤーは志木くん!他の方は登場任意です!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:53->55)
志木倫堂:落ち着き
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が5上昇(侵蝕率:63->68)
興津和沙:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 10[10]+48 → 58

興津和沙:きゃいん
GM:10……
GM:では情報項目はこちら。新規項目は今の所なし!
フランカ・カペッロ 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
アルマについて 情報(噂話・裏社会・UGN) 難易度7
「0942」と書かれた書類について 情報(UGN) 難易度7
獄城玲於奈:裏社会あるのでアルマさんでもいこうかな
志木倫堂:よろしく~
興津和沙:志木くんどっちいきます?
興津和沙:僕は裏社会とUGNどっちもいけます
志木倫堂:自分はUGN行けるのでまあどっちでもいい感じですね 選ばせてもらえるならフランカかな 猜疑心で取ったし
興津和沙:じゃあ0942行こう
志木倫堂:4dx コネ使用
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[4,6,6,10]+8[8] → 18

興津和沙:用心への貸しを使って
興津和沙:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[1,5,10,10]+10[9,10]+4[4]+3 → 27

志木倫堂:うわすごい
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
興津和沙:この卓ホントぶん回るな…!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:68->69)
獄城玲於奈:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[5,5,8,10,10]+5[2,5]+1 → 16 → 成功

GM:みんなすごい
興津和沙:UGNの目に狂いはなかった…
GM:では情報を貼っていきます
志木倫堂:完璧な潜入捜査員だ
フランカ・カペッロ:

イタリアの名家・カペッロ家の令嬢。8歳。
根気があり頑張り屋。両親を亡くしている。つい最近日本に引っ越してきた。
近くの小学校に通っているが、将来の夢である政治家になるため家庭教師を雇ってもらっている。
日本語も勉強中ではあるが、日常会話はこなせるレベルに達しており、勉学における吸収力の高さが伺える。
アルマについて その1:

フランカの教育係。
厳しくも優しく熱心にフランカを教育している。
フランカを大事に育てようという熱心さはある意味偏執的ともいえる。具体的には、時々フランカの採血をして、成分分析から健康をチェックしているほど。
ただし、フランカの教育係になる前の経歴は不明であり、更に情報を得るためにはUGNヴェネツィア支部と連携して調査する必要がある。
「0942」と書かれた書類について:

暗号混じりのイタリア語で書かれた実験レポート。
実験内容は現在解読中。しかし、レネゲイドウイルスの移植に関わるものであることは確かだ。
数字は「旧日本軍の第0942号中隊」のことを示していると思われる。
第0942号中隊は荘都技術少尉の実験に関わり、隊員53名がトランプのカード状の記憶保存物体に記憶を保存している。
隊員の多くは現在休眠中だが、肉体を移し替え活動中の人物も存在するという。
肉体の死ではなく、記憶保存物体の破壊のみによって記憶の継承は途絶える。
また、以下の情報項目が追加されました。次のシーンから情報収集できます。
アルマについて その2 情報(噂話・UGN・裏社会) 難易度9
実験レポートについて 情報(UGN) 難易度9
GM:情報収集については以上!
興津和沙:オールドジャパニーズアーミー…!!

GM:カペッロ邸へと向かう道。
GM:それぞれの学校等が終わった後なので時刻は夕方に近い。
GM:その道すがら、君たちは情報の共有を行うことにした。
興津和沙:「やっほー、遅くなっちゃってごめんね。」
興津和沙:「漫研のお姫様なのでちょっと引っ張りだこになっちゃって!」
志木倫堂:「おーおー。言うほどでもないから気にすんな」ひらひらと手を振りながら
獄城玲於奈:「マンケンが何かはようわからんけどな」
興津和沙:普通に部室の掃除に駆り出されてただけ
獄城玲於奈:「向こうに着くのが遅れんかったらええんとちゃう?」
志木倫堂:「漫画描いたり配ったりするらしいぜ。漫画は分かるか?」不安!
志木倫堂:「姫先生の文化人パワーが留まるところを知らねえ……!」
獄城玲於奈:「はー?漫画くらいわかるて」
獄城玲於奈:「なんや、姫は漫画家か?」
興津和沙:「えへへ、どうもどうも。知的なお姫様を目指してますので」
興津和沙:「漫画家ってほどじゃないよ。趣味で描いてるだけっ
獄城玲於奈:「ほなアレ描いてくれへん?」
興津和沙:「で、同じ用に趣味で描く人が集まって一緒に本出したりするとこか漫研だよ……なに?」
獄城玲於奈:「滅茶苦茶有名な漫画の主人公」
志木倫堂:「漠然としてるな。ルフィとか?」
興津和沙:「曖昧……!」
興津和沙:「え?コボちゃん?」
志木倫堂:「(えっ何それ 聞いたことない)」
獄城玲於奈:「滅茶苦茶有名ゆうたらアレやん」
興津和沙:「どれやん?」
獄城玲於奈:「タンジロー!」
獄城玲於奈:「水の呼吸の子」
志木倫堂:「おお、そっちは分かる」
興津和沙:「あ、ちゃんと有名なやつだった!」
獄城玲於奈:「まあ、どっちかいうと無惨さまの方がおもろいけどな」
興津和沙:「えーっと、炭治郎ならねえ。この前梓に描かされたやつがあるんだけど…」
興津和沙:芸術:漫画
獄城玲於奈:「ホープヒルズの上位ランカーみたいな性格でウケる」
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[3,8] → 8

GM:それなりに上手そう
興津和沙:まあまあの炭治郎を描いていた
志木倫堂:「上位ランカーいるんだ」ホープヒルズの事はなんとなく知っている
獄城玲於奈:「クズが出てくる漫画はおもろいからなー」
興津和沙:「無惨みたいのが何人もいるの、ホープヒルズってとこ」
志木倫堂:「おー! 似てる似てる。こんな感じの目だった」
獄城玲於奈:「ハンチョーとかカイジとかええよな」
興津和沙:言いながらスケッチブックを取り出す
獄城玲於奈:「おおー、ありがとう」
興津和沙:「獄城さん、結構読んでるね!?」
獄城玲於奈:「近所のガキンチョに売れそうなくらいに上手いな」
志木倫堂:「いざこうして見ると、羽織の模様描くのめちゃくちゃめんどくさそうだな」
興津和沙:「いやいや売らないから。」
志木倫堂:感心しながら眺めている。
興津和沙:「うん、そこめんどくさいんだけど梓が羽織描いて欲しいーっていうからね、頑張って」
獄城玲於奈:「ホープヒルズにある本いうたら、漫画くらいやしな」
興津和沙:「そだなー、次授業する時フランカちゃんに見せてあげたら喜んでくれるかな。」
獄城玲於奈:「せや、ソレや」
志木倫堂:「あぁ、フランカな。どうやら小学校にも通ってるらしいし、そういう話題にも敏感なんじゃないか」
志木倫堂:自分は小学校に行ったことがないので、完全に想像で物を喋っている
興津和沙:「流行ってるしねえ。」
獄城玲於奈:「カペッロのお嬢が何で日本に居るんかいう話な」
興津和沙:「おっと、本題だね。」
興津和沙:顔を引き秘める。
志木倫堂:「日本に来たのはごく最近、って話だったが」
獄城玲於奈:「カペッロいうたらそこそこのマフィアのボスなんよ」
獄城玲於奈:「裏やとちょっとは名前も知れとるんやけど」
獄城玲於奈:「ま、せや言うても今はちょっと落ち目いう話や」
獄城玲於奈:「抗争に負けてボスと娘は日本に逃げてきたっちゅうことらしいで」
興津和沙:「こっちでいったら鴻央会のライバル団体、ぐらいのポジってことかな。」
志木倫堂:「そういう話か……親の話題で深刻そうな雰囲気は出してたっけな」
獄城玲於奈:「ランクで言うたらその辺かもしれんな」
興津和沙:「それが翻刻じゃ都落ち、っと。おっかないねえ、ヤクザの世界は。」
興津和沙:本国
獄城玲於奈:「そういう落ち目のところに使用人がついてくるかいうと」
獄城玲於奈:「ヤクザやマフィアの世界でもシビアやからな」
興津和沙:「アルマさんがただの忠義者ならいいけど。」
獄城玲於奈:「あのアルマいう子もカペッロの直参いう感じやないな」
興津和沙:「獄城先生はそうじゃないかもって思ってるんだね。」
志木倫堂:「そうじゃない目もある、ってか?」興津さんに
興津和沙:グッと志木くんに親指を立てる
興津和沙:「イエス、そういうこと。」
獄城玲於奈:「マフィア関連に詳しいヤツに聞いたけど、そういう名前の部下がおった話は無いらしいで」
志木倫堂:「おぉ。中々謎な情報網持ってんな」
獄城玲於奈:「今は献身的言うか、健康チェックとかもやっとるみたいやけど」
興津和沙:「健康チェックね。」
獄城玲於奈:「医療関係かどうかも怪しいかもしれへんねぇ」
興津和沙:ふむ。とちょっと暗い顔をする。
獄城玲於奈:「ま、蛇の道は蛇ゆうてな。本業ヤクザやから」
志木倫堂:「なぁるほど……マジか!?」
獄城玲於奈:「そのくらいはな、給料出るかどうかもわからんとこでバイトもアレやし」
獄城玲於奈:「マジやで!蛇の道は蛇…フフ。格好ええやろ?」
獄城玲於奈:「意味はよう解らんけど」
志木倫堂:「なるほどな……獄城がしっかりしてる理由がわかったぜ」
志木倫堂:「さぁて、しかし医療関係かどうか怪しいバイタルチェックっつーと」
志木倫堂:「あ、体の状態って意味な、バイタル」
獄城玲於奈:「ワカルー」
志木倫堂:「FHで身体弄られてた頃思い出すっつーか、かなりフランカが心配になるな」
興津和沙:(そういや『タグ』がどうのこうのとか言ってたっけな、志木さん)
志木倫堂:「あの妙な文書のこともあるし……」
獄城玲於奈:「イタリア語のやつやね」
興津和沙:「それなんだけどねー。」
興津和沙:「あの文章、戦前の日本軍の研究に関連してるみたい。」
興津和沙:「『第0942号中隊』の研究。だから0942って書いてあったんだって。」
獄城玲於奈:「センゼンのニホングン」
興津和沙:「なんか、レネゲイドウイルスの移植についてなんたらとか。」
志木倫堂:「旧日本軍か……妙な噂は、たまに聞くな」
興津和沙:「せっかくだから今皆に資料回すね。」
興津和沙:めるめる
志木倫堂:「助かる」開いて読む。
興津和沙:UGNの知り合いに送ってもらった資料を皆に転送する。
獄城玲於奈:「ほぉん、昔の軍人やん」
獄城玲於奈:「ロクな事せえへんいうのはウチも聞いた事あるわ」
志木倫堂:「戦前の日本軍だからな」情報量ゼロの生返事
興津和沙:トランプカードに記憶を保存。現在も肉体を差し替え動いているやつもいる、など物騒な情報が書かれている
興津和沙:「おとなしく蒟蒻風船爆弾でも作ってればいいのにねえ」
志木倫堂:「まだ全然確証は持てねーが」
興津和沙:「うん」
志木倫堂:「あのアルマって従者がフランカを連れてN市に落ち延びるのを決めたたんだとしたら」
志木倫堂:「目的は『それ』なんだろうぜ」
興津和沙:「……それじゃ、確証につながるかもしれない情報をもう一つ。」
興津和沙:「例のメッセージカードにあったレネゲイドウイルスの残滓。」
志木倫堂:「ああ」
興津和沙:「あれはモルフェイスのシンドローム。しかも『超決闘』の特筆性能力(ディスクリプト)を持ってるヤツものだって可能性が高いってさ。」
興津和沙:「それも、十中八九製作者のものだろうって。」
獄城玲於奈:「ふむふむ」
獄城玲於奈:「簡単に言うと?」
興津和沙:「あのカードは、フランカちゃんが配ってて。そして私があの子にアドバイスをした後にすぐ内容が変わってた。」
志木倫堂:「う──────む」難しい顔で唸っている
興津和沙:「フランカちゃんは超決闘持ちのオーヴァード」
志木倫堂:「そうなるか、そうなるよなやっぱ」
興津和沙:「そして例のメモにあった通り、何らかの実験に関わっている可能性がある。」
興津和沙:「って感じかな、簡単に言うと。」
志木倫堂:「メッセージカードに関しては、フランカがやってるんじゃなきゃあ」
志木倫堂:「そもそもメリットがない。UGNに嗅ぎつけられたくもないだろうし──」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「でもさ、フランカちゃんは」
興津和沙:「悪い子じゃ…ないよね?」
志木倫堂:「さぁな」頭を掻きむしりかけ、撫でつけた髪が乱れるのを嫌ってやめる
志木倫堂:「俺は今の所その前提で動くつもりだが、そこに拘るつもりは、お前ほど強くない」
志木倫堂:「いや、そうじゃねえな。その係は任せる。任せた」
獄城玲於奈:「ようするに、や」
興津和沙:ちょっと難しい顔で考えてから
獄城玲於奈:「姫はあの子が気に入ったわけや」
興津和沙:得心がいったように、にひひと笑う
獄城玲於奈:「疑う気ィがないんやったら、それでええんとちゃう?」
獄城玲於奈:「他を疑えばええねん」
志木倫堂:「そうだな。良い事だと思うぜ」
興津和沙:「うん、ちょっと話して、一回授業しただけど、あの子はいい子だと思ったし、単純に好きなれたよ。」
獄城玲於奈:「他ぜんぶ疑うてや、それでどうしようもなかったら」
獄城玲於奈:「そっから考えたらええいうだけやね」
獄城玲於奈:「難しい事は考えるだけ損」
興津和沙:うん、私はあの子を全力で信じて、助ける係をやる。」
興津和沙:「それで私が暴走したり思想になった時は、二人が全力で止めてねっ」
興津和沙:「ブレーキは任せたっ」
志木倫堂:「オッケーだ。そこで俺の方の成果だが、2人に比べれば大した事は分かってない」
志木倫堂:「1つ。姫先生の領分の外の調べものだが、フランカ本人に関しちゃ怪しい動きは今の所見つかってない。年の割に吸収が良くて日本(こっち)に順応するのが早いとか、それくらいだな」
興津和沙:「うん、私も授業して思ったけどめっちゃ理解力が高い。」
興津和沙:「?食其の逸話を離してついてきてくれるとは思わなかった。」
志木倫堂:「ついてきてくれると思わない話を初回でやるな」軽くチョップ
興津和沙:「痛いっ」
志木倫堂:「ぬ。すまん」
興津和沙:「いや、だって授業って初めてで緊張しちゃって…!いいことを言おうとしたらなんかああなちゃって…!」
獄城玲於奈:「賢いいう事やな」
興津和沙:「いえ、私も反省してますので志木先生続きをどうぞ」
志木倫堂:「まぁ初めてだよな……」
興津和沙:チョップされた部分をなでながら言う
志木倫堂:「後は、こちらも予測出来てたことだ。案件の厄介さを補強する形になる」
興津和沙:「ふむ、それは?」
志木倫堂:「失踪した家庭教師だが──現状把握できてる全員の足取りが掴めない上、その消えた奴の中にはオーヴァードも混じってた」
興津和沙:「………」
志木倫堂:「驚きはないだろ? 単純にクソ気に入らねえ話ではある」
興津和沙:「そうだね、驚きはない。」
興津和沙:「けど、思ったより深そうな穴だな。とは思うよ。」
志木倫堂:「そうだ。俺達みたいに多少常人よりやれたところで」
志木倫堂:「既に危険域っつーのがはっきりした。動きやすくはなる」
志木倫堂:口ぶりは楽観的だが、その表情は険しい
獄城玲於奈:「いややわぁ、命の危険いうたら」
興津和沙:「志木先生は」
興津和沙:「結構顔にでるタイプだね?」
興津和沙:ちょっと楽しげに笑う。
志木倫堂:「まあな」ばつ悪げに
志木倫堂:「フランカの前では気を付ける」
興津和沙:「うん、昨日みたいに明るし志木先生でいてあげてね。」
獄城玲於奈:「UGNに危険手当でも出してもらわな割りにあえへんしな」
興津和沙:「こっちもこっちで顔に出るタイプだね?」
獄城玲於奈:「ま、ちょっと危険くらいはわかっとった事やろ?」
志木倫堂:「お、そうだそうだ。吹っ掛けてやれ」
興津和沙:「嬉しそうな顔しやがって、もう」
獄城玲於奈:「ええやんええやん、アンタらもそこらの雑魚とはちゃうんやろ?」
獄城玲於奈:「危険が向こうから来てくれた方が楽やしねぇ」
獄城玲於奈:ニヤニヤ笑ってからニッコリ
興津和沙:「うわあ、ヤクザこええ。」
獄城玲於奈:「まずはちゃあんと先生をやっとれば」
獄城玲於奈:「何かしらあるいう事やから」
獄城玲於奈:「頑張ってな、せんせー」
興津和沙:「獄城さんも先生でしょっ」
志木倫堂:「……」少しあっけにとられつつ
志木倫堂:「りょーかい。獄城先生も頑張れよ、あとあんまり物騒な事吹き込んでやるなよ」
獄城玲於奈:「ウチ、三番手やから」
興津和沙:「ま、そうだね。今日は志木先生に頑張ってもらうとしようか。」
興津和沙:「出来れば、メッセージカードを誰が作ってくれてるのかも聞いてくれると嬉しいかなっ」
志木倫堂:スマホの画面拭くアレで眼鏡を拭いて、掛け直す。
志木倫堂:「うし、任せとけ」

GM:カペッロ邸書斎。
GM:今日は志木先生の授業の日だ。
フランカ・カペッロ:「志木先生。よろしくおねがいします!」
志木倫堂:「よろしくお願いします」
フランカ・カペッロ:「先生は何を教えてくれるんですか?」
志木倫堂:「そうだな。聞いた話だとまだ小学校じゃやってないかもって話だったが──」
志木倫堂:ホワイトボードにキュッキュッと線を引いていく
志木倫堂:「理科」ババーン!
志木倫堂:一応フリガナも振った
フランカ・カペッロ:「理科!」
志木倫堂:「これまでにも居たかな、理科の先生。まあいい」
志木倫堂:「火が燃えたり、水が凍ったり、電気が流れたり……まあ」
志木倫堂:「そういう自然の色々がどういう仕組みで発生してるのかみたいな そういうやつだ。多分」
フランカ・カペッロ:「素敵な学問ね!」
志木倫堂:「あれ? 電気はあんまり自然じゃないな……」既にちょっと怪しい
志木倫堂:「ともあれ、だ。最初からあんまり数字をこねまわしたりするのもアレだから」
志木倫堂:「今回は見てわかるやつで行く」
志木倫堂:そう言って大きな三角定規を、長辺を下にしてホワイトボードの粉受けに立てかける。
志木倫堂:「三角定規は多分見たことあるよな。この辺と、この辺が」上向きになっている辺を順繰りに指さし「丁度二倍の長さになってる」
フランカ・カペッロ:「はい。私も父から小さいのを貰いました!」
志木倫堂:「えっと」ごそごそと用意した鞄を漁り。
志木倫堂:糸で数珠つなぎになった実験用錘を取り出す。
志木倫堂:長い方の辺の上に4個、短い辺に2個の錘が乗るように三角定規の上に錘を配置すると、定規に沿って滑り落ちようとする錘の力でピンと糸が張った
志木倫堂:頂点の糸は、志木の指で押さえられている。
志木倫堂:「さて、この指を離したらどっちに滑り落ちると思う?」
フランカ・カペッロ:「長い方……ですか?」
志木倫堂:「そう思うよな」
志木倫堂:指を離す。錘はどちらにも動かない。
フランカ・カペッロ:「え!? 不思議!」
志木倫堂:「フランカの推理は、直観的には正しく思える。こういう図を作ると分かりやすいんだが」
志木倫堂:そう言いながらホワイトボードに三角定規を描き、数珠つなぎになった錘を書き、さらにその両端を伸ばしていき──三角定規の下で、繋げる。
志木倫堂:「下で撓んでいる錘つき糸は、完全に左右対称だ。だからフランカの言うように長い方の辺の錘が滑り落ちるなら」
志木倫堂:「常に長い方の錘によって短い方の辺に乗った錘が引き上げられ、この輪は永遠に回り続けることになる」
志木倫堂:「永久機関ってやつ。聞いたことあるか?」
フランカ・カペッロ:「聞いたことだけは……物理?の法則では実現しないすごいものというイメージです!」
志木倫堂:「そうだ。この三角定規に括った輪がほっといても勝手に回り出したりしないのは、フランカもなんとなく察していると思うが──」
志木倫堂:「昔は永久機関が実現不可能だなんてみんな知らなかったから」
志木倫堂:「さっきのフランカが覚えたような錯覚を上手く使って、偽物の永久機関がたくさん考え出された」
フランカ・カペッロ:「実際には上手くいかない永久機関……」
志木倫堂:「この」
志木倫堂:「この数珠と三角定規の図は16世紀には既に確立していたらしい。ステヴィンの斜面の法則っつーんだが、詳しい話はいまはしない」
志木倫堂:「詳しい話は今はしないが、古い永久機関──重心の位置を上手い具合にずらしながら回り続ける、と説明されているやつは──」
志木倫堂:ホワイトボードに、歯車にハンマーがついたような図形や、中心に向けてねじれていく小部屋に動く球を配置した車輪などを書き込みながら。
志木倫堂:「全部この話で否定されちまうんだ。にも拘らず」
志木倫堂:「それから200年くらい経ってもまだこの手の詐欺をやるやつはいたし、実際に成功した」
志木倫堂:「っつーのは、育ての親みたいな……あー……育ての親みたいなエネルギーに関して一時期凝ってたインテリから聞いた」
志木倫堂:嘘は言っていない。
フランカ・カペッロ:「ふんふん……」頷き、噛み砕きながら理解している様子。
志木倫堂:「オルフィレウスの自動なんたら……実際に展示されて、知られてる範囲ではまあ、ずっと回り続けてたらしい」
志木倫堂:「今となっちゃ、色々言われちゃあいるがな。実の所これが本当に永久機関じゃなかった証明はされてねーんだ」
フランカ・カペッロ:「もしかしたら万が一永久機関だった可能性もあるんですね」
志木倫堂:「そうだな。昔の凄いやつが俺達の知らない理屈で、ずっと回り続ける機械を作ったのかもしれない」
志木倫堂:「でも、だ」
志木倫堂:「俺が言いたいのは、さっき話に出した斜面の法則を知っていれば」
志木倫堂:「外から力が加わらない車輪が、重心移動で永久に回り続けてエネルギーを生むことは絶対にないって言う事が分かっていれば、少なくともそれが説明通りの理屈で回ってるわけじゃないことは理解できるだろ?」
フランカ・カペッロ:「はい」
志木倫堂:「いい返事だ」にやりと口元を歪め
志木倫堂:「勉強ってなぁ考えるための足場をくれる」
志木倫堂:「目の前で理解できない事が起きた時、それをどう受け止めるかっつーのは、実の所」
志木倫堂:「この世で確かだと思っていることがどれだけ自分の中にあるかで変わってくる」
志木倫堂:「つーかそういうのが無いと苦労する。した」
フランカ・カペッロ:「……!」
志木倫堂:「まあ、ほら」
志木倫堂:「政治家って、何やっても多分正しいとも間違ってるとも言われるだろうし」
志木倫堂:「ってテレビとか見てると思うけど、どうなのかな……」急に自信がなくなってきた
フランカ・カペッロ:「……そうね。きっと何を信じていいかわからなくなるかもしれない、大変な職業だとは思うわ」
志木倫堂:「考える事多そうだしな」
志木倫堂:「だから、フランカはその基礎を、これから長~い時間をかけて作ってくわけだ」
志木倫堂:くっくっくと、悪そうな笑み
フランカ・カペッロ:「政界でも生き抜くために、私が困らないように、先生は心構えを教えてくれたんですね」
フランカ・カペッロ:「……姫先生もそうだったけど、今回の家庭教師は特に私の将来を考えて教えてくれてる気がするわ……します」
志木倫堂:「姫先生、いいやつだからな」
志木倫堂:「まぁ、フランカは賢いからさ」
志木倫堂:「俺くらいの奴が物を教えられるのなんて今くらいだろうし、特に今すぐ為になる事とか、将来そのままで役立つような知識もくれてやれねーけど」
志木倫堂:「あとあとフランカが難しい勉強する時の、ほんの助けになればいいなっていう、そういう話だ」
フランカ・カペッロ:「はい!為になりました。ありがとうございます!」
志木倫堂:「は、素直だな」
フランカ・カペッロ:「ふふ、『ありがとう』は大事だと、アルマに厳しく教えられてますので。それに……」
フランカ・カペッロ:「姫先生にも礼は大事だと、教わりましたからね!」
志木倫堂:「偉い偉い。偉いぞー」
志木倫堂:その後は、理科で学ぶ事柄についての本当に初歩的な話をした。
志木倫堂:最初にぶち上げた話題がどうも小学生向きじゃ無さすぎるかな、と気づいたのは後の祭りである。
志木倫堂:「──そういえば」帰り際
志木倫堂:「フランカが配ってたメッセージカードって、あれ手作りなのか?」
志木倫堂:頼まれていたな、と思い出し、そう聞いてみる。
フランカ・カペッロ:「私が作りました!」
フランカ・カペッロ:「一生懸命考えて書いたのよ!」
志木倫堂:「良くできてたもんなあれ」(書いた……という表現を聞くに)
志木倫堂:(あんまり自覚的に能力を使ってるわけじゃないのか)
志木倫堂:「今日はありがとう。いい生徒ぶりだったぜ。言われ慣れてそうだが」
志木倫堂:ひとしきり彼女を褒め、じゃあな。と邸宅を後にした。

GM:シーン終了。ロイスの取得と購入が可能です!
志木倫堂:2dx ロイスなし 購入応急
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[3,4] → 4

志木倫堂:よわよわ
志木倫堂:おわりです
興津和沙:ボデマ
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 9[9] → 9

興津和沙:ダメ!
興津和沙:以上!
獄城玲於奈:ロイスは保留で
獄城玲於奈:クリスタルシールド
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:69->70)
獄城玲於奈:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[1,2,6,8,9]+4 → 13

獄城玲於奈:ダメー

◆ミドルフェイズ4

GM:引き続き情報収集が可能です!
GM:シーンプレイヤーは獄城さん!他の方は登場任意です
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が3上昇(侵蝕率:70->73)
興津和沙:いくぞ!1d10+58
興津和沙:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 6[6]+58 → 64

志木倫堂:出!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:55->56)
GM:段々と差が出てきましたね
GM:残る情報項目はこちら!
アルマについて その2 情報(噂話・UGN・裏社会) 難易度9
実験レポートについて 情報(UGN) 難易度9
志木倫堂:実験レポート行ってみます
興津和沙:いけー
志木倫堂:4dx 情報UGNコネ使用!
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,2,3,6] → 6

獄城玲於奈:アルマ2の方かな
興津和沙:財産とかは?
獄城玲於奈:裏社会で
志木倫堂:こいつ財産1しかない 終わりです
興津和沙:じゃあ、私が仇を取ってやる!
志木倫堂:お願いします先生方!
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:73->74)
獄城玲於奈:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[1,1,3,4,9]+1 → 10 → 成功

GM:成功!
興津和沙:UGNのコネを使って実験レポート
興津和沙:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 9[4,8,9,9]+3 → 12

興津和沙:イエッス!
GM:こっちも!
GM:では情報を開示します
アルマについて その2

カペッロファミリーに入る前は別の名前で生活していた一般人。しかし、それはあくまで肉体の持ち主がそうであっただけ。
その精神や記憶等は旧日本軍・第0942号中隊所属・有馬栄(ありま さかえ)准尉のものとなっている。有馬はかつての同盟国イタリアに渡って肉体を移し替えたのだ。
身体を替えた准尉は、肉体の持ち主の名前「アルマ」を名乗ってカペッロファミリーに取り入り、その優秀さからフランカの教育係に抜擢されるに至った。
また、アルマの記憶保存物体は「ハートのA」のトランプカード状である。
Eロイス「無限を継ぐ者」に相当します。
実験レポートについて
アルマによる超血統《フルブラッド》の移植に関する実験「超人(ツァラトゥストラ)創造計画」のレポート。
元々持っていた能力を維持しつつ、超血統としての能力も併せ持った「超人」を作り上げることを目的とする実験である。
この実験は大戦中と現在進行中の二期に渡り行われているが、どちらも成果は見込めず、被験者は全員殺害されている。
アルマはこの実験を荘都技術少尉による計画の後続として位置づけ、成功すれば記憶保存物体と併せて損耗しない超人兵士が作れると見込んでいる。
GM:情報がすべて開示されましたので、次のシーンにクライマックスへと突入することが可能です!
興津和沙:か、かく語りき!
GM:----
GM:カペッロ邸の庭。
GM:広く、緑の芝生に門までのレンガの道が印象的な庭だ。
GM:今日はここで獄城先生の授業が行われる!
フランカ・カペッロ:「他の二人と違って獄城先生はお庭で授業を行うんですね!」
獄城玲於奈:「まーね」
獄城玲於奈:「今日はええ天気やし、ずっと部屋ン中でお勉強いうのも」
獄城玲於奈:「疲れる事もあるんちゃうかなー思てねぇ」
獄城玲於奈:指先でくるくるとバスケットボールを回転させている
獄城玲於奈:「フランカちゃんは政治家になりたいいう話やけど」
フランカ・カペッロ:「はい」
獄城玲於奈:「ま、政治家言うても色々おるやん」
獄城玲於奈:「裏でも力!表でも力!権力を手にすればやりたい放題~」
獄城玲於奈:「みたいなのがええの?」
フランカ・カペッロ:「裏はもういいかな、とちょっと思ってます」
獄城玲於奈:「ふむふむ」
フランカ・カペッロ:「あっ、今の発言は内緒で!もうみんな察しているかもだけど……」
獄城玲於奈:「ええよ、そんなん気にせえへんて」
獄城玲於奈:「ほな、マジメに政治家やりたいいう事やね」
フランカ・カペッロ:「はい、表でブイブイいわせたいです!」
獄城玲於奈:「ふふん、政治家に一番必要なんは」
獄城玲於奈:「ででででで~?(ドラムロール的なリズムで)」
獄城玲於奈:「体力や!」
フランカ・カペッロ:「ほほう!」
フランカ・カペッロ:「確かに忙しそうですよね……」
獄城玲於奈:「何するにしてもな、動けるときに動ける奴が強い」
獄城玲於奈:「ちゅーわけで」
獄城玲於奈:ボールを頭の上にのせる
獄城玲於奈:「今日の授業は鬼ごっこでーす」
獄城玲於奈:両手を広げ片足で立つ
フランカ・カペッロ:「鬼ごっこ!小学校でも流行っています!」
獄城玲於奈:「せんせーは頭にボールをのせて片足で動く、鬼はフランカちゃんな」
フランカ・カペッロ:「え!?そんなハンデを!?」
獄城玲於奈:「これでも先生は捕まる気ィせーへんので」
獄城玲於奈:「更にハンデをあげよかな」
フランカ・カペッロ:「大人の余裕……!」
獄城玲於奈:封筒を三つ渡す
獄城玲於奈:「その中に書いてある事を実行すれば、せんせーを捕まえやすくなりまーす」
フランカ・カペッロ:「ふむふむ……」
獄城玲於奈:「ま、使うかどうかはフランカちゃん次第やね」
フランカ・カペッロ:「わかりました! まずは見ないでやってみます!」
獄城玲於奈:「使う時は読んでから使うかどうか決めてもえーよ」
フランカ・カペッロ:「はーい」
獄城玲於奈:「ほな、よーいどん」
フランカ・カペッロ:「わっ、早い!負けませんからね!」走り出す
獄城玲於奈:ぴょんとフランカを飛び越すようにジャンプ
獄城玲於奈:「ほい」
フランカ・カペッロ:「っ!? そ、そんな芸当が?」
獄城玲於奈:大人げのかけらもない動きで距離を取る
フランカ・カペッロ:「……むむむ、たしかに簡単にはいかなそうです。ですので」
フランカ・カペッロ:「1つ目の封筒をあけます!」
獄城玲於奈:一つ目の封筒には「金こそパワー!獄城先生に10万円あげよう!動きを止めてくれるぞ!金の力を信じろ!」と書いてある紙が入っています
フランカ・カペッロ:「お、お金!? お金の使いみちはアルマに聞かないとわからないです!」
フランカ・カペッロ:使わないことを選択!
獄城玲於奈:「使うかな~、使わへんかな~」
獄城玲於奈:「ちぇー…」
フランカ・カペッロ:「かくなる上は!」
フランカ・カペッロ:ビリッ!次の封筒を開けます。
獄城玲於奈:二つ目の封筒には「プライドを捨てて頭を下げよう!土下座する勢いでお願いしたらいう事を聞いてくれるかも!頭を下げるのはタダ!」と書いてあります
獄城玲於奈:「ふふ~ん」
獄城玲於奈:ニヤニヤ
獄城玲於奈:「ほれほれ~、使うのかな~」
フランカ・カペッロ:「ぐぬぬ……!土下座はあり……?いえ、カペッロ家の娘としてそう簡単に頭は下げません!」
フランカ・カペッロ:「使えるものはいっぱい使う!そしてそれがタダならなおさら!……お父様の言葉です!」
フランカ・カペッロ:「えいっ!」
フランカ・カペッロ:3つ目の封筒を開けます
獄城玲於奈:「タダより安いモンはないのになぁ」
獄城玲於奈:3つ目の封筒には「思い切って助けを呼んでみよう!一人で出来ない事も他人の力を借りればできるかも!」と書いてあります
フランカ・カペッロ:「これは……!」
フランカ・カペッロ:「先生方!どなたでもいいので、助けてくれませんか!」
興津和沙:「任せとけー!」
フランカ・カペッロ:「……! ありがとう姫先生!」
興津和沙:ガバッと草むらから突然現れる!
獄城玲於奈:「お、姫せんせーか」
興津和沙:「要するに!」
獄城玲於奈:「手ごわそうな相手やねぇ」
興津和沙:「ボールを奪えばいいんでしょ!」
興津和沙:肉体で判定
興津和沙:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[3,5,7,9,10,10]+10[8,10]+10[10]+2[2] → 32

獄城玲於奈:ぴょんぴょん跳ねて間合いを測る
興津和沙:wwwww
獄城玲於奈:ばーかw
志木倫堂:めちゃくちゃボール奪える
GM:本気だ
獄城玲於奈:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,3,5,9] → 9

興津和沙:野生の豹めいた凄まじい動きで一気に距離を詰めていく!
獄城玲於奈:「アホか!」
獄城玲於奈:「なんやの、その動き!」
興津和沙:「もらったー!!」
興津和沙:バシッ!!
獄城玲於奈:ボールを奪われる
獄城玲於奈:「…」
興津和沙:華麗にボールを奪い!
興津和沙:「ヘイ、フランカちゃんパス!」
フランカ・カペッロ:「先生、それルールを勘違いして……!」
興津和沙:そもそも何をしてるから理解してないのでとりあえずボールを投げる!
フランカ・カペッロ:「わわっ」ボールは一応受け取る。
獄城玲於奈:「ふ…アホか!言うたけど」
獄城玲於奈:「それは勘違いやったな」
志木倫堂:「──ハンデ減らしてどーすんだ! このっ」
獄城玲於奈:「アホやん!」
獄城玲於奈:「うわっと、志木せんせーもか」
興津和沙:「え。バスケじゃないの!?」
獄城玲於奈:体を捻って避けようとする
志木倫堂:ザッ! という音とともに物陰から飛び出し獄城さんを捕まえようとする──
フランカ・カペッロ:「志木先生も……!」
獄城玲於奈:「うおりゃッ!」
獄城玲於奈:回転するように飛び跳ねて回避
獄城玲於奈:「まだまだ甘いんとちゃう?」
志木倫堂:「──は、悪ぃな。ちょっとインチキする、ぜッ!」
志木倫堂:能力を使用して熱した空気を膨張させ、突風を作り出す。
興津和沙:「よっし、作戦通り!」
獄城玲於奈:「絶対ウソやー」
フランカ・カペッロ:「っ! これ、で……!」追いすがり、そして……
志木倫堂:それは獄城さんのジャンプのルートを変え──
獄城玲於奈:風に流されフランカの前に
フランカ・カペッロ:「タッチ!」
興津和沙:「なるほど。」
志木倫堂:「よくやった!」獄城さんを捕まえようとして無様に転んだ姿勢のまま親指を立てる
興津和沙:「おにごっこだったんだね!」
フランカ・カペッロ:「そうです!でもありがとうございました!」
獄城玲於奈:「ま、三人おったらなー」
獄城玲於奈:ぽんぽんとホコリを払って立ち上がる
獄城玲於奈:「ほな、答え合わせしよか」
志木倫堂:「三人寄ったらなんかみたいな諺もあるしな」何もかも曖昧 場面にもそれほどそぐわない
興津和沙:「ボールを奪えるってことは体にも障れたってことだぜ?」
フランカ・カペッロ:「答え合わせ?」
興津和沙:「文殊の知恵ね」
志木倫堂:「それそれ」
獄城玲於奈:「政治家もヤクザもマフィアもなんでもかまへんけどな」
興津和沙:いいながら答え合わせを聞くスタイルに
獄城玲於奈:「偉いさんいうんは目的を達成すんのに色んな手ェを使うんよ」
獄城玲於奈:「それは、わかるよねぇ」
フランカ・カペッロ:「はい」
獄城玲於奈:「まずは金」
獄城玲於奈:「手段としては悪ぅないな。自分の扱える金やったらなー」
獄城玲於奈:「でも、政治家としては使い過ぎるとマイナスちゅうかアウトーな所もあるから」
獄城玲於奈:「これで解決してたら50点くらいやな」
フランカ・カペッロ:「50点……!」
獄城玲於奈:「2番目?」
獄城玲於奈:「政治家は頭下げるくらいはせなあかんわなー」
獄城玲於奈:「言うても、相手に足元みられるし」
獄城玲於奈:「他からのイメージもある、いつでもペコペ頭下げ取ったら大物とは言えんよね」
フランカ・カペッロ:「それは確かに……!」
獄城玲於奈:「ここぞと言うとき意外でプライド捨てとったら、これも50点言う感じかな」
フランカ・カペッロ:「これも50点……」
獄城玲於奈:「3番目?」
獄城玲於奈:「ええよね、友情」
獄城玲於奈:「自分だけででけへん事は他人の力を借りる。素晴らしいやん」
フランカ・カペッロ:「つまり採点は?」ごくり
獄城玲於奈:「でも、これは他人に借りをつくるっちゅう事やな。目的を達成する為に他人の力を借りるだけやと」
獄城玲於奈:「結局手柄は他人のモンになったり、自分の力を奪われかねへん」
獄城玲於奈:「ヤクザとかマフィアでも良くあるわな。他の組の介入をゆるしたら負けや」
獄城玲於奈:「50点~」
フランカ・カペッロ:「むむむ……!」
獄城玲於奈:「でも、なんもせんかったらウチは捕まえられへんから0点やね」
フランカ・カペッロ:「私一人では難しそうでしたね……」
獄城玲於奈:「そもそも、捕まえる相手の提示した手段に頼ったらアカンわー」
獄城玲於奈:「自力で捕まえられる力を持つか、そういう工夫をすれば100点かな」
獄城玲於奈:「この二人はええ人やから、頼っても良かったかもしれへんけど」
フランカ・カペッロ:「自分で力を持つか、工夫をするか……」
獄城玲於奈:「人の力を頼るんやったら、それに見合った報酬なりを約束してあげるべきやったんちゃうかな」
興津和沙:「マキャベリも傭兵を信じすぎちゃいけないって言ってるしね。」
フランカ・カペッロ:「はっ! 先生を無償で働かせてしまいました!」
獄城玲於奈:「キャベ?」
獄城玲於奈:「キャベツ…」
興津和沙:「ごめん、先生の授業に関係ないこと言っちゃった!」
獄城玲於奈:「ま、よっぽど信頼関係あるんやったらええけど金なしで寄ってくるヤツは信用すんないう事も覚えといたらええなぁ」
フランカ・カペッロ:「覚えておきます!」
獄城玲於奈:「タダより安いもんはないけど、タダより高いもんもないいう事やね」
獄城玲於奈:「ほい、おべんきょータイム終わり~」
獄城玲於奈:「ちゅーわけで、報酬が欲しいわぁ」
獄城玲於奈:「お腹すいたし、なんか食べよぉ」
志木倫堂:「獄城先生は今日の当番なんだから出てんだろ、報酬……」
フランカ・カペッロ:「そうですね。動いてお腹すきました」
獄城玲於奈:「体動かしたら喉乾くやろ?」
獄城玲於奈:「紅茶がええな、紅茶」
フランカ・カペッロ:「アルマと一緒に用意してきます!」
獄城玲於奈:「知っとる?紅茶にブランデーいれるとまろやかになるんよ」
獄城玲於奈:「なのでブランデーもよろ~」
フランカ・カペッロ:「はい!授業、ありがとうございました!」
GM:----
GM:その翌日。喫茶店「明桜」。
GM:君たちは全員で調べた情報の共有のためにここを訪れていた。
東雲芽衣:「よし、みんな集まったかな?あんまり家庭教師行けなくてごめんね。いろいろ学校の用事が忙しくて……」
興津和沙:「いや、東雲さんもお疲れ様。」
東雲芽衣:ちなみに前回共有した情報は東雲も後に聞いている。
志木倫堂:「気にすんなよ。昨日のは芽衣が来てたら芽衣だけで終わってたからなぁ」
興津和沙:「私だってその気になれば一人でタッチできたんですけど」
志木倫堂:「……しなかっただろ」
獄城玲於奈:「あの動きはある意味スゴイとは思うねぇ」
志木倫堂:「確かに意味わからん動きしてたけど」
東雲芽衣:「興津さんの凄いところ、見てみたかったなぁ」
興津和沙:「さながら流川か青峰かって動きでシュババっと獄城さんからボールを奪ってね!」
興津和沙:「あれがバスケだったら完璧だった。NBAの年間ベストプレーに選ばれてた。」
興津和沙:「鬼ごっこだったけど。」
東雲芽衣:「ルール間違えちゃったんだね」
興津和沙:「うん…」
興津和沙:「お姫様にもミスはあるってことでね。」
興津和沙:「ああ、そういえば。」
興津和沙:「志木先生、例の件はどうだった?」
志木倫堂:「あ、鬼ごっこっつってもただ遊んでたんじゃねーぜ。獄城先生がありがたい話をだな……」
志木倫堂:「っと」
志木倫堂:「フランカの件なら──姫先生の考えてた通りだったよ。あのカードはフランカの自作だ」
志木倫堂:「ただ……特別な力を使って何かをしてる、みたいな様子はなかったな。単に隠してるだけかも知れんし」
志木倫堂:「オーヴァードとしての覚醒に無自覚なのかも」
興津和沙:「やっぱり、そうか。
興津和沙:「ありがと。」
興津和沙:ちょっと悲しげに笑って
興津和沙:「それはそれとして、えい」
興津和沙:唐突に志木くんの頭に軽くチョップをします。
志木倫堂:「……あだっ」
志木倫堂:ストローのビニールを剥がそうとしていたところに不意打ちを受けます
志木倫堂:「いや……ごめん…………あれはさ、なんていうか…………」
興津和沙:「永久機関とか斜面の法則とかね。」
興津和沙:「なかなか高度な授業をかましたらしいじゃないですか、志木先生」
志木倫堂:「初めてだったからさ……家庭教師とか…………」
志木倫堂:めちゃくちゃ目が泳いでいる
興津和沙:くすくすと笑う。
興津和沙:「でしょ。初めてだと緊張するでしょ?」
興津和沙:「それに、フランカちゃんがよく理解してくれるもんだから、つい興が乗っちゃって色々話しちゃうんだよね。」
志木倫堂:「悪かったよ。悪かった」降参だ、という様子で両手を挙げる
東雲芽衣:「フランカちゃんは聡い子みたいだものね」
興津和沙:「うん、だから、もっかい聞くぜ。」
興津和沙:「いい子でしょ?あの子は。」
志木倫堂:すっと真剣な顔つきになる。
志木倫堂:「そうだな」
志木倫堂:「いい子だ。だから、何かされてんなら許せねえと思う。もう知らない仲でも無いからな」
獄城玲於奈:「ウチからみても素直な子ぉやと思うわ。裏社会は似合わへんよねぇ」
志木倫堂:「いや、仮定みたいに言うのも、もうやめるか」
志木倫堂:「何かはされてる。分かった事とかはあるか?」
興津和沙:「明るい場所にいてほしい子だよ。」獄城さんの言葉に頷きながら。
東雲芽衣:「政治家を目指してるのは、裏社会が苦手なのを表しているのかもしれないしね」
興津和沙:実験について、自分なりにまとめた資料をみんなに配ります。
東雲芽衣:「ん」受け取ります。
東雲芽衣:「これは……」
興津和沙:「なんでかわからないけど。」
興津和沙:「アルマさんは旧日本軍の実権を引き継いでる。」
獄城玲於奈:「なんでか言うたら」
志木倫堂:「フランカを強くしてマフィアのボスの後釜にしたいってことなのか? にしては、なんつーか……」
獄城玲於奈:「そらもう簡単な話やねぇ」
興津和沙:「なんか知ってるの?」
志木倫堂:「聞きたいな」
獄城玲於奈:「アルマさんは黒も黒、真っ黒~って感じ」
獄城玲於奈:「理屈はよう解らんけど、中身は別モン」
獄城玲於奈:「その旧日本軍?やったっけ?」
興津和沙:「うん。0942中隊」
獄城玲於奈:「その一人、記憶の移し替えとかなんとかで今も生きとる有馬栄(ありま さかえ)とかいうのがホンマの名前や」
興津和沙:「トランプに記憶を保存するとかなんとか…」
東雲芽衣:「じゃあ、中身は日本人……」
興津和沙:「……与太話じゃなかったのかよ、それ…!」
志木倫堂:「ほぉ……じゃあ元のアルマって奴ぁ」
獄城玲於奈:「体の方は可哀想やけどアルマさんかもしれんな、そっちの経歴使うて潜り込んだんとちゃうかな」
興津和沙:「……体は本人のもんなんだ。」
志木倫堂:「……マジで無茶をやってやがんな。旧日本軍とかいうやつら」
興津和沙:「いくらでもごまかしは効くってか。」
興津和沙:「考えくねえけど。」
獄城玲於奈:「こいつは軍人いうよりは研究者っぽいな」
興津和沙:「実験レポートには、被験者に相当無茶をさせてた記述があった。」
興津和沙:「あんな、非人道的なもん、現代の、まともな価値観持ってる人間が出来るわけねえから。」
興津和沙:「ありゃあ、戦時中の記録だと思ってたけど……」
獄城玲於奈:「階級は准尉やけど姫せんせーの話の経歴で言うたらそっち系やろ」
興津和沙:獄城さんの言葉に頷く
興津和沙:「アルマさんの中身が、旧日本軍のいかれた研究者だってんなら…」
志木倫堂:「ああ、お陰サマでだいぶ見えてきたな」ぺらぺらと資料を確認している
志木倫堂:「フランカは"材料"だ」
志木倫堂:「あいつから採った血を植え付けた家庭教師どもの改造が有馬ってやつの目的なんだろ」
興津和沙:「ふざけてんな。」
興津和沙:怒りのせいで少しずつ口調が荒くなっている。
獄城玲於奈:「お二人さんのお怒りは最もやとしてな」
志木倫堂:「何だよ」
獄城玲於奈:「UGNのオーダーはどうなんよ」
志木倫堂:怒気が漏れていたのだろう、と察して眉間を揉む。
獄城玲於奈:「研究の詳細が欲しいんか?アルマの身柄の確保か?」
東雲芽衣:「そうですね。研究の詳細を得ても、およそ世間に認められる技術ではないですし、」
獄城玲於奈:「ちゃうよなぁ」
獄城玲於奈:「つまり?」
東雲芽衣:「身柄を確保してもどんな手段をつかって身体を乗り換えて抜け出すかわからない」
興津和沙:「止めてやりゃいいんだよな。戦争は終わった。あいつが所属した軍も消えた。なら、こんなクソみてえな実験を続ける大義はねえ。」
興津和沙:「増して、旧日本軍だってつってもイタリアは同盟国だ。同盟国のガキ相手にこんなクソみてえなことやらかすやつに遠慮なんかおるか。」
興津和沙:「こいつはもう軍人でもなんでもねえ、実験っつー手段にとりつかれて目的を失ってる糞だ。ぶっ潰してやろうぜ。」
東雲芽衣:「少なくとも、実験を止めさせるひつようはあり、なおかつ記憶保存物体を確保・あるいは破壊すればベスト」
東雲芽衣:「……そう、上からは伝えられています」
志木倫堂:「シンプルだな。シンプルなのはいい」
獄城玲於奈:「ぶち殺しても問題ないわけやな、しかも実験結果を丁寧に残す必要は無し」
獄城玲於奈:「で、お二人さんはフランカちゃんを助けたい、と」
獄城玲於奈:「それも問題あらへんね?」
興津和沙:「ったりめえだ。じゃねえ、たりめえですわ。」
志木倫堂:「ああ、そこは好きにやらせてくれるみてーだし……」
志木倫堂:「別に好きにさせてくれるわけじゃなくても、そうする」
東雲芽衣:「うん、じゃあ話はまとまったかな。私も同じ気持ちではあるし」
獄城玲於奈:「手綱の効きそうにない面子をよう選んだもんやねぇ」
志木倫堂:「人のこと言えた義理か?」
獄城玲於奈:「ええやん、楽しそうや。暴れがいあるし?」
志木倫堂:そう言って、うすく笑う。
興津和沙:「バッカ、今の私たちは先生だぜ。」
獄城玲於奈:「カワイイ生徒の為や」
興津和沙:「生徒の為に体張らなくてどうすんだよ」
志木倫堂:「良いこと言うじゃん」
東雲芽衣:「うん、立派な教師だね。姫先生」
志木倫堂:ひゅう、と口笛。
興津和沙:「名乗ったからにはしっかり真っ当しねえとだからな。」
興津和沙:「お姫様だって、先生だって。そういうもんだ。」
興津和沙:「だから、あの子にもちゃんとそれを見せてやるさ。」
興津和沙:いつもみたいな子供のような笑みでなく、どこか強さのある微笑みを見せる

GM:最後のロイス・購入判定!
志木倫堂:ロイス 獄城玲於奈 感服〇/不安
志木倫堂:購入はトンファー
獄城玲於奈:フランカ/大物かなー○/甘いかなー
興津和沙:敵/有馬栄/好奇心/忿怒〇
志木倫堂:2dx>=5
DoubleCross : (2R10[10]>=5) → 8[7,8] → 8 → 成功

獄城玲於奈:アルマ/潰しがいがある/ムカつく○
興津和沙:ボデマ
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[9,10]+7[7] → 17

興津和沙:いえい!
GM:やるー
獄城玲於奈:うーん、どうするかな
獄城玲於奈:クリスタルを狙うか 安パイのジュラルミンあたりを狙うか
志木倫堂:買えるものがなさ過ぎて買ったトンファー、獄城さんが購入失敗した時用のガード3以外の用途は特にないですが
獄城玲於奈:なるほどありがたい
志木倫堂:買える者がなさ過ぎただけなので考慮して下さる必要はないです
獄城玲於奈:ならクリスタルシールド!
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:74->75)
獄城玲於奈:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 6[1,5,5,5,6]+4 → 10

獄城玲於奈:ぬうー低い
獄城玲於奈:ダメ!
獄城玲於奈:トンファーください
志木倫堂:つまらないものですが……(渡す)
獄城玲於奈:おおきにー

【クライマックス】

GM:カペッロ邸。
GM:君たちはこの家を訪れた。家庭教師失踪事件を終幕させるために。
フランカ・カペッロ:「今日は東雲先生の授業ですね。なにを教えてくださるのですか?」
東雲芽衣:「今日は体育だよ。良い走り方を教えてあげるから、お庭でやろっか」
フランカ・カペッロ:「はい!」
東雲芽衣:ごめんね、と姫先生たちにジェスチャーをしながら、フランカを連れて外に出ていきます。
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:56->60)
GM:すみません、全員登場お願いします!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が2上昇(侵蝕率:75->77)
興津和沙:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 10[10]+64 → 74

興津和沙:ぎゃばー
GM:わお
アルマ:「……?お三方は行かなくて良いのですか?」
興津和沙:「東雲先生なら、一人で大丈夫でしょー」
獄城玲於奈:「ウチの番は昨日で終わっとるしねぇ」
獄城玲於奈:「二回働くんやったらお金もぎょうさん貰わんと」
志木倫堂:「……じゃあ何で来たんだよ、ってなるよな」
アルマ:「はい。待遇の面でなにかご不満でもありましたか?」
獄城玲於奈:「ええやん、他のせんせーの授業の時はのんびりさせてぇな」
興津和沙:「あるよー、私達の分じゃないけどね。」
志木倫堂:ゆっくりと歩いて、アルマさんの背後に回ります。退路を塞ぐように。
志木倫堂:「話をしに来た。これまで居なくなった、あー……」
志木倫堂:「たくさんいたっつー前任者どもの話と。フランカの話と」
アルマ:「……なるほど」
アルマ:「警察の者か。あるいはUGNか?」
興津和沙:「あははは、警察が未成年にヤクザのとこに潜入任務依頼してたらいやだな。」
興津和沙:「「いや、UGNでも普通にいやだな。何考えてんだあいつら。」
獄城玲於奈:「家庭教師の者ですぅて答えんのが格好ええんとちゃう?」
興津和沙:「けど。」
志木倫堂:「まあ、あっちの人出が足りてないお陰で食えてる所はあるからな」眼鏡を拭いて、仕舞う。
興津和沙:「そうだね。家庭教師だから。生徒を助けに来た。」
興津和沙:「それに。ちゃんと事情を話して無茶させるUGMの方が、何も知らない子供を利用してるてめえよりナンボもマシだ。」
志木倫堂:「そうなるな。だから、前任者の事については宣言だけだ。てめーをどうにかするっていう」
志木倫堂:「そして、フランカの事についても聞くことは一つしかない」
アルマ:「いいでしょう。質問をどうぞ」
志木倫堂:「あいつを何だと思っていやがる」
志木倫堂:シンプルな問いだ。
アルマ:「そうですね……大切な」
アルマ:「大切な、実験の”材料”、ですね」
志木倫堂:「ふーん、オッケー。ありがとうよ」
志木倫堂:陽炎が揺らいだ。
志木倫堂:それは次第に室内を対流する風となり、柔らかい髪をそよがせる。
志木倫堂: ゴ ォ
志木倫堂:少年を取り巻くように火の手が上がる。獅子の鬣のごとく、亜麻色の髪が炎の黄金に染まる。
志木倫堂:「それさえわかれば、十分」
興津和沙:「ははっ」
興津和沙:「なんだかんだ言って結局私より熱くなってんじゃねえか、志木先生。」
興津和沙:アルマ、いや、有馬栄を睨みつける。
興津和沙:「じゃあ、こっちもカッコいいとこ見せてやろうぜ。」
興津和沙:右手を、宙空に捧げ
興津和沙:「来い!寒骨白!」
興津和沙:と叫ぶ。
興津和沙:すると、柄が一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)。さらに柄の太さは両手の指でも回り切らないほどの朱槍が
興津和沙:壁をぶち抜き、興津和沙のもとへ飛んでくる!!
興津和沙:隋末の名将、単雄信の愛槍寒骨白。それを携える現代の『飛将軍』『万人敵』こそが、姫!興津和沙!!
興津和沙:「わはははは!!自走させるのは梓のとき以来だな、おい!さあ、やってやろうぜ!」
獄城玲於奈:「いやー、派手に壊れたねぇ」
獄城玲於奈:「最初に壊したんウチとちゃうから、請求はウチにせんとってな」
獄城玲於奈:「悪モンの科学者が悪そうな事言うてくれて」
獄城玲於奈:「みんなヤル気出しとるし?」
獄城玲於奈:「ええと思うよぉ、やりたい事やったらええねん、誰かてな」
獄城玲於奈:眼鏡を外しセーターを脱ぎ捨てジャケットを羽織る
獄城玲於奈:「その結果どうなろうとかまへん覚悟はどいつもこいつも完了済みや!」
獄城玲於奈:「覚悟決めたヤツで決着つけようやない」
獄城玲於奈:ナニースーツにジャケットを羽織って良い感じにニヤニヤ笑う
獄城玲於奈:バニー
獄城玲於奈:「ほな授業開始やな!」
アルマ:「わかりました。それなら私も覚悟を決めて戦いましょう」
アルマ:「私はAlma(アルマ)! 『A』をその名に二つ宿す『ハートのA』! Aは最初のアルファベットである!」
アルマ:「すなわち私こそが始まり。原初の荘厳。無窮なるアルファ。実験を成功させ、そして――最初の超人類《ツァラトゥストラ》となる者だ!」
アルマ:「第0942号中隊・荘都技術少尉の仕事を引き継ぐ者として、貴様らを死ぬ気で迎え撃つ!」
GM:では全員衝動判定を行ってください。難易度は9。
興津和沙:うおー!
興津和沙:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[2,7]+1 → 8

興津和沙:ぎゃ、暴走!
興津和沙:2d10+74
DoubleCross : (2D10+74) → 10[8,2]+74 → 84

獄城玲於奈:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 9[1,3,9]+1 → 10 → 成功

志木倫堂:3dx+1>=9 思い出の一品!
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 6[1,4,6]+1 → 7 → 失敗

志木倫堂:暴走!
獄城玲於奈:まぁ成功したけど あんまり変わんないかなw
興津和沙:カバーリンガーが!
志木倫堂:2d10+60 あがれ!
DoubleCross : (2D10+60) → 18[10,8]+60 → 78

獄城玲於奈:カバーはこっちもできるからね
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が10上昇(侵蝕率:77->87)
GM:戦闘開始!
GM:エンゲージはこちら!
アルマ[18]

(5m)

獄城玲於奈[6]、興津和沙[5]、志木倫堂[4]
GM:ではセットアッププロセス!
獄城玲於奈:コーリングシステムを使用します!
志木倫堂:永遠の炎 攻撃力+20
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+4した(侵蝕率:78->82)
獄城玲於奈:「来ぃや、ヘカトンケイル!」
獄城玲於奈:どごおおおん!
獄城玲於奈:天井を突き破って多腕の巨人が飛来する
獄城玲於奈:「ほいっと!」
獄城玲於奈:巨人の胸ががぱっと開き、そこにあるコクピットに飛び乗る
獄城玲於奈:ガチャン!
獄城玲於奈:「ンン!ま、元々こわれとったし堪忍な?」
志木倫堂:「でけーロボに、それ以上に馬鹿でかい槍、な。はっ! ご機嫌なことになって来やがった」
獄城玲於奈:防具とフォールンマシン込みで行動値は2まで低下
興津和沙:「寒骨白ね!由来については各自宿題で!」
アルマ:こちらはセットアップ特になし!
志木倫堂:忘れてました! 行動値0!
興津和沙:なし!
GM:イニシアチブ!
獄城玲於奈:セルフバーサクを使用します
獄城玲於奈:ちゃう バーサークセルフ
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が3上昇(侵蝕率:87->90)
獄城玲於奈:暴走してこのラウンドの命中ダイス+2
獄城玲於奈:変異暴走により行動値は0になります
獄城玲於奈:衝動:解放なのでリアクションやカバーに影響はない
獄城玲於奈:「ははッ!アーハハハ!キュー二ホングンかなんか知らへんけど!ま、古臭いこっちゃな!」
獄城玲於奈:「最新の技術いうのを見せたるわぁ!」
獄城玲於奈:以上です
アルマ:「では旧日本軍の実力をお見せしましょう」
アルマ:《極大消滅波》!
興津和沙:wwwwwwww
興津和沙:ずるいぞ!!!
志木倫堂:リア不だ
志木倫堂:拒絶領域の力を見せてやれ
GM:リア不ですね
獄城玲於奈:こいやー
アルマ:7d10
DoubleCross : (7D10) → 43[7,6,2,8,8,7,5] → 43

興津和沙:ちぬ!!
志木倫堂:でっか! 死にます
志木倫堂:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 5[5]+82 → 87

志木倫堂:リザレクトでHP5
興津和沙:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 9[9]+84 → 93

獄城玲於奈:拒絶領域とセルスタッフ:ガード×2で24点軽減
獄城玲於奈:19点ダメージを受けますが残りHP9で立ってます
GM:固い!
獄城玲於奈:「アハハハハ、言うたやろ?最後に立ってる家庭教師が一番やってねぇ!」
アルマ:エネルギーの力場を放つ。これが、これこそが、旧日本軍の実力!
獄城玲於奈:へカトンケイルが煤けた程度で立っている
獄城玲於奈:「そこそこ気合い入ったわ」
志木倫堂:「ぐぅ……おっ!」爆炎で最低限の衝撃を相殺し、リザレクトに任せる。
志木倫堂:「硬った! 何だそれ!」
興津和沙:エネルギー波に臓腑を撃たれ、血反吐を吐く
興津和沙:だが、眼光は衰えていない。有馬栄を睨みつける
GM:では、行動値18のアルマの手番!
アルマ:マイナーなし
興津和沙:ずるいぞ!!
アルマ:《幻惑の光》《主の右腕》《雷神の槌》《コンセントレイト:ブラックドッグ》
志木倫堂:あまりにも速すぎる……神の如き速度……
アルマ:攻撃対象はPC全員!
獄城玲於奈:眩しい
アルマ:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,3,3,4,5,5,7,7,8,8,8,10,10,10]+10[2,3,3,5,5,5,6,8]+6[6]+4 → 30

興津和沙:リア不!
志木倫堂:暴走! リアクション不能!
獄城玲於奈:ガード
志木倫堂:あっ幻惑の光って
志木倫堂:なんかバステついたりします?
GM:あ、そうだ。放心つきますね
GM:すべての判定ダイス-2!
志木倫堂:じゃあ庇ってほしいかもしれない!
獄城玲於奈:イエース
志木倫堂:ありがと!
獄城玲於奈:崩れずの群れを使用します
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が2上昇(侵蝕率:90->92)
獄城玲於奈:志木先生をカバー
アルマ:4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 24[2,10,2,10]+14 → 38

興津和沙:ちぬ!
興津和沙:リザレクト!
興津和沙:1dx+93
DoubleCross : (1R10+93[10]) → 7[7]+93 → 100

興津和沙:ちょうど!
獄城玲於奈:諸々有効ですよね
GM:有効です
獄城玲於奈:装甲がへカトン15+バニー12で27!
獄城玲於奈:ガード値が3
獄城玲於奈:30点軽減して8
獄城玲於奈:範囲をカバーしてるので倍にして16点
獄城玲於奈:拒絶とセルスタッフで24点軽減して無傷です
GM:やべー
志木倫堂:流石最新技術! かっこいい!
アルマ:閃光と電光が迸り、空間そのものを蹂躙する。
獄城玲於奈:「ほいっと!」
志木倫堂:「うおお!」
獄城玲於奈:志木の前に立ち塞がる
志木倫堂:多腕巨人の背に隠れ、光線をやり過ごす。
獄城玲於奈:防御機構が展開し電光を弾く
獄城玲於奈:「うふ!ははははー!?」
志木倫堂:「すげえ! すげーな獄城先生!」
獄城玲於奈:「眩し!ちょ、光りすぎやろ!」
獄城玲於奈:「目がチカチカするぅ!」
獄城玲於奈:放心を受けます
志木倫堂:ぎゅんぎゅん動くロボットが良い感じに活躍しているので興奮している。
アルマ:「私はこの力で、イタリアマフィアの間では『電光のアルマ』と恐れられていた。それを無傷で防ぐとは……!」
獄城玲於奈:「ウチのへカトンは特別製やからね」
GM:では興津さんの手番!
興津和沙:じゃあ、有馬さんのロイスを切ってバステ解除
興津和沙:マイナーで10m移動、接敵
興津和沙:メジャーでコンセ+爪剣+アタックプログラム!
興津和沙:11dx7+11
DoubleCross : (11R10+11[7]) → 10[1,3,3,3,4,4,5,5,6,7,8]+1[1,1]+11 → 22

興津和沙:うわ、腐った!
アルマ:ドッジ!
興津和沙:や、やめろー!
アルマ:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 9[1,3,4,4,5,6,6,8,8,9]+4 → 13

興津和沙:こえー!
GM:ぐぬぬ!
GM:ダメージをどうぞ!
興津和沙:ダメージ!3d10+33
興津和沙:あ
興津和沙:3d10+33
DoubleCross : (3D10+33) → 18[4,6,8]+33 → 51

志木倫堂:つえー
興津和沙:侵蝕が107に
GM:51点ダメージ!
GM:まだ生きてる!
獄城玲於奈:固定値が既に高いもんなー
興津和沙:ヘカトンケイルが閃光を弾き、その様に志木先生がはしゃいでいる。
興津和沙:ただでさえ目立つ二人だ。数瞬の間、有馬の意識はそちらに向くだろう。
興津和沙:その僅かな隙を
興津和沙:興津和沙の喧嘩で鳴らした勘と、寒骨白が単雄信とともに駆けた戦場の経験は
興津和沙:決して!逃さない!
興津和沙:「ラアアアアアアアア!!!」
興津和沙:朱電一閃!!
アルマ:「ぐっ、二人に気を取られすぎたか!」
アルマ:「がは……!」
興津和沙:閃光に目を焼かれながら、電光に皮膚を焦がされながら!
興津和沙:一切の躊躇なく朱槍が有馬を貫く!
興津和沙:「てめえの戦争は終わってんだぜ。」
興津和沙:「目的も失ってんのに、目標だけに執着してガキに迷惑かけてんじゃねえよ!ボケ!」
興津和沙:ドガッ!
興津和沙:有馬さんを蹴り飛ばし、距離を取りながら啖呵を切ります
アルマ:「ハァ……ハァ……そう簡単に諦めないさ。なにせ、この実験を達成させることが、私の夢……!」
GM:次は行動値0の二人か。どちらが先に行動します?
志木倫堂:では自分が
GM:わかりました。志木くんの手番!
志木倫堂:マイナーでジェネシフト
志木倫堂:4d10+87
DoubleCross : (4D10+87) → 17[4,3,8,2]+87 → 104

志木倫堂:良い感じ
志木倫堂:メジャー《コンセントレイト》《結合粉砕》《焦熱の弾丸》《プラズマカノン》
志木倫堂:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,7,9,9]+10[5,6,9]+10[7]+10[9]+2[2]+2 → 44

興津和沙:まわった!!
GM:ぬぬぬ
GM:けど一応ドッジ!
GM:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 9[1,1,2,2,2,4,5,5,9,9]+4 → 13

GM:だめ!
GM:ダメージをどうぞ!
志木倫堂:5d10+42 装甲無視! おりゃ!
DoubleCross : (5D10+42) → 32[8,1,9,10,4]+42 → 74

獄城玲於奈:つよいつよい
興津和沙:つえー!
GM:74ダメージ!
GM:まだかろうじて生きてる!
志木倫堂:しぶとい
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+11した(侵蝕率:87->98)
志木倫堂:うそ!
志木倫堂:118です
志木倫堂:大仰にヘカトンケイルに感心していたのは、半分は本心。
志木倫堂:半分は、怒りで我を見失いそうなときは『そうしろ』と教えられたからだ。
志木倫堂:善なるものを肯定しろと、頬が吊り上がる。目の前の敵を食い殺さんばかりに獰猛な──しかし、それは笑みの形をしている。
志木倫堂:爆発的に、纏う熱が膨れ上がった。
志木倫堂:「良かったぜ」
志木倫堂:「フランカの前で、テメーがその」
志木倫堂:「『夢』なんて言葉を口にすることになんなくて、良かった」
志木倫堂:かつん、と靴先の叩いた床がぐにゃりと赤熱し、火花を噴き上げながら割ける!
アルマ:熱の奔流を前に、回避行動を試みるが――
アルマ:「間に合わない!」
志木倫堂:その赤線は蛇行しながら床を、壁を走り建材を巻き込みながら、溶岩のごとく肥大化していく。
志木倫堂:──彼がかつて師から教えられたもう一つ。ファルスハーツの実験によって手に入れた、自身の制御限界を大きく超えた熱量を操る方策。
志木倫堂:三次元の熱量操作を壁床を走る二次元に落とし込み、それは灼熱の腕となって有馬栄へと激突する
志木倫堂:「バッド・ハウンド」
アルマ:「――ッ!}
志木倫堂:爆発。爆発。爆発──。
興津和沙:「ちょ、ま…うおおおおおおおお!?!!?!?!?」
志木倫堂:衝撃と熱量が、その体躯を吹き飛ばす。
獄城玲於奈:「アッハハハハ!ええやんええやん!」
アルマ:「がっ……!くっ、この、……!」力を入れて立ち上がるが、その体は既に満身創痍だ。
興津和沙:「志木先生、私のこと見えてるー!?そういうことするならさっきに言って!?」
志木倫堂:「マジでごめん! やっぱ冷静じゃねーわ!」
興津和沙:超高熱の爆発に身を晒されながら叫ぶ!多分、コントールしてくれてると思うけど、超怖い!
GM:では獄城さんの手番!
獄城玲於奈:マイナーで接敵 5mなら移動できる
獄城玲於奈:メジャーで運転:多脚戦車 フォールンマシンヘカトンケイルで運転攻撃
獄城玲於奈:オートで紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:バーサク分のダイスは放心で相殺して
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率が1上昇(侵蝕率:92->93)
獄城玲於奈:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 9[1,1,4,6,6,9,9]+2 → 11

アルマ:ドッジ!
アルマ:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 7[1,1,1,2,3,3,3,4,5,7]+4 → 11

獄城玲於奈:惜しい
獄城玲於奈:「アーハハハハ!」
獄城玲於奈:ドスドスと巨人が突進
獄城玲於奈:四本の腕を適当にブン回す
獄城玲於奈:進路上の瓦礫がバキバキ粉砕され
獄城玲於奈:「悪いなぁ、お上品な攻撃は!」
獄城玲於奈:「苦手やねん」
獄城玲於奈:更に大ぶりのパンチを放つ!
アルマ:「……これなら!」
アルマ:転がるように回避!
獄城玲於奈:床に大きな穴が開く
獄城玲於奈:「ありゃ?」
獄城玲於奈:「避けんでもええやん?」
アルマ:「避けるでしょう……!避けられるものなら!」
獄城玲於奈:「ケチー」
獄城玲於奈:床から腕を引き抜いてブンブン回す
獄城玲於奈:「次は当てる」
興津和沙:「そのためには、もっかいさっきの光線に耐えなきゃね。」
興津和沙:「そのロボット、まだ持ちそう?」
獄城玲於奈:「よゆーよゆー」
興津和沙:「は、さっすが!頼りになるね!」
GM:クリンナッププロセス!
興津和沙:なっしん!
志木倫堂:なし!
獄城玲於奈:なし
アルマ:こちらもなし!
GM:1ラウンド目終了!
GM:2ラウンド目を開始します。セットアップから!
志木倫堂:なし
アルマ:なし!
興津和沙:なし!
獄城玲於奈:なし
GM:では行動値18のアルマの手番!
GM:マイナーなし!
興津和沙:こいや!!
GM:《幻惑の光》《主の右腕》《雷神の槌》《コンセントレイト:ブラックドッグ》
GM:志木くんに攻撃!
GM:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,3,5,6,7,7,7,8,9,9,10]+4[1,1,1,2,3,4,4]+4 → 18

志木倫堂:リアクション不能! 来な……!
興津和沙:志木ぴょん…!!
GM:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 11[4,7]+14 → 25

志木倫堂:当然死ぬ!
志木倫堂:獄城さんのロイスを切って復活します。
アルマ:再び閃光が走る。一人を狙うには過剰なほどのまばゆい電光。
アルマ:「歯向かってきた家庭教師は他にも居た。しかし、その全てはこの電光で倒してきた!」
志木倫堂:赤熱させた壁が隆起する。それは光の奔流をほんのわずかに押しとどめ。
志木倫堂:「──は、どこ狙ってんだっつーの」
志木倫堂:すぐに蒸発していく。だが、そのわずかな時間さえあれば。
志木倫堂:『決められる』と。そう信じるに足る体捌きを、既に見ている。
GM:興津さんの手番!
興津和沙:マイナーなし
興津和沙:メジャーでコンセ+爪剣+アタックプログラム
興津和沙:11dx7+11
DoubleCross : (11R10+11[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,6,7,8,8]+10[6,8,10]+10[1,8]+3[3]+11 → 44

興津和沙:よっし!さっきの倍だ!!
アルマ:ドッジ!
獄城玲於奈:やれー
獄城玲於奈:当てろー
アルマ:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 6[1,2,3,3,4,4,5,5,5,6]+4 → 10

興津和沙:っしゃー!
GM:全然駄目!
GM:ダメージをどうぞ!
興津和沙:5d10+33
DoubleCross : (5D10+33) → 22[4,8,2,7,1]+33 → 55

興津和沙:ダメージは対してかわらねえ!
GM:55ダメージ!
GM:死!
GM:ですが、《燃える魂》!
志木倫堂:ギャー!
アルマ:戦闘不能を回復し、HP30点回復!
GM:演出等どうぞ!
興津和沙:すっ体の力を抜く
興津和沙:肉でなく、骨で持って槍を支える
興津和沙:志木先生の、熱に寄って地形を変化させる、一見強引に見える防御手段。
興津和沙:その裏に、次の攻撃の布石を残す知性があることを。
興津和沙:興津和沙は知っている。ともに家庭教師をした経験で知っている。
興津和沙:「い、くぜ!!」
興津和沙:ガッ!と力強く左脚を踏み込む!
興津和沙:先ほどと同じ間合い、同じタイミング!熟練の兵士なら、一度見た技を二度も食らうことはないだろう!
興津和沙:しかし!
興津和沙:「合わせろ!志木先生!」
志木倫堂:「応!」
興津和沙:踏み込み、槍を突き上げる瞬間!
興津和沙:踏み込んだ地面が隆起し、寒骨白の突きが、さらに加速する!!
アルマ:「なっ……!?」
アルマ:躱せると見込んだこともあって、その加速は不意を突かれた
志木倫堂:「やれ! 姫先生!」
興津和沙:ほんの僅かな加速、だが、それはアルマの予測を超え、一死に報いるには十分すぎるほど、連携!
興津和沙:「アアアアアアアアア!!!ッチィィィィんだよ、ボケエエエ!!!!」
興津和沙:ド ン ! !
アルマ:その攻撃を受け、アルマは倒れる。
アルマ:だが。
アルマ:「”復・活”(RE・BORN)!」
アルマ:「成果を生み出さなければ、私は、私は死んでも死にきれないッ……!」
アルマ:気合を入れて、復活する!
興津和沙:「だから、どうした。」
興津和沙:「特別だ。てめえにも歴史の授業をしてやらあ」
興津和沙:「人間はな、一代で事業を完遂させるやつなんざそういねえんだよ。」
興津和沙:「始皇帝の、中華統一の事業は漢が受け継ぎ、劉邦の匈奴討伐の夢は武帝の代になるまで果たせなかった。」
興津和沙:「私達は、先人の夢を果たすために今を懸命に生き、自分の夢をいつか叶えるために何かを残すんだ。」
興津和沙:「そんな、なあ!!5000年も昔から人類がずっと続けてきたこともできねえやつが超人とか言ってんじゃねえや!」
興津和沙:「そんなに超人になりてえんならラクダからやり直せボケ!!」
GM:では志木くんの手番!
志木倫堂:ではマイナー暴走解除
志木倫堂:メジャー《コンセントレイト》《結合粉砕》《焦熱の弾丸》《プラズマカノン》
志木倫堂:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[2,3,7,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,1,3,4,6,6,9,10]+10[8,10]+6[2,6]+2 → 38

アルマ:ドッジ!
アルマ:10dx+4
DoubleCross : (10R10+4[10]) → 8[3,3,4,4,4,4,5,6,6,8]+4 → 12

GM:だめだー ダメージどうぞ!
志木倫堂:4d10+19 装甲無視!
DoubleCross : (4D10+19) → 25[2,6,10,7]+19 → 44

志木倫堂:よし
GM:44ダメージ!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+11した(侵蝕率:118->129)
GM:アルマは戦闘不能になります。つまり!
GM:戦闘終了です!
志木倫堂:「悪ぃ姫先生。でも」
志木倫堂:すでに即席の防塁は蒸発していた。急所を庇った四肢は火傷を通り越し、表面が炭化している。
志木倫堂:「俺もまぁまぁ体焼かれてるし、情状酌量頼む──」
興津和沙:「じゃ」
興津和沙:「最後に派手に一発頼むよ。」
興津和沙:「そしやたらチャラだっ」
志木倫堂:にやりと笑う。
志木倫堂:足元から走る赤閃輝、4筋。
志木倫堂:「やる気の出る事言ってくれやがる」
興津和沙:「生徒のやる気を促すのも、先生の仕事だからねっ」
志木倫堂:それは火炎を上げながら狩猟者のごとくアルマの退路を断ち、追い込む。
志木倫堂:「──何が死ぬ気だ。その体は」
志木倫堂:命中。爆発。その銘は、”灼岩の駆り手(バルカノーツ)”の志木倫堂。
志木倫堂:「てめーのもんじゃ無ぇだろうが!!!」
アルマ:「ぐっ!?あぁあああ!?」爆発をまともに喰らい、絶叫を上げる。
志木倫堂:「ぶっ壊れやがれ、ロートル野郎」
アルマ:吹き飛ばされ、壁に激突し、そのまま倒れ伏す
GM:その時、一筋の光のような声が響き渡る。
フランカ・カペッロ:「アルマ!」
GM:声をかけたのは、一人の少女。フランカ・カペッロ。

GM:数分前。
東雲芽衣:「ほら、こうやって走ると走りやすいでしょ?」
フランカ・カペッロ:「はい!……?なんだかお屋敷の中が騒がしいですね?」
東雲芽衣:「……」
フランカ・カペッロ:「東雲先生?」
東雲芽衣:「……フランカちゃん」
フランカ・カペッロ:「はい」
東雲芽衣:「自己紹介ゲームのときに、しそびれた質問、今やっていいかな?」
フランカ・カペッロ:「どうぞ!」
東雲芽衣:「……フランカちゃんは、アルマさんが今までやってきたことについて知りたい?」
フランカ・カペッロ:「……?」
東雲芽衣:「もちろん知らなくてもいい。それは辛くて目を背けたくなるような事実だから」
フランカ・カペッロ:「!……それは」東雲先生の真剣な表情に、おぼろげに事情を理解します。
フランカ・カペッロ:私はマフィアのボスの娘だから。
フランカ・カペッロ:なんとなく、後ろ暗いことには敏感で、きっと薄々気づいてもいたのだろう。
フランカ・カペッロ:……それでも、その事実をしっかり受け止められるだろうか。
フランカ・カペッロ:そこで、獄城先生の言葉を思い出す。
フランカ・カペッロ:『自力で捕まえられる力を持つか、そういう工夫をすれば100点かな』
フランカ・カペッロ:その言葉が妙に記憶に残っていた。
フランカ・カペッロ:自力でやっていける力、それを身につけるべきだと考えるようになった。
フランカ・カペッロ:そして、志木先生の言葉を思い出す。
フランカ・カペッロ:『目の前で理解できない事が起きた時、それをどう受け止めるかっつーのは、実の所』『この世で確かだと思っていることがどれだけ自分の中にあるかで変わってくる』
フランカ・カペッロ:自力でやっていくには、情報や知識、事実を知ることが必要だ。
フランカ・カペッロ:それに、アルマが何をしていたとしても、私の世話役であることは「確か」なのだから。
フランカ・カペッロ:だから。
フランカ・カペッロ:「知りたいです。教えて下さい。大丈夫ですから」
東雲芽衣:「……うむ。フランカちゃんは強い子だね」
東雲芽衣:私は、フランカちゃんを一度撫でて、それから。
東雲芽衣:「では、アルマさんがしていたこと、それを教える授業を始めます」

GM:現在。
GM:フランカは、アルマに向けて言葉を紡ぐ。
フランカ・カペッロ:「待って。最後に一言だけ」
フランカ・カペッロ:礼を失してはならない。
フランカ・カペッロ:「今まで、ありがとう」
フランカ・カペッロ:それは――姫先生が教えてくれたこと
フランカ・カペッロ:「別の目的があったとはいえ、色んな人達に非道いことをしていたとはいえ、あなたは私の面倒を見てくれた。それだけは……ありがとう」
GM:大粒の涙を流しながら、フランカ・カペッロはそう言った。
アルマ:「…………」
アルマ:既に焦点の合わなくなった瞳がゆっくりと閉じられていく。
GM:アルマの肉体からトランプカード状の記憶保存物体が摘出されます。
GM:摘出されたカードは「ハートのA」。
GM:戦闘時の負荷が大きかったのか、記憶保存物体はそのまま砕け散ります。
GM:最後にアルマがフランカの言葉を聞き届けたのか否か。
GM:それはわからないが、少なくとも。
GM:これでカペッロ家の騒動は終幕したといってよいだろう。

GM:バックトラック!
GM:Eロイスは「無限を継ぐ者」。
GM:つまり一つ!
興津和沙:イエア!
獄城玲於奈:イエーイ
興津和沙:いただくぜ
興津和沙:114-1d10
DoubleCross : (114-1D10) → 114-6[6] → 108

興津和沙:ここは一倍ぶりだな!
獄城玲於奈:既に帰還している
興津和沙:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-22[5,2,7,3,5] → 86

興津和沙:いえす、5点!
志木倫堂:129-1d10
DoubleCross : (129-1D10) → 129-10[10] → 119

志木倫堂:倍振り!
志木倫堂:119-10d10
DoubleCross : (119-10D10) → 119-56[10,8,1,8,7,5,2,5,6,4] → 63

志木倫堂:3点で帰還。
獄城玲於奈:無難に3点を貰うのもなんだし ここは1倍ぶりの力をみせてやんよー
獄城玲於奈:93-6d10
DoubleCross : (93-6D10) → 93-45[10,5,9,9,3,9] → 48

志木倫堂:そんな……無茶だ!
獄城玲於奈:ヘアー!
志木倫堂:すごい出目
獄城玲於奈:ククク
獄城玲於奈:3点
GM:いつもの5点、シナリオ点6点のEロイス1点、12点に侵蝕を足した点数が最終経験点です。
志木倫堂:15点! いただきます
獄城玲於奈:15点です
GM:興津さんは17点かな
GM:GM経験点は16点!
興津和沙:ごっつぁんです!
興津和沙:一番多くもらってしまった

【合同エンディング】

GM:UGN作戦会議室。
GM:任務の始まりであったこの場所に、君たちは集っていた。
GM:そして、フランカ・カペッロもその場にいる。
GM:彼女はひとまずUGNで保護という結果になった。
興津和沙:「とりあえず、お疲れ様。」
東雲芽衣:「おつかれさまでした!」
興津和沙:「みんな無事で良かったけど」
興津和沙:フランカちゃんの方を気にしている
志木倫堂:「あぁ」
フランカ・カペッロ:「? 私、かしら?」
獄城玲於奈:「ま、せやねぇ」
志木倫堂:「アルマはアルマじゃなかったし」
獄城玲於奈:「いきなり家も壊れてしもたしなぁ」
志木倫堂:「俺達だって、別の魂胆があってあの場に居たわけだ」
獄城玲於奈:「オマケに家庭教師のお兄さんとお姉さんは良く解らん連中やったわけや」
フランカ・カペッロ:「そうね。でも、大丈夫よ」
フランカ・カペッロ:「それはもちろん、これから先のことは不安が多いけれど」
フランカ・カペッロ:「自分でも思ったより、大丈夫よ」
フランカ・カペッロ:「なにしろ、マフィアのボスの娘だもの!」
興津和沙:「自分で言っちゃうんだ。」
志木倫堂:「……まあ、何よりだよ」溜め息をつくように。
興津和沙:目の前の少女の可愛らしさと、ほのかに見え隠れする強さに思わず笑みが溢れる
志木倫堂:「大丈夫でもなくなったら、また今ここにいる誰かにでも相談するといい」
獄城玲於奈:(強気を装える言うのも強さやしねぇ)
フランカ・カペッロ:「えぇ。その時は存分に頼りにさせてもらうわ。もちろん……」
志木倫堂:「俺達は隠し事はあったが、どいつも家庭教師をやったことまで嘘にする気はないからな」
フランカ・カペッロ:「対価は用意した上で!」獄城さんの方をちらっと見ます
志木倫堂:「は、大物」少し笑う。
獄城玲於奈:「お、中々格好ええやない。他人に弱気な所を見せへん言うのは人の上に立つ上で必要な才能や」
フランカ・カペッロ:「そうよ。私はいずれ人の上に立つの!政治家になることだって、まだ諦めてないわ!」
獄城玲於奈:「民衆いうのはだいたいアホやから弱気でふにゃふにゃしたヤツには誰もついてこんからなー」
東雲芽衣:「獄城さんは時々クリティカルなこというよね」
獄城玲於奈:「自信にあふれ取ってメリットをばら撒けるやつがウケる。どこも一緒やね」
獄城玲於奈:「そういう意味でフランカちゃんは合格や」
フランカ・カペッロ:「合格!」
フランカ・カペッロ:「うれしいわ!」
興津和沙:「みんな最後まで先生してるなー」
志木倫堂:「おっ」
フランカ・カペッロ:「それは姫先生もそうだと思うわ」
興津和沙:「そうかな?」
志木倫堂:「じゃあそういう姫先生は、フランカの、そうだな。何になってやるつもりだって?」
志木倫堂:心持ちにやにやと。
興津和沙:志木くんの言葉に、ちょっと照れくさそうにする。
興津和沙:「あのね。フランカちゃん。」
フランカ・カペッロ:「はい」
興津和沙:「私は、フランカちゃんにとても失礼なことをしてしまいました。
興津和沙:「フランカちゃんに、何も知らせず事件を終わらせようとしてしまった。」
興津和沙:「私は、あの人が何も知らない貴方を利用していたことに怒りを感じたのだけど。」
興津和沙:「貴方に何も知らせないまま幕を閉じようとしたことも、貴方を軽んじてしまったことと同じだと思います。」
興津和沙:「ごめんなさい。」
フランカ・カペッロ:「……」
興津和沙:フランカちゃんに向けて、頭を下げる。
興津和沙:「そして、それが間違いだったことに気づかせてくれたもの、間違いを正してくれたのも貴方です。」
興津和沙:「フランカちゃんは、しっかりアルマさんと過ごした過去と向き合って、あの瞬間のアルマさんをまっすぐ見据えて、未来へ進む決意をされた。」
志木倫堂:始めは
興津和沙:「私には、その姿がとても立派なものに映りました。」
志木倫堂:初めは浮かべていた笑みが鳴りを潜め、神妙な表情でその会話を聞いている。
フランカ・カペッロ:「……気にしてないって流すのは簡単ですけど、これはそうしたら今度は私が軽んじていることになってしまいます」
フランカ・カペッロ:「だからこういうべきなのでしょうね。失礼なことをしてしまったということ、それに対して私は」
フランカ・カペッロ:「許します」にっこりと微笑んで。
興津和沙:「「ありがとう。」
興津和沙:「ふふ、先生してたつもりなのに、最後にはフランカちゃんに教えてもらうことになっちゃったな。」
興津和沙:「だから、うん、私は先生失格かもしれないけど。」
興津和沙:「教えて、教わって、一緒に歩いていく仲ってことで。」
興津和沙:「これからは、友達ってことでどうかな?」
フランカ・カペッロ:「!」
フランカ・カペッロ:「えぇ、もちろん!」
興津和沙:「へへ、よかった。」
興津和沙:「じゃあ、早速友達として、ちょっと肩貸してもらっていい?」
フランカ・カペッロ:「肩、ですか?どうぞ!」
興津和沙:「志木くんに靴ボロボロにされちゃって、お茶買いに行きたいのに歩きづらくて叶わなくて」
フランカ・カペッロ:「ふふふ」
志木倫堂:「チャラだから俺は謝らないぞ」ばつが悪そうだ
興津和沙:「だから、志木くんに肩貸せーとは言ってないでしょ」
興津和沙:「ちゃんと、友達に借りてるもん。」
興津和沙:「ねー?」
フランカ・カペッロ:「ねー」
興津和沙:フランカちゃんに支えてもらいながら、いたずらっぽく微笑む
志木倫堂:「敵わんなー」
フランカ・カペッロ:とても楽しそうに笑う。
獄城玲於奈:「ええやん、友達いうてはるんやし」
獄城玲於奈:「友達には弱みを見せてもええからな」
志木倫堂:「……そうだな。そこは獄城の姐さんの授業じゃ言ってなかったことだが」
獄城玲於奈:「ま、ウチに涙みせる場合は有料やけどな」
獄城玲於奈:「可愛い生徒を姫先生に独占されて泣きたかったら相手したるで?」
志木倫堂:「今のフランカにゃあ何より大事な事だろ……って」
興津和沙:「やだ、妬いてるの?」
志木倫堂:「は~~~?」
志木倫堂:「そんな事ぁねーよ!」
志木倫堂:「ほら行け! さっさと行けこの!」
志木倫堂:「……」
興津和沙:「あははは、テレてるテレてる。それ、行こっかフランカちゃん」
フランカ・カペッロ:「はーい」
志木倫堂:「悪かったなフランカ。俺は理不尽が嫌いだが」
志木倫堂:「お前の従者を奪っちまう事の理不尽に関しては、ちゃんと理解してなかったよ」
志木倫堂:「全部わかった上であそこに立ってたのは、獄城だけだ」
志木倫堂:去り行く少女に、それだけを告げる。
志木倫堂:家庭教師の三人を順繰りに眺めて。自分はこの誰の立場にも立てなかった半端ものだな、と。
志木倫堂:内心で独り言ちた。

【個別ED:獄城玲於奈】

GM:クラブハウス『STUDIO TSUKIYO』。
GM:ここはいつでも、雑多な賑わいに溢れており、
GM:次の依頼を探すのにもうってつけだろう。
GM:なにせ、情報にあふれているのだから。
GM:君、獄城玲於奈はお金を稼ぎにここにやってきていた。
GM:そこで見覚えのある青年に声をかけられる。
愛染リツキ:「よっ」
獄城玲於奈:「おー」
愛染リツキ:「久しぶりだな」
愛染リツキ:「家庭教師はうまくいったか?」
獄城玲於奈:デカいジョッキにカラフルな液体が満たされている
獄城玲於奈:「まーまーかな」
獄城玲於奈:ぐびぐびと飲み干す
獄城玲於奈:「うまッ…」
獄城玲於奈:「中々おもろかったで」
愛染リツキ:「そうか。いつかアンタの授業、俺もうけてみたいもんだな」
愛染リツキ:「もちろん」
愛染リツキ:「授業料は払うが」
獄城玲於奈:「おねーさん、このようわからんカクテルもう一杯ちょーだい」
獄城玲於奈:「ははッ、金貰えるんやったらやるけどなー」
獄城玲於奈:「リッキーの先生は他におるんとちゃうの?」
愛染リツキ:「あー、まぁ今どっかいってるけどな」
愛染リツキ:「英語だけ教わっても仕方ないと最近思い始めてるんだ」
獄城玲於奈:「なるほどなー」
愛染リツキ:「アンタの科目は社会だったか?そういうのを学んでみるのも悪くない」
獄城玲於奈:「まあ、今回の仕事もおもろかったけど、金的にはそこそこやったしなー」
獄城玲於奈:「社会か…まあ…ええけど」
獄城玲於奈:(変な事教えたらキングが嫌味言うてきそうやな)
獄城玲於奈:(ま、ええか)
獄城玲於奈:「世界に羽ばたくリッキーの為の特別授業を考えとったるわ」
愛染リツキ:「まぁ、とにかく紹介料ももらえたし、ちょっとお礼を言いたかったんだ」
愛染リツキ:「ありがとな」
獄城玲於奈:「うぇー…何にもせんで金貰えるんサイコーか?」
愛染リツキ:「最近学んだぜ、こういう礼を重んじるの、大事なんだろ?」
獄城玲於奈:「ウチはこないだの賞金首祭りでも全然みつけられへんかってスカやったのに」
獄城玲於奈:「マジメやなぁ、リッキーは」
愛染リツキ:「勤勉家というやつだ。この勤勉さを武器に、俺は世界に羽ばたく」
獄城玲於奈:「世界か、そう言うたらな」
獄城玲於奈:「将来的に世界で羽ばたきそうな子とのコネがあるんやけど」
獄城玲於奈:「今度紹介したろか?」
愛染リツキ:「お、いいね。そういうコネクションも大事だ。紹介してもらうか」
獄城玲於奈:「マジ将来性アリ、政治家候補」
獄城玲於奈:「ただなー…ちょっとだけ問題があってなー…」
愛染リツキ:「問題?」
獄城玲於奈:「リッキーは英語は少しできるやろ?」
愛染リツキ:「あぁ」
獄城玲於奈:「それだけやとアカンねん」
獄城玲於奈:「イタリア語が喋られへんとな!」
愛染リツキ:「!?」
愛染リツキ:「そうか……世界には様々な言語がある……多様性……」
獄城玲於奈:「そこでな、ウチは教材を売ったりはせん。勉強は自分でするのがええからな」
獄城玲於奈:「ここに丁度ええアプリがあんねん」
獄城玲於奈:「手数料くれたらインストールしたるけど…どう?」
愛染リツキ:「あぁ、もちろん!頼むぜ」
獄城玲於奈:「会話はな、自分で勉強せな身につかんけど。ま、文字読む助けにはなるはずや」
愛染リツキ:「ありがてぇー」
獄城玲於奈:「じゃ、今日の飲み代の奢りでどや」
愛染リツキ:「おっけー!」
獄城玲於奈:「おねえさーん!さっきのカクテル!ピッチャーで!」
獄城玲於奈:リツキからスマホを受け取り無料翻訳アプリをインストール
獄城玲於奈:「これでイタリア語の初歩はマスターしたんと同じや!」
愛染リツキ:「おぉ、やったぜ!」
獄城玲於奈:(実際、役に立つし?これくらいやったらクラブキングも怒れへんやろ…多分)
獄城玲於奈:「さ、飲も!世界に羽ばたくリッキーに乾杯!」
愛染リツキ:「かんぱーい!」

【個別ED:志木倫堂】

GM:【ED3:志木倫堂】
GM:市立榎区(えのく)図書館。
GM:カフェが併設された、大型の図書館。
GM:一度テロリストがやってきたこともあったが、今は防犯設備も整い、平穏なときが流れている。
GM:君、志木倫堂は図書館にやってくると、ちょうど玄関先である少女に出会う。
東雲芽衣:「あれ、志木くん!」
志木倫堂:「……おっ、芽衣か」
東雲芽衣:「こんにちは!この間はどうも」
志木倫堂:「ああ、こっちこそ……」
志木倫堂:「アルマのこと、フランカに話してくれてありがとうよ」
東雲芽衣:「……あー、それ、ね」ちょっとバツが悪そう。
東雲芽衣:「実はちょっと反省してる部分でもあるんだ」
東雲芽衣:「あの時、選択してもらったとはいえ、話そうとしてよかったのかなって」
志木倫堂:「俺は」
東雲芽衣:「敏いフランカちゃんだから、あの選択を迫られたらきっと聞く方を選択してしまうっていうの、なんとなくわかっていたのにさ」
志木倫堂:「あれで良かったと思う。あいつは察しが良いから、何もかも知らないままじゃいられない」
志木倫堂:「芽衣がそうしたからだ、フランカと姫サマがああなれたのは」
東雲芽衣:「……そう、かな。そう言ってもらえると、少しあのときの私に自信が持てそう」
東雲芽衣:「……それで?」
東雲芽衣:「志木くんの方も、なんか浮かない顔を一瞬したよね」
東雲芽衣:「あれはどんなことを考えていたの?」
志木倫堂:「──」
志木倫堂:「いや」目を逸らす
志木倫堂:「きっと本当に、ギリギリだったんだ。フランカに、誰が味方かを判断する材料なんてない」
志木倫堂:「いや、あったのかも知れねーけど」
志木倫堂:入り口脇のベンチに腰掛ける。
東雲芽衣:自分も、適度な距離を空けて隣に腰掛ける。
志木倫堂:「隠すのも、後になってから知られるのも、だいぶ違っただろ」
東雲芽衣:「そうだね」
志木倫堂:「フランカには、例えばいざという時の信用のある、ビジネスパートナーが必要だと思う」
志木倫堂:「例えば、中立で誠実な他の組織との仲介役だとか」
志木倫堂:「例えば────友達が必要だ」
東雲芽衣:「うん、必要だと思う」
志木倫堂:「だから良い感じに終わって良かったと思うし、どの方向にも上手く舵を切れなくて、ちょっと落ち込んでる」
東雲芽衣:「……そういうことか」
志木倫堂:「そうそう、あ────、まだまだだな」
東雲芽衣:「……ふむ。じゃあ」
志木倫堂:「こっち側に来てそこそこ経ったが、得意なのはクソ野郎をぶっ飛ばすことだけだ」
東雲芽衣:「じゃあ、東雲先生が少しだけ授業をして差し上げよう」
志木倫堂:俯いていた視線を、彼女に合わせる
志木倫堂:「そりゃ」
志木倫堂:「ありがたい。効かせてくれよ」
東雲芽衣:「志木くんは、陸上競技に……いや、水泳とかでも、いいや。とにかく運動競技に熱心に取り組んだことはある?」
志木倫堂:「無いな。目下頑張ってんのはこれだけだし」ボッ、という音と共に一瞬、掌の内側が赤く光る。
志木倫堂:「その前から一般常識を身に着けようと必死だ」
東雲芽衣:「そっか。私は陸上部だったんだけどさ」
志木倫堂:図書館を親指で指す
東雲芽衣:「あぁいうのは正しいフォームを目指して、少しでも速い記録を目指して、努力するんだよ」
東雲芽衣:「大会で結果を出すためにね」
東雲芽衣:「でも、大会でうまく結果が出せないこともいっぱいある。練習ではできていたこができなかったりね」
志木倫堂:「ああ、それは」
志木倫堂:「そうなんだろうな」
東雲芽衣:「だから、そのために日々努力する。大会で失敗した悔しさをバネにして、何度も何度もの繰り返し、練習するの」
志木倫堂:「……」
東雲芽衣:「決めるべき場面でうまく、いい感じに決められないことはあるよ」
東雲芽衣:「その時大事なのは、その時失敗したことをバネにできるか、じゃない?」
志木倫堂:「悔しさをバネにして、繰り返し練習、か」
東雲芽衣:「そう。次こそは、次こそ失敗しないようにと、頑張るの」
東雲芽衣:「それは大変だけど、そうしていくことでこそ、成長できるんじゃないかな」
志木倫堂:「そうだな、きっと。今回は丸く収まったけど。そうじゃなくても」
志木倫堂:「……ありがとな」
東雲芽衣:「はい。今日の東雲先生の授業終わり!」
志木倫堂:「あんな子供が前を向いてるっつーのに、こっちが後ろ向きでどうすんだって話だ」
志木倫堂:自販機にコインを突っ込んで、ボタンを押す。
志木倫堂:「ほい、授業料」
志木倫堂:出てきた缶を投げ渡す
東雲芽衣:「ありがたく受け取った!」にしし、と笑う。
志木倫堂:「良い授業だったぜ」
東雲芽衣:「ん。じゃあ、私はこの後買い物あるから」
志木倫堂:「おー、行ってこい行ってこい」プルタブを上げ、炭酸の刺激を喉に流し込む。
東雲芽衣:手をひらひらと振って、自動ドアを通って去っていく。
志木倫堂:渦中にいた少女の事を思う。
志木倫堂:それまでの何もかもを失っても、夢だけは失わず、新たに手に入れたものを抱きしめて。
志木倫堂:きっと──口にした通りの未来を掴むのだろう。きっと。
志木倫堂:そうだと良いと思う。
志木倫堂:カラン、とゴミ箱に投げたコーラの缶が音を立てた。大きく伸びをする。
志木倫堂:「さて、俺も頑張るかな」
GM:それぞれが、それぞれの日常に帰っていく。
GM:少しずつ変化や成長を重ねながら。

『羽根なき天使はかく語りき』 完
GM:全行程終了です!!!
GM:お疲れ様でしたー!
興津和沙:お疲れさまでした!!
志木倫堂:お疲れさまでした!
獄城玲於奈:お疲れさまでしたー